getTimezoneOffset メソッド
ホスト コンピュータの時刻と世界協定時刻 (UTC)との差を分単位の値で返します。
dateObj.getTimezoneOffset()
必須の dateObj 参照には、Date オブジェクトの名前を指定します。
解説
getTimezoneOffset メソッドの戻り値は、現在のコンピュータの時刻と UTC の時刻との差を分単位で表す整数です。戻り値は、スクリプトが実行されているコンピュータの時刻を基にした値になります。つまり、このメソッドがサーバー側スクリプトから呼び出された場合は、サーバー コンピュータの時刻を基にした値が返され、クライアント側スクリプトから呼び出された場合はクライアント コンピュータの時刻を基にした値が返されます。
コンピュータの時刻が UTC より遅い場合 (太平洋夏時間など) は正の値、UTC より早い場合 (日本時間など) は負の値になります。
たとえば、ニューヨークのサーバーが、12 月 1 日にロサンゼルスのクライアントからのアクセスを受けたとします。この場合、getTimezoneOffset メソッドが、クライアント側スクリプトで実行された場合は 480 が返され、サーバー側スクリプトで実行された場合は 300 が返されます。
使用例
次のコードは、getTimezoneOffset メソッドの使用例です。
function TZDemo(){
var d, tz, s = "現在のローカル時間は、グリニッジ標準時 (GMT) より";
d = new Date();
tz = d.getTimezoneOffset();
if (tz < 0)
s += tz / 60 + " 時間前です。";
else if (tz == 0)
s += "GMT";
else
s += tz / 60 + " 時間後です。";
return(s);
}
必要条件
参照
対象: Date オブジェクト