CByte 関数

指定された式をバリアント型 (内部処理形式がバイト型 (Byte) の Variant) に変換して返します。

CByte(expression)

引数 expression には、任意の式を指定します。

解説

ある操作結果を既定のデータ型ではなく、特定のデータ型として表す必要がある場合には、通常、内部処理形式変換関数を使ってコードを記述します。CByte 関数を使うと、通常、通貨型 (Currency)、単精度浮動小数点数型 (Single)、倍精度浮動小数点数型 (Double) を使う計算の中で、バイト型 (Byte) の数値を使用できます。

ほかのデータ型からバイト型 (Byte) の内部処理形式に変換するときは、CByte 関数を使います。システムのロケールの設定に従って、その国で使われている小数点記号や桁区切りの記号が正しく処理されます。

引数 expression にバイト型の許容範囲を超える値が指定された場合、エラーが発生します。次のコードは、CByte 関数を使って式をバイト型 (Byte) に変換する例です。

Dim MyDouble, MyByte
MyDouble = 125.5678        ' MyDouble は、倍精度浮動小数点数型 (Double) です。
MyByte = CByte(MyDouble)   ' MyByte は、126 を含みます。

必要条件

バージョン 1

参照

CBool 関数 | CCur 関数 | CDate 関数 | CDbl 関数 | CInt 関数 | CLng 関数 | CSng 関数 | CStr 関数