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LogEvent メソッド

イベント エントリをログ ファイルに追加します。

object
.LogEvent(intType, strMessage [,strTarget]) 

引数

  • object
    WshShell オブジェクトです。
  • intType
    イベントの種類を表現する数値です。
  • strMessage
    ログ エントリのテキストです。
  • strTarget
    省略可能です。イベント ログを格納するコンピュータ システムの名前を示す文字列値です。既定値はローカルのコンピュータ システムです。Windows NT/2000 にのみ適用されます。

解説

LogEvent メソッドはブール値 (イベントが正常に記録された場合は TRUE、それ以外の場合は FALSE) を返します。Windows NT および Windows 2000 では、イベントは Windows NT イベント ログに記録されます。Windows 9x/ME では、イベントは Windows ディレクトリ内の WSH.log に記録されます。イベントには次の 6 種類があります。

種類
0 SUCCESS
1 ERROR
2 WARNING
4 INFORMATION
8 AUDIT_SUCCESS
16 AUDIT_FAILURE

使用例

次のコードは、関数 runLoginScript() の戻り値に応じて SUCCESS または ERROR を記録する例です。

VBScript

Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
rc = runLoginScript()      'ログオンに成功すると true を返します。

if rc then
   WshShell.LogEvent 0, "ログオンスクリプトは成功しました。"
else
   WshShell.LogEvent 1, "ログオンスクリプトは失敗しました。"
end if

JScript

var WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell");
var rc = runLoginScript();

if (rc) 
   WshShell.LogEvent(0, "ログオンスクリプトは成功しました。");
else
   WshShell.LogEvent(1, "ログオンスクリプトは失敗しました。");

参照

WshShell オブジェクト