setUTCSeconds メソッド

Date オブジェクトに格納されている時刻の秒の部分を世界協定時刻 (UTC) で設定します。

dateObj.setUTCSeconds(numSeconds[, numMilli]) 

引数

• dateObj
  必ず指定します。任意の Date オブジェクトを指定します。
• numSeconds
  必ず指定します。設定する秒を表す数値を指定します。
• numMilli
  省略可能です。設定するミリ秒を表す数値を指定します。

解説

省略可能な引数を指定しないで、set で始まる名前の各メソッドを使用した場合、省略した設定の部分には対応する get で始まる名前のメソッドで返される値が設定されます。たとえば、省略可能な引数 numMilli を指定しなかった場合、月の部分を返す getUTCMilliseconds メソッドにより返される値が設定されます。

秒の設定をローカル時間で行うには、setSeconds メソッドを使用してください。

引数に有効範囲を超える値や負の値を指定すると、値に応じて格納されるほかの値が変更されます。たとえば、日付が "Jan 5, 1996 00:00:00.00" と格納される場合に setSeconds(150) メソッドを使用すると、日付は "Jan 5, 1996 00:02:30.00" に変更されます。

使用例

次のコードは、setSeconds メソッドの使用例です。

function SetUTCSecondsDemo(nsec, nmsec){
   var d, s;                                // 変数を宣言します。
   d = new Date();                          // Date オブジェクトを作成します。
   d.setUTCSeconds(nsec, nmsec);            // 世界協定時刻で秒およびミリ秒を設定します。
   s = "現在のミリ秒 (UTC) の設定は、";
   s += d.getUTCMilliseconds(); "です。"    // 新しい設定を取得します。
   return(s);                               // 新しく設定された値を返します。
}

必要条件

バージョン 3

参照

Date Object メソッド | getSeconds メソッド | getUTCSeconds メソッド | setSeconds メソッド

対象: Date オブジェクト