詳細ドリルダウンを備えたリスト (Windows Phone ストア アプリ)

アプリに項目のリストを表示してユーザーがタップした際に詳細情報を表示する場合には、このパターンを使います。ページには項目のマスター リストが表示され、ユーザーはそこから項目を選んで詳細を表示します。このマスター リストには、各項目について必要なだけの情報を表示できます。単純なテキスト リストから画像のリストまで、さまざまなリストがあります。また、テキストと画像を組み合わせることもできます。

この単純なナビゲーション パターンでは、ピボット コントロールやハブ コントロールは必要ありません。アプリでは起動時に、リストのページが表示されるだけです。たとえば、ノーベル平和賞の受賞者の一覧を表示するアプリはこのパターンに従っています。リストの各エントリには、受賞者の写真、名前、国/地域などを含めることができます。任意の受賞者の情報をタップすると、その受賞者の詳細ページが表示されます。

  ユーザーが選択できる項目が含まれる詳細ドリルダウンを備えたリスト パターンをアプリで使うと、多数の情報をスクロールして表示できます。

Windows Phone に付属のメッセージング アプリでは、このナビゲーション パターンが使われています。アプリを開くと、自分が参加した会話のリストが表示されます。他のページにはパンしません。このページで会話をタップすると、やり取りされた各メッセージが表示されるページに移動します。

メッセージング アプリ

メッセージング アプリ

リストに画像とテキストが含まれる、この種類のモデルを使ったアプリを次の図に示します。

World Factbook アプリ

World Factbook アプリ

混合モデル

このナビゲーション パターンを他のメイン ナビゲーション パターンの 1 つに配置する場合があります。このリストとドリルダウン機能を備えたページは、ピボット コントロールやハブ コントロールのページの 1 つとして存在できます。これには、Project Emporia アプリが該当します。このアプリを開くと、既定で、[top stories (トップ ニュース)] と [world events (世界の事件)] の 2 つの項目がピボット コントロールで使用できます。これらの各ピボット項目ではナビゲーションのパターンが使われ、ユーザーは示される項目のリストから項目を選び、ドリルダウンすることでその詳細を表示できます。

Project Emporia アプリ

Project Emporia アプリ