CorsRule クラス

CORS は、あるドメインで実行されている Web アプリケーションが別のドメイン内にあるリソースにアクセスできるようにする HTTP 機能です。 Web ブラウザーには、Web ページで別のドメインの API を呼び出すことができないようにする同一呼び出し元ポリシーと呼ばれるセキュリティ制限が実装されています。CORS を使用すると、あるドメイン (元のドメイン) から別のドメインの API を安全に呼び出すことができます。

詳細については、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/dn535601.aspx を参照してください。

継承
builtins.object
CorsRule

コンストラクター

CorsRule(allowed_origins, allowed_methods, max_age_in_seconds=0, exposed_headers=None, allowed_headers=None)

パラメーター

名前 説明
allowed_origins
必須

CORS 経由で許可される配信元ドメインの一覧、またはすべてのドメインを許可する "*"。 の一覧には、少なくとも 1 つのエントリが含まれている必要があります。 元のドメインは 64 個までに限定されています。 許可される元のドメインのそれぞれは、最大 256 文字で指定できます。

allowed_methods
必須

配信元によって実行できる HTTP メソッドの一覧。 の一覧には、少なくとも 1 つのエントリが含まれている必要があります。 Azure Storage の場合、許可されているメソッドには、DELETE、GET、HEAD、MERGE、POST、OPTIONS、PUT があります。

max_age_in_seconds
int

クライアント/ブラウザーがプレフライト応答をキャッシュする秒数。

既定値: 0
exposed_headers

既定値は空のリストです。 CORS クライアントに公開する応答ヘッダーの一覧。 定義済みのヘッダーは 64 個まで、プレフィックスが指定されたヘッダーは 2 個までに制限されています。 各ヘッダーは最大 256 文字で指定できます。

既定値: None
allowed_headers

既定値は空のリストです。 クロスオリジン要求の一部として許可されるヘッダーの一覧。 定義済みのヘッダーは 64 個まで、プレフィックスが指定されたヘッダーは 2 個までに制限されています。 各ヘッダーは最大 256 文字で指定できます。

既定値: None