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CDC::GetCharacterPlacement

文字列に関するさまざまな情報を取得します。

DWORD GetCharacterPlacement(
   LPCTSTR lpString,
   int nCount,
   int nMaxExtent,
   LPGCP_RESULTS lpResults,
   DWORD dwFlags
) const;
DWORD GetCharacterPlacement(
   CString& str,
   int nMaxExtent,
   LPGCP_RESULTS lpResults,
   DWORD dwFlags
) const;

パラメーター

  • lpString
    処理する文字列へのポインター。

  • nCount
    文字列の長さを指定します。 ANSI バージョンの場合は BYTE カウント、Unicode 関数の場合は WORD カウントです。 詳細については、「GetCharacterPlacement」を参照してください。

  • nMaxExtent
    処理する文字列の最大エクステントを論理単位で指定します。 このエクステントを超えて処理された文字列は無視されます。 並べ替えやグリフの配列に必要な演算は、範囲に含まれている文字だけに適用されます。 このパラメーターは、dwFlags パラメーターに GCP_MAXEXTENT 値が指定されている場合にだけ使用します。 入力文字列を処理するときは、エクステントの合計が最大値を超えない限り、各文字と文字のエクステントが出力、エクステント、および他の配列に追加されます。 制限に達すると、処理は停止します。

  • lpResults
    関数の結果を受け取る GCP_Results 構造体へのポインター。

  • dwFlags
    必要な配列に挿入される文字列の処理方法を指定します。 このパラメーターには、「GetCharacterPlacement」の「dwFlags」に関するトピックの一覧から 1 つ以上の値を指定できます。

  • str
    処理する CString オブジェクトへのポインター。

戻り値

関数が正常に終了した場合は、文字列の幅と高さを論理単位で返します。

関数が失敗した場合は、0 を返します。

解説

このメンバー関数は、Windows SDK で説明されている GetCharacterPlacement 関数の機能をエミュレートします。

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

参照

関連項目

CDC クラス

階層図

CDC::ExtTextOut

CDC::GetCharABCWidths

CDC::GetTextMetrics