[Windows へようこそ] を自動化する
発行: 2009年10月
適用対象: Windows 7, Windows Server 2008 R2
無人応答ファイルの設定を使用して、[Windows® へようこそ] のユーザー インターフェイス (UI) ページの設定を自動的に構成できます。[Windows へようこそ] ページの各設定が構成されている場合は、それらの各ページがスキップされます。
開始ページ
[Windows へようこそ] の他のすべてのページ設定が応答ファイルで構成されている場合、このページはスキップされます。
言語および国/地域の選択ページ
言語および地域の選択ページでは、エンド ユーザーは、コンピューターにインストールされた言語に基づいて、国や地域、ロケール、キーボード レイアウトを選択できます。
言語インターフェイス パック (LIP) がインストールされている場合は、このページが必ず表示されます。
ライセンス要件では、Windows 7 Ultimate と Windows 7 Enterprise を除く Windows® 7 のすべてのエディションにおいて、含めることのできる言語は 1 つだけとなっています。これらのエディションでは、エンド ユーザーがオペレーティング システムを再起動してから 25 ~ 60 分後に、Windows によって自動的に既定以外のすべての言語がコンピューターから削除されます。言語パックはアイドル時間中に削除されます。
Windows 7 Ultimate、Windows 7 Enterprise、および Windows Server® 2008 R2 のすべてのエディションでは、複数の言語パックをインストールできます。
詳細については、『Windows® OEM プレインストール キット (Windows OPK) ユーザーズ ガイド』または『Windows® 自動インストール キット (Windows AIK) ユーザーズ ガイド』を参照してください。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-International-Core | InputLocale |
oobeSystem |
Windows インストールの既定の入力ロケールを指定します。 |
|
Microsoft-Windows-International-Core | SystemLocale |
oobeSystem |
Windows インストールの既定のシステム ロケールを指定します。 |
|
Microsoft-Windows-International-Core | UILanguage |
oobeSystem |
Windows インストールの既定の UI 言語を指定します。 |
|
Microsoft-Windows-International-Core | UserLocale |
oobeSystem |
Windows インストールの既定のユーザー ロケールを指定します。 |
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マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項の選択ページ
マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項の選択ページでは、エンド ユーザーはマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項を確認して同意することができます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | OOBE | HideEULAPage |
oobeSystem |
マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項のページを非表示にすることを指定します。 |
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プロダクト キーの選択ページ
プロダクト キーの選択ページでは、エンド ユーザーは Windows のライセンス認証を受けるためのプロダクト キーを入力できます。プロダクト キーは複数のコンポーネントで指定できます。いつどのコンポーネントを指定するかについては、『Windows® OEM プレインストール キット (Windows OPK) ユーザーズ ガイド』または『Windows® 自動インストール キット (Windows AIK) ユーザーズ ガイド』の「プロダクト キーとライセンス認証を取り扱う」を参照してください。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | ProductKey |
specialize |
ライセンス認証に使用するプロダクト キーを指定します。 |
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または
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Setup | User Data | ProductKey |
windowsPE |
エディションの選択に使用するプロダクト キーを指定します。 |
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注意
イメージの起動時にプロダクト キーを選択する UI ページが表示されないようにするには、応答ファイルで Sysprep を使用します。応答ファイルで、specialize 構成パス中に Product Key の値を指定します。詳細については、『Windows® OEM プレインストール キット (Windows OPK) ユーザーズ ガイド』または『Windows® 自動インストール キット (Windows AIK) ユーザーズ ガイド』に記載されている「Sysprep のしくみ」を参照してください。
ユーザー名の選択ページ
ユーザー名の選択ページでは、エンド ユーザーはユーザー アカウントとパスワードを追加でき、そのアカウントに対するタイルを選択できます。応答ファイルでユーザー アカウントを自動的に作成できます。ユーザー タイルの設定は必須ではありませんが、Oobe.xml を使用して構成できます。詳細については、「Oobe.xml の設定」を参照してください。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | UserAccounts |
oobeSystem |
Windows インストールで作成するユーザー アカウントを指定します。 |
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コンピューター名とデスクトップの背景の選択ページ
コンピューター名とデスクトップの背景の選択ページでは、エンド ユーザーは、Windows インストールに適用するコンピューター名と既定の背景を指定できます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | ComputerName |
specialize |
Windows インストールに適用するコンピューター名を指定します。 コンピューター名をカスタマイズできるのは、OEM および企業顧客です。これらの企業は、顧客が決めたコンピューター名の末尾に、最大 5 バイトの文字列を追加できます。 この文字列をカスタマイズしない場合、顧客が決めたコンピューター名の末尾に "-PC" という文字列が追加されます。一部の言語では "-PC" がローカライズされて 6 バイト以上になる可能性があります。その場合、コンピューター名全体が切り詰められるので、意味をなさない文字列がコンピューター名の末尾に追加されるおそれがあります。 このような事態を回避するため、OEM および企業顧客は、追加する文字列を Oobe.xml ファイル内に記述する必要があります。 |
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(省略可能) Microsoft-Windows-Shell-Setup | Themes | CustomDefaultThemeFile |
auditSystem auditUser oobeSystem specialize |
カスタムのテーマ ファイルへのパスを指定します。これらのファイルには、カスタムの壁紙用の .bmp ファイルを含めることもできます。 > [!NOTE] > この設定は、[Windows へようこそ] を自動化する場合に必須ではありません。 > |
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Windows の保護の選択ページ
Windows の保護の選択ページでは、エンド ユーザーは、コンピューターで構成する保護レベルを指定できます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | OOBE | ProtectYourPC |
oobeSystem |
Windows インストールの保護レベルを指定します。 |
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日付と時刻の選択ページ
日付と時刻の選択ページでは、エンド ユーザーはコンピューターのタイム ゾーンを指定できます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | TimeZone |
oobeSystem |
コンピューターのタイム ゾーンを指定します。 |
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コンピューターの現在の場所の選択ページ
コンピューターの現在の場所の選択ページでは、エンド ユーザーがコンピューターで使用するネットワークの種類 (自宅、職場、または公共の場所) を指定できます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | OOBE | NetworkLocation |
oobeSystem |
コンピューターの場所を指定します。 |
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ホームグループの選択ページ
ホームグループの選択ページでは、エンド ユーザーは自宅用のネットワーク グループを指定できます。
注意
- コンピューターがドメインに参加している場合は、このページは表示されません。
- このページは、コンピューターの現在の場所が [自宅] に設定されている場合にのみ表示されます。
- このページの設定は、無人応答ファイルの設定を使用して構成することはできません。
ワイヤレス ネットワークの選択ページ
ワイヤレス ネットワークの選択ページでは、エンド ユーザーはワイヤレス ネットワークに接続できます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | OOBE | HideWirelessSetupInOOBE |
oobeSystem |
ワイヤレス ネットワークの選択ページを非表示にします。 |
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注意
- コンピューターがドメインに参加している場合は、このページは表示されません。
管理者パスワードの変更ページ
管理者パスワードの変更の選択ページでは、初めてコンピューターを起動したときに管理者のパスワードを変更することが要求されます。
設定 | 構成パス | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
Microsoft-Windows-Shell-Setup | UserAccounts | AdministratorPassword | Value |
oobeSystem |
管理者アカウントのパスワードを構成します。 |
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注意
[管理者パスワードの変更] ページの [パスワードのヒント] は、無人応答ファイルの設定を使用して構成することはできません。管理者パスワードを追加すると、[管理者パスワードの変更] ページは省略されます。追加しない場合、Windows セットアップでは、初めてログオンする前にパスワードとパスワードのヒントの両方が要求されます。