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CRgn::CreateRoundRectRgn

 

CRgn のオブジェクトに格納されている角の丸い四角形領域を作成します。

構文

      BOOL CreateRoundRectRgn(
   int x1,
   int y1,
   int x2,
   int y2,
   int x3,
   int y3 
);

パラメーター

  • x1
    領域の左上隅の論理的な x 座標を指定します。

  • y1
    領域の左上隅の論理 y 座標を指定します。

  • x2
    領域の右上隅の論理的な x 座標を指定します。

  • y2
    領域の右上隅の論理 y 座標を指定します。

  • x3
    角を丸くの作成に使用される楕円の幅を指定します。

  • y3
    角を丸くの作成に使用される楕円の高さを指定します。

戻り値

操作が成功する場合は、; それ以外の場合は 0。

解説

領域のサイズは 32,767 の論理単位またはメモリの 32,767 KB により小さい、どの場合でも、制限されます。

アプリケーションは CreateRoundRectRgn 関数で作成された領域を使い終わったらデバイス コンテキストから領域を選択し、それを削除するに CGDIObject::DeleteObject のメンバー関数を使用する必要があります。

CRgn   rgnA, rgnB, rgnC;

VERIFY(rgnA.CreateRoundRectRgn( 50, 50, 150, 150, 30, 30 ));
VERIFY(rgnB.CreateRoundRectRgn( 200, 75, 250, 125, 50, 50 ));
VERIFY(rgnC.CreateRectRgn( 0, 0, 50, 50 ));

int nCombineResult = rgnC.CombineRgn( &rgnA, &rgnB, RGN_OR );
ASSERT( nCombineResult != ERROR && nCombineResult != NULLREGION );

CBrush brA, brB, brC;
VERIFY(brA.CreateSolidBrush( RGB(255, 0, 0) ));  
VERIFY(pDC->FillRgn( &rgnA, &brA));      // rgnA Red Filled

VERIFY(brB.CreateSolidBrush( RGB(0, 255, 0) ));  
VERIFY(pDC->FillRgn( &rgnB, &brB));      // rgnB Green Filled
VERIFY(brC.CreateSolidBrush( RGB(0, 0, 255) ));  // rgnC Blue
VERIFY(pDC->FrameRgn( &rgnC, &brC, 2, 2 ));

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

参照

CRgn クラス
階層図
CRgn::CreateRectRgn
CRgn::CreateRectRgnIndirect
CreateRoundRectRgn