バッジのガイドラインとチェック リスト (Metro スタイル アプリ)

[このドキュメントは暫定版であり、変更されることがあります。]

ここでは、アプリのタイルでバッジを使う際のベスト プラクティスについて説明します。また、アプリが Windows ストアで承認されるために満たす必要がある要件も示します。

バッジの適切な使用

  • アプリで要約通知を使うシナリオだけをサポートする場合は、正方形サイズのタイルを使ってバッジを表示します。たとえば、ショート メッセージ サービス (SMS) アプリで、受け取った新しいテキストの数だけを表示する場合などです。
  • シナリオで伝える情報を小さな数値で表すことができる場合は、バッジに数値を表示します。バッジに常に 50 以上の数値を表示する可能性が高い場合は、システム グリフの使用を検討します。バッジの数値が大きくなりすぎないようにする方法として、絶対数ではなく、ユーザーがアプリを前回起動した時点からの数を示すことが挙げられます。たとえば、アプリがインストールされた時点からの不在着信の合計件数を示すよりも、ユーザーがアプリを前回起動した時点からの不在着信件数を示す方が実用的です。
  • 数値が役に立たない場合や非常に大きくなる場合は、用意されているシステム グリフのいずれかを使って変化を示します。たとえば、大量の RSS フィードの新しい未読記事は膨大な数になる可能性があります。この場合、数値ではなく、newMessage システム グリフを使います。
  • 数値に意味がない場合はグリフを使います。たとえば、タイルに再生リストの "一時停止" 通知を表示する場合、数値では意味がわからないため、paused グリフを使います。
  • 数値では意味があいまいになる場合は、newMessage グリフを使います。たとえば、ソーシャル メディア タイルのバッジに "10" と示されている場合、10 個の新しいリクエスト、10 件の新しいメッセージ、10 個の新しい通知、これらの組み合わせなど、複数の解釈が可能となります。
  • タイルのバッジに最大値の 99 が常に表示される可能性のある大量シナリオ (メールやソーシャル メディアなど) では、newMessage グリフを使います。常に最大値が表示される可能性がきわめて高い場合、同じ数値が表示された状態が続くことになり、ユーザーにとって役に立たない情報を伝えることになります。

バッジの不適切な使用

  • ワイド タイルの本文コンテンツとは別の場所でバッジの数値を繰り返さないでください。これは、2 つのインスタンスにずれが生じる場合があるためです。
  • グリフでユーザーに伝える内容が変わることがない場合は、グリフを使わないでください。グリフは通知や過渡的な状態を表します。永続的なブランド情報や状態を表すものではありません。

チェック リスト

Windows ストアの一般的な要件については、「Windows アプリの認定の要件」をご覧ください。

関連トピック

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