ADOSAMP サンプル:3 階層のクライアント/サーバー アプリケーションを実装します。
このサンプルは、ADO、ATL、およびコンパイラ COM サポートを使用して、3 階層のクライアント/サーバー アプリケーションを実装します。
サンプルでは、コンパイラ COM サポートと ADO を使用してクライアント/サーバー データベース アプリケーションを作成する方法を示します。 アプリケーションは、オートバイと最高速度の情報に関する小さなデータベースを作成します。 行の挿入、行の削除、新しい列の追加、および指定した値を超える最高速度の検索を行います。
セキュリティに関するメモ |
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このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。 |
サンプルとそのインストール手順を取得するには
Visual Studio のサンプルにアクセスするには
[ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。
既定では、これらのサンプルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Samples\ にインストールされています。
サンプルのビルドと実行
このサンプルをビルドして実行するには
[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして、[コントロール パネル] をクリックします。[管理ツール] の [データ ソース (ODBC)] をクリックします。 このサンプルでは、Access または SQL Server を使用している場合は、DSN (ユーザー) は、でデータ ソース名"HotBikes"を追加します。Microsoft Access を使用する場合は、Test という名前のデータベースを作成します。
SQL Server はサーバー名を指定し、下オプション データベース名、たとえば、HotBikesDB を指定します。
ソリューション ファイル ADOSamp.sln を開きます。
[VC++ ディレクトリ] ダイアログ ボックスのインクルード ファイルのパスに、MsADO15.dll が含まれているディレクトリを追加します。
OLE DB または ADO がインストールされていない場合は、Visual Studio CD からインストールします。 ほとんどの場合、インストール先は次のとおりです。
\Program Files\Common Files\System\ADO\MsADO15.dll
手順 1. でこのサンプルに対して SQL Server データ ソースを作成した場合は、RunADO.cpp で次の行のコメントを外してください。
//#define SQLSERVER
これで、Microsoft Access では解釈できるが SQLServer では解釈できない SQL コマンドが無効になります。
"ALTER TABLE HotBikes DROP COLUMN ID"
で メニューを作成、ソリューションのビルド をクリックします。
[デバッグ] メニューの [デバッグなしで開始] をクリックします。 既存のテーブルが削除されてテーブルが作成され、行が追加、削除、更新されます。 新しい列が追加され、データが設定されます。 Microsoft Access の場合は、列が削除されます。 変更されるたびに、テーブルの内容が表示されます。