MonitoringConfiguration

[アーティクル]
08/05/2023

このトピックでは、Azure Media Services テレメトリ/監視 REST の種類 MonitoringConfiguration ( と ComponentMonitoringSettings) の概要について説明します。これらの型は、Media Services バージョン 2.13 で追加されました。

Media Services のテレメトリ/監視により、Media Services のお客様はサービスのメトリックデータにアクセスできます。現在のバージョンでは、"Channel" エンティティと "StreamingEndpoint" エンティティのテレメトリデータがサポートされています。テレメトリはコンポーネントレベルの粒度で構成でき、 "Normal" と "Verbose" の 2 つの詳細レベルがあります。現在のバージョンでは、"Normal" のみがサポートされています。

テレメトリが書き込まれるのは、顧客によって提供される Azure ストレージアカウントのストレージテーブルです (ストレージアカウントは Media Services アカウントに接続されている必要があります)。テレメトリシステムでは、00:00 UTC に基づいて日が変わるごとに個別のテーブルが作成されます。たとえば、"TelemetryMetrics20160321" の "20160321" はテーブルが作成された日付です。つまり、日ごとに個別のテーブルが存在することになります。

テレメトリシステムではデータのリテンション期間を管理していないことに注意してください。古いテレメトリデータを削除するには、ストレージテーブルを削除します。

指定した AMS アカウントのテレメトリを有効にするには、次の操作を行う必要があります。

Media Services アカウントに接続されたストレージアカウントの資格情報を取得します。
EndPointType を AzureTable (2) に設定し、ストレージテーブルを指す endPontAddress (例: https://telemetryvalidationstore.table.core.windows.net/) を使用して通知エンドポイントを作成します。通知エンドポイントを作成する方法の詳細については、「 NotificationEndPoint 」トピックを参照してください。
監視するサービスの監視構成設定を作成します。許可される監視構成設定は 1 つだけです。詳細については、「構成操作の監視」セクションを参照してください。

重要

Media Services でエンティティにアクセスするときは、HTTP 要求で特定のヘッダーフィールドと値を設定する必要があります。
詳細については、「 Media Services REST API 開発のセットアップ」および「Media Services REST API を使用した Media Services への接続」を参照してください。

MonitoringConfiguration エンティティのプロパティ

プロパティ	Type	説明
Id 読み取り専用です。作成時に Media Services によって設定されます。	Edm.String	一意識別子。形式: "nb:mcid:UUID:<GUID>。
NotificationEndPointId	Edm.String	この監視構成に関連付けるエンドポイントの通知エンドポイント ID。
作成済み読み取り専用です。作成時に Media Services によって設定されます。	Edm.DateTime	この値は、作成時に Media Services によって設定されます。
LastModified	Edm.Int32	アイテムの最終変更時刻。
設定	ComponentMonitoringSettings	コンポーネントの監視設定。

ComponentMonitoringSettings

プロパティ	Type	説明
コンポーネント	Edm.String	監視コンポーネント。有効な値は次のとおりです。 - チャネル (0) - チャネルを監視するようにを指定します。 - StreamingEndpoint (1) - ストリーミングエンドポイントを監視するようにを指定します。
Level	Edm.String	監視レベル。有効な値は次のとおりです。 - 無効 (0) - 出力には監視メッセージは含まれない。 - 標準 (1) - 出力には情報監視メッセージが含まれます。 - Verbose(2) - 出力には詳細な監視メッセージが含まれます。

構成操作の監視

最新 x-ms-version:のを取得するには、「 Media Services REST」を参照してください。

監視構成を取得する

Request

GET https://wamsbnp1clus001rest-hs.cloudapp.net/api/MonitoringConfigurations HTTP/1.1  
x-ms-version: 2.19 
DataServiceVersion: 3.0  
MaxDataServiceVersion: 3.0  
Accept: application/json; odata=verbose  
Authorization: (redacted)  
Host: wamsbnp1clus001rest-hs.cloudapp.net

Response

HTTP/1.1 200 OK  
Cache-Control: no-cache  
Content-Length: 20  
Content-Type: application/json;odata=verbose;charset=utf-8  
Server: Microsoft-IIS/8.5  
request-id: 00a3ee37-bb19-4fca-b5c7-a92b629d4416  
x-ms-request-id: 00a3ee37-bb19-4fca-b5c7-a92b629d4416  
X-Content-Type-Options: nosniff  
DataServiceVersion: 3.0;  
access-control-expose-headers: request-id, x-ms-request-id  
X-Powered-By: ASP.NET  
Strict-Transport-Security: max-age=31536000; includeSubDomains  
Date: Wed, 02 Dec 2015 05:10:42 GMT  
{"d":{"results":[]}}

監視構成を追加する