テキスト エディタ
Microsoft® Platform Builder 統合開発環境 (IDE) には、ソース ファイルの管理、編集、および印刷を行うための統合テキスト エディタが組み込まれています。Microsoft Windows® ベースのテキスト エディタを使用したことがあれば、このテキスト エディタの操作手順にはすぐに慣れることができます。このテキスト エディタでは、次のタスクを実行できます。
クラス メンバ、パラメータまたは値の生成リストから選択して、コードの構文を自動的に入力できます。
マクロを使用してテキスト エディタを自動化できます。
C、C++、Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition (VBScript) など、ほかのプログラミング言語を使用して、ソース ファイルを作成できます。
ソース ファイルの構文の色を設定し、カスタマイズできます。
広く使用されている Borland 社 の BRIEF と Lugaru 社の Epsilon の 2 つのテキスト エディタをエミュレートできます。
1 つまたは複数のファイルで、正規表現の使用およびインクリメンタル検索などの高度な検索および置換操作を実行できます。
"正規表現" は、ファイル内のテキスト パターンに一致する特殊文字を使用する検索文字列です。たとえば、アスタリスク (*) は、直前の文字のゼロ以上の発生を意味します。そのため、abb*c は、ac、abc、abbc、abbbc などに一致することになります。
仮想スペース オプションを使用して、より高度なカーソル移動を実現できます。
"仮想スペース" は、行末とカーソル位置の間に挿入されるスペースで、その後に新しい文字が行に追加されます。
コードをグループ化するデリミタや条件付きステートメントをマッチングしたり、[ジャンプ] ダイアログ ボックスを使用して、コードの各セクションを移動したりできます。
ブックマークを使用して、ソース ファイル内の頻繁にアクセスする行にマークを付けることができます。
"ブックマーク"は、ソース ファイル内の頻繁にアクセスする行にマークを付けます。ブックマークは、名前を付けて使用することも、名前を付けずに使用することもできます。名前付きのブックマークは、編集セッションにまたがって保存されます。名前付きのブックマークを作成すると、そのブックマークが含まれているファイルが開かれているかどうかにかかわらず、その位置にジャンプすることができます。名前付きのブックマークは、ブックマーク作成時のカーソル位置の行番号と列番号の両方を記憶します。この位置は、ファイルを編集するたびに調整されます。ブックマークの周囲の文字を削除した場合でも、名前付きのブックマークは、適切な位置にそのまま残ります。一方、無名のブックマークは、一時的な要素です。無名のブックマークは、そのブックマークが含まれるファイルを閉じたり、再ロードすると、削除されます。無名のブックマークは、現在の行だけを記憶し、カーソルの列オフセットを記憶しません。無名のブックマークが含まれている行を削除すると、そのブックマークも一緒に削除されます。
タブ、インデント、余白の選択、ファイルの保存などの設定により、テキスト エディタをカスタマイズできます。
フォントのスタイル、サイズ、色を変更できます。
行、複数行または列を選択できます。
テキスト エディタの 1 つのウィンドウ内、複数のウィンドウ間、およびテキスト エディタとデバッガの間でドラッグ アンド ドロップ編集を実行できます。
ソース ウィンドウを管理できます。
テキストエディタの使用中は、マウスの右ボタンをクリックして、よく使用するコマンドのショートカット メニューを表示することができます。使用できるコマンドは、ポインタの現在位置によって異なります。
参照
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