Net file
Net file
サーバーで開かれているすべての共有ファイルの名前と、ファイル ロックがあれば、ファイルごとにファイル ロックの数を表示します。また、個々の共有ファイルを閉じ、ファイル ロックを解除します。パラメータを指定せずに net file を使うと、サーバー上で開かれているファイルの一覧が表示されます。
構文
net file [ID [/close]]
パラメータ
- ID
ファイルの識別番号を指定します。
- /close
開かれているファイルを閉じ、レコードのロックを解除します。このコマンドは、ファイルが共有されているサーバーのコマンド プロンプトで入力します。
- net helpCommand
指定した net コマンドのヘルプを表示します。
解説
このコマンドを実行するには、「net files」と入力することもできます。
net file を使うと、ネットワーク上で共有されているファイルを表示および制御できます。誤って、共有ファイルが開かれてロックされたままになっている場合があります。このような状態が発生すると、ネットワーク上の他のコンピュータは、ファイルのロックされた部分にアクセスできません。net file/close を使うと、ロックを解除してファイルを閉じることができます。Net file 出力は、次のようになります。
ファイル パス ユーザー名 ロック数 --------------------------------------------- 0 C:\A_FILE.TXT MARYSL 0 1 C:\DATABASE DEBBIET 2
例
共有ファイルに関する情報を表示するには、次のように入力します。
net file
識別番号が 1 のファイルを閉じるには、次のように入力します。
net file 1 /close
表記規則
表記 | 説明 |
---|---|
斜体 |
ユーザーが指定する必要のある情報 |
太字 |
表記されているとおりに入力する必要がある要素 |
省略記号 (...) |
コマンド ラインで繰り返すことができるパラメータ |
角かっこ ([ ]) |
オプション項目 |
中かっこ ({ }) で囲まれ、パイプ (|) で区切られた選択肢。例 : {even|odd} |
ユーザーが 1 つだけ選択しなければならない選択肢 |
|
コードまたはプログラムの出力 |