次の方法で共有


修飾名

スコープを示します。

qualified-class-name :: name

解説

qualified-class-name の後にスコープ解決演算子 (::) が続き、さらにそのクラスまたはそのクラスの基底クラスのメンバー名などが続く場合、スコープ解決演算子は修飾名と見なされます。 qualified-name の型はメンバーの型と同じで、qualified-name 式の結果はメンバーになります。 メンバーが左辺値である場合、qualified-name も左辺値になります。 qualified-class-name の宣言については、「型指定子」または「クラス名」を参照してください。

qualified-class-nameclass-name の部分は、現在のスコープまたは外側のスコープで同じ名前を再宣言することにより、隠される場合があります。その場合でも、class-name は見つかり、使用されます。 qualified-class-name を使用して隠された class-name にアクセスする方法の例については、「スコープ」を参照してください。

注意

class-name :: class-name および class-name :: ~ class-name の形式のクラス コンストラクターとクラス デストラクターは、それぞれ、同じ class-name を参照する必要があります。

次のような複数の修飾がある名前は、入れ子になったクラスのメンバーを指定します。

class-name :: class-name :: name

参照

関連項目

一次式