CDC::TextOut
現在選択されているフォントを使用して、文字列を指定位置から書き込みます。
virtual BOOL TextOut(
int x,
int y,
LPCTSTR lpszString,
int nCount
);
BOOL TextOut(
int x,
int y,
const CString& str
);
パラメーター
x
テキストの始点の論理的な X 座標を指定します。y
テキストの始点の論理的な Y 座標を指定します。lpszString
描画される文字列を指します。nCount
文字列の文字数を指定します。str
描画される文字が含まれる CString オブジェクト。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
文字の起点は文字セルの左上隅です。 既定では、関数は現在位置を使用することも、更新することもありません。
TextOut を呼び出すときに現在位置を更新する必要がある場合、アプリケーションは nFlags を TA_UPDATECP に設定して、SetTextAlign メンバー関数を呼び出すことができます。 このフラグが設定されていると、TextOut に対する後続の呼び出しで x パラメーターと y パラメーターが無視され、代わりに現在位置が使用されます。
使用例
「CDC::BeginPath」の例を参照してください。
必要条件
ヘッダー: afxwin.h