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C 演算子

C 演算子は、C++ 演算子のサブセットです。

演算子には 3 種類あります。 単項式は、単項演算子とその後に続くオペランド、または、sizeof キーワードとその後に続く式から構成されます。 式は、変数の名前またはキャスト式です。 式がキャスト式の場合、式をかっこで囲む必要があります。 二項式は、二項演算子で結合された 2 つのオペランドで構成されます。 三項式は、条件式演算子で結合された 3 つのオペランドで構成されます。

C には、次の単項演算子が用意されています。

シンボル

名前

– ~ !

否定演算子と補数演算子

* &

間接演算子とアドレス演算子

sizeof

サイズ演算子

+

単項プラス演算子

++ ––

単項インクリメント演算子と単項デクリメント演算子

二項演算子は、左から右へ結合されます。 C には、次の二項演算子が用意されています。

シンボル

名前

* / %

乗算演算子

+ –

加法演算子

<<   >>

シフト演算子

<   >   <=   >=   ==   !=

関係演算子

&   | ^

ビット処理演算子

&&   ||

論理演算子

,

順次評価演算子

以前のバージョンの Microsoft 16 ビット C コンパイラでサポートされていたベース演算子 (:>) については、「C 言語の構文の概要」を参照してください。

条件式演算子は二項式よりも優先順位が低く、結合規則が右から左であるという点で二項式とは異なります。

演算子を含む式には代入式が含まれ、単項代入演算子または二項代入演算子が使用されます。 単項代入演算子はインクリメント (++) およびデクリメント (––) 演算子です。二項代入演算子は単純代入演算子 (=) と複合代入演算子です。 複合代入演算子はそれぞれ、単純代入演算子と他の二項演算子の組み合わせです。

参照

概念

式と割り当て