マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-090 - 緊急

ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム (2618451)

公開日: 2011年12月14日 | 最終更新日: 2011年12月15日

バージョン: 1.1

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された Microsoft のソフトウエアに存在する 1 件の脆弱性を解決します。この脆弱性は、ユーザーが Internet Explorer で特定のバイナリの動作を使用する、特別な細工がされた Web ページを表示した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。この更新プログラムには 4 つのサードパーティの ActiveX コントロール用の Kill Bit も含まれています。

このセキュリティ更新プログラムは Windows XP および Windows Server 2003 のすべてのサポートされているエディションについて、深刻度「緊急」と評価されています。詳細については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは影響を受けるコントロールが Internet Explorer で実行されないように Kill Bit を設定し、これらの脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズ インストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認してこの累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題: なし

影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報
Windows XP Service Pack 3 リモートでコードが実行される 緊急 MS11-027
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 リモートでコードが実行される 緊急 MS11-027
Windows Server 2003 Service Pack 2 リモートでコードが実行される 緊急 MS11-027
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 リモートでコードが実行される 緊急 MS11-027
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems リモートでコードが実行される 緊急 MS11-027
Windows Vista Service Pack 2 なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2** なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2** なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1** なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 なし 深刻度 該当なし[1] MS11-027

**Server Core インストールは影響を受けません。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされている場合、この更新プログラムにより解決される脆弱性の影響を受けません。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 Server Core および Windows Server 2008 R2 の Server Core を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、Server Core インストール オプションの比較を参照してください。

[1] この脆弱性は、この特定のオペレーティング システムに影響を及ぼしません。しかし、サードパーティのコントロール向けに Kill Bit を設定するために利用可能な更新プログラムは、(このオペレーティング システムを含む) いくつかのオペレーティング システムに適用します。詳細については、「脆弱性の情報」のセクションのサブセクション「サード パーティ企業の Kill Bit」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

この ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラムには、どのような Kill Bit が含まれていますか?
この ActiveX のKill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラムには、新しい Kill Bit と、以前に公開された以下のすべての Kill Bit が含まれています。MS08-023、ActiveX Kill Bit 用のセキュリティ更新プログラム。MS08-032、ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム。MS09-032、ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム。MS09-055、ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム。MS10-008、ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム。MS10-034、ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム。MS11-027、ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新プログラム、およびマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 953839マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 956391マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 960715マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 969898、およびマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2562937 で 提供したActiveX の Kill Bit 更新プログラムのロールアップ。

Kill Bit とは何ですか?
Kill Bit は Microsoft Internet Explorer のセキュリティ機能で、Internet Explorer の HTML レンダリング エンジンが ActiveX コントロールを読み込まないようにすることができます。これは、レジストリで設定され、Kill Bit の設定と呼ばれています。Kill Bit を設定すると、コントロールが完全にインストールされても、読み込まれません。Kill Bit を設定すると、影響を受けるコンポーネントがシステムに導入されたり、再導入されても、活性化せず無害の状態を確実に保ちます。

Kill Bit に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 240797 を参照してください。Internet Explorer で実行している ActiveX コントロールを停止させる方法

ActiveX の Kill Bit のセキュリティ更新プログラムとは何ですか?
ActiveX の Kill Bit のセキュリティ更新プログラムには、このセキュリティ更新プログラムの基礎である特定の ActiveX コントロールのクラス識別子 (CLSID) が含まれています。

この更新プログラムにバイナリ ファイルが含まれていないのは、どうしてですか?
この更新プログラムは、Internet Explorer でコントロールがインスタンス化されないようにするため、レジストリにのみ変更を行います。

影響を受けるコンポーネントをインストールしていない、または影響を受けるプラットフォームを使用していなくても、この更新プログラムをインストールする必要がありますか?
はい。この更新プログラムをインストールすると、影響を受けるコントロールが Internet Explorer で実行するのをブロックします。

このセキュリティ情報で説明している ActiveX コントロールを後日インストールした場合、この更新プログラムを再度適用する必要がありますか?
いいえ、この更新プログラムを再度適用する必要はありません。コントロールが後日インストールされたとしても、Kill Bit が Internet Explorer でコントロールが実行されるのをブロックします。

この更新プログラムには、マイクロソフト社以外の Kill bit も含まれていますか?
はい。マイクロソフトは影響を受けることが確認された他企業が所有しているコントロールに Kill bit を設定するよう、企業から依頼を受けました。「脆弱性の情報」のサブセクションの「サード パーティ企業の Kill Bit」も参照してください。

この更新プログラムには、以前 Internet Explorer のセキュリティ更新プログラムで公開された Kill Bit が含まれていますか?
いいえ。この更新プログラムには以前 Internet Explorer のセキュリティ更新プログラムで公開された Kill Bit は含まれていません。マイクロソフトは最新の Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラムをインストールすることを推奨します。

このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか?
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web ページを参照してください。

今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧を参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧を参照してください。

以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ を参照してください。

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、12 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア Microsoft Time のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2011-3397 総合的な深刻度
Windows XP Service Pack 3 緊急 
リモートでコードが実行される
緊急
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 緊急 
リモートでコードが実行される
緊急
Windows Server 2003 Service Pack 2 緊急 
リモートでコードが実行される
緊急
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 緊急 
リモートでコードが実行される
緊急
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 緊急 
リモートでコードが実行される
緊急
Windows Vista Service Pack 2 対象外 なし
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 対象外 なし
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2** 対象外 なし
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2** 対象外 なし
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 対象外 なし
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 対象外 なし
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 対象外 なし
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1** 対象外 なし
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 対象外 なし
\*\*Server Core インストールは影響を受けません。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされている場合、この更新プログラムにより解決される脆弱性の影響を受けません。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 [Server Core](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/server-core.mspx) および [Windows Server 2008 R2 の Server Core](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/technologies/server-core.mspx) を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、[Server Core インストール オプションの比較](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/editions/core-installation.mspx)を参照してください。 Microsoft Time のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2011-3397 ------------------------------------------------------------------- Microsoft Time のコンポーネントにリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者は特別に細工した Web ページを構築することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーがこの Web ページを閲覧すると、脆弱性によってリモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がログオン ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。 Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、[CVE-2011-3397](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2011-3397) を参照してください。 #### 「Microsoft Time のリモートでコードが実行される脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2011-3397 緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。 - Web ベースの攻撃では、この脆弱性の悪用に使用する Web ページが含まれる Web サイトを攻撃者がホストしているケースなどが挙げられます。また、侵害された Web サイトやユーザーによって提供されたコンテンツや広告を容認またはホストする Web サイトに、この脆弱性を悪用するために特別に細工したコンテンツが含まれている場合があります。ただし、いずれの場合も、攻撃者が強制的にユーザーをこのような Web サイトにアクセスさせることはできません。その代わりに攻撃者は、ユーザーをこのような Web サイトにアクセスさせるように誘導する必要があります。そのためによく用いられる方法として、電子メール メッセージやインスタント メッセージのリンクをクリックするように仕向け、クリックすると攻撃者の Web サイトに誘導されるという方法があります。 - この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がログオン ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 - Internet Explorer 7、Internet Explorer 8、および Internet Explorer 9 は、この脆弱性による影響を受けません。 #### 「Microsoft Time のリモートでコードが実行される脆弱性」の回避策 - CVE-2011-3397 回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。 - Windows XP および Windows Server 2003 における時間動作を無効化する 警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。 1. 次のコマンドを昇格されたコマンド プロンプトで実行し、レジストリ キーのバックアップ コピーを作成します。 `Regedit.exe /e Disable_datime_backup1.reg HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{33FDA1EA-80DF-11d2-B263-00A0C90D6111}Regedit.exe /e Disable_datime_backup2.reg HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{476c391c-3e0d-11d2-b948-00c04fa32195}` 2. 次に Disable\_Time.reg のように REG 拡張子を持つファイルに次を保存します。 `Windows Registry Editor Version 5.00[-HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{33FDA1EA-80DF-11d2-B263-00A0C90D6111}][-HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{476c391c-3e0d-11d2-b948-00c04fa32195}]` 3. 次のコマンドを使用して、昇格されたコマンド プロンプトで Disable\_Time.reg を実行します。 `Regedit.exe /s Disable_Time.reg` 回避策の影響: 時間動作が機能しない。 回避策の解除方法: 次のコマンドを昇格されたコマンド プロンプトで実行し、元の状態を復元します。 `Regedit.exe /s Disable_datime_backup1.regRegedit.exe /s Disable_datime_backup2.reg` - バイナリの動作が Internet Explorer で 使用されることを 防ぐ 動作の Kill Bit をレジストリで設定することにより、Internet Explorer で特定のバイナリの動作の使用が試行されるのを無効にできます。 警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。 CLSID の Kill Bit を {33FDA1EA-80DF-11d2-B263-00A0C90D6111} および {476c391c-3e0d-11d2-b948-00c04fa32195} の値で設定するには、以下のテキストをメモ帳などのテキスト エディターに貼り付けてください。次に、.reg ファイル名拡張子を使用してファイルを保存します。 `Windows Registry Editor Version 5.00[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{33FDA1EA-80DF-11d2-B263-00A0C90D6111}]"Compatibility Flags"=dword:04000400[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{33FDA1EA-80DF-11d2-B263-00A0C90D6111}]"Compatibility Flags"=dword:04000400[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{476c391c-3e0d-11d2-b948-00c04fa32195}]"Compatibility Flags"=dword:04000400[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{476c391c-3e0d-11d2-b948-00c04fa32195}]"Compatibility Flags"=dword:04000400` この .reg ファイルをダブルクリックすると、個々のシステムに適用できます。グループ ポリシーを使用し、ドメインに適用することもできます。グループ ポリシーの詳細については、TechNet の記事「[Group Policy collection](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=215719)」(英語情報) を参照してください。 注: 変更を有効にするには、Internet Explorer を再起動する必要があります。 回避策の影響:Internet Explorer でバイナリの動作を使用しない限り、影響はありません。 回避策の解除方法:この回避策のために追加したレジストリ キーを削除します。 #### 「Microsoft Time のリモートでコードが実行される脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2011-3397 この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか?  これはリモートでコードが実行される脆弱性です。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がログオン ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者がこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 何が原因で起こりますか?  Internet Explorer で、バイナリの動作が使用されている場合、その動作がシステム状態を破損させ、攻撃者が任意のコードを実行する可能性があります。 この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?  この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がログオン ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 攻撃者はこの 脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?  攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性を悪用するように特別に細工した Web サイトをホストし、ユーザーを誘導してその Web サイトを表示させる可能性があります。また、侵害された Web サイトまたはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れるまたはホストする Web サイトが含まれる場合もあります。これらの Web サイトには、この脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれている場合があります。ただし、いずれの場合も、攻撃者が強制的にユーザーをこのような Web サイトにアクセスさせることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させようとします。一般的には、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージのリンクをクリックさせることにより攻撃者の Web サイトへ誘導します。 バナー広告など、影響を受けるシステムに Web コンテンツを配信する方法を使用して、この脆弱性を悪用するよう特別に細工された Web コンテンツを表示できるようにする可能性もあります。 主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?  Microsoft Time のコンポーネントに存在するこの脆弱性により、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問することが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用する Microsoft Time のコンポーネントをインストールしたシステムが、この脆弱性による危険に最もさらされます。 この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?  この更新プログラムは、以下のライブラリ ファイルでホストされているクラス識別子用の Kill Bit を設定することにより、次のバイナリの動作を無効にします。 | クラス識別子 | ファイル | 説明 | |----------------------------------------|------------|----------------| | {33FDA1EA-80DF-11d2-B263-00A0C90D6111} | DATIME.DLL | Microsoft Time | | {476c391c-3e0d-11d2-b948-00c04fa32195} | DATIME.DLL | Microsoft Time | このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか?  いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。 このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?  いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。 サード パーティ企業の Kill Bit ------------------------------ この更新プログラムには、Kill Bit が含まれており、次の ActiveX コントロールが Internet Explorer で実行されないようにします。 - Dell IT Assistant 次のクラス識別子は、影響を受ける ActiveX コントロールに Kill Bit を設定するよう Dell により依頼されたリクエストに関連します。Dell IT Assistant の ActiveX コントロールに関する質問または懸念については、Dell にご連絡ください。この ActiveX コントロールのクラス識別子 (CLSID) は次のとおりです。 - {6286EF1A-B56E-48EF-90C3-743410657F3C} - HP Easy Printer Care Software 次のクラス識別子は、影響を受ける ActiveX コントロールに Kill Bit を設定するよう、Hewlett Packard により依頼されたリクエストに関連します。詳細については、Hewlett Packard が公開したアドバイザリを参照してください。この ActiveX コントロールのクラス識別子 (CLSID) は次のとおりです。 - {466576F3-19B6-4FF1-BD48-3E0E1BFB96E9} - HP Photo Creative 次のクラス識別子は、影響を受ける ActiveX コントロールに Kill Bit を設定するよう、RocketLife により依頼されたリクエストに関連します。HP Photo Creative の ActiveX コントロールに関する質問または懸念については、RocketLife にご連絡ください。この ActiveX コントロールのクラス識別子 (CLSID) は次のとおりです。 - {3EEEBC9A-580F-46EF-81D9-55510266413D} - Yahoo!CD Player 次のクラス識別子は、影響を受ける ActiveX コントロールに Kill Bit を設定するよう、Yahoo! により依頼されたリクエストに関連します。Yahoo! CD Player の ActiveX コントロールに関する質問または懸念については、 [Yahoo!](https://www.yahoo.com) にご連絡ください。この ActiveX コントロールのクラス識別子 (CLSID) は次のとおりです。 - {5622772D-6C27-11D3-95E5-006008D14F3B} ### 更新プログラムに関する情報 検出および展開ツールとガイダンス -------------------------------- セキュリティ セントラル 組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピューターに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細については、[TechNet 更新プログラム管理センター](https://technet.microsoft.com/ja-jp/updatemanagement/bb245732)を参照してください。[Microsoft TechNet セキュリティ センター](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/default.aspx)では、マイクロソフト製品に関するセキュリティ情報を提供しています。 セキュリティ更新プログラムは、[Microsoft Update](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=40747) および [](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21130)[Windows Update](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21130) から入手できます。セキュリティ更新プログラムは、[Microsoft ダウンロード センター](https://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/results.aspx?pocid=&freetext=%u30bb%u30ad%u30e5%u30ea%u30c6%u30a3%u66f4%u65b0%u30d7%u30ed%u30b0%u30e9%u30e0&displaylang=ja)からもダウンロードできます。「セキュリティ更新プログラム」のキーワード探索で容易に見つけられます。 さらに、セキュリティ更新プログラムは、[Microsoft Update カタログ](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=96155)からダウンロードできます。Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバーおよび Service Pack などが含まれるコンテンツを検索するカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ情報番号 (たとえば「MS07-036」など) を使用して検索することで、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加でき (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダーにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の詳細については、[Microsoft Update Catalog FAQ](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=97900) (英語情報) を参照してください。 検出および展開のガイダンス マイクロソフトは、セキュリティ更新プログラムの検出および展開に関して、ガイダンスを提供しています。このガイダンスには、IT プロフェッショナルがセキュリティ更新プログラムの検出および展開のための多様なツールの使用方法を理解するのに役立つ推奨策および情報が含まれています。詳細については、[サポート技術情報 961747](https://support.microsoft.com/kb/961747/jp) を参照してください。 Microsoft Baseline Security Analyzer Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカルおよびリモートで一般的に誤った構成のセキュリティ更新プログラムと不足しているセキュリティ更新プログラムをスキャンできます。MBSA の詳細については、[Microsoft Baseline Security Analyzer](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc184924) を参照してください。 次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての MBSA の検出の概要を記載します。 | ソフトウェア | MBSA | |-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------|------| | Windows XP Service Pack 3 | 可 | | Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | 可 | | Windows Server 2003 Service Pack 2 | 可 | | Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | 可 | | Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | 可 | | Windows Vista Service Pack 2 | 可 | | Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 | 可 | | Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 | 可 | | Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 | 可 | | Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 | 可 | | Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | 可 | | Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 | | Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 | | Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 | 可 | 注: MBSA、Microsoft Update および Windows Server Update Services でサポートされていないレガシ製品をご使用のお客様は、[Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA)](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc184924) をご覧のうえ、レガシ製品のサポート セクションのレガシ ツールで包括的にセキュリティ更新プログラムを検出する方法をご参照ください。 Windows Server Update Services Microsoft Windows Server Update Services (WSUS) により、情報技術の管理者は最新のマイクロソフト製品の更新プログラムを Windows オペレーティング システムを実行しているコンピューターに適用できます。Windows Server Update Services を使用して、セキュリティ更新プログラムを展開する方法の詳細については、TechNet の記事 [Windows Server Update Services (WSUS)](https://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/bb332157.aspx) を参照してください。 Systems Management Server 次の表は、このセキュリティ更新プログラムに関する SMS の検出および展開についての概要です。 | ソフトウェア | SMS 2003 with ITMU | Configuration Manager 2007 | |-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------|--------------------|----------------------------| | Windows XP Service Pack 3 | 可 | 可 | | Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Server 2003 Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | 可 | 可 | | Windows Vista Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 | 可 | 可 | | Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | 可 | 可 | | Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 | 可 | | Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 | 可 | | Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 | 可 | 可 | 注: マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で SMS 2.0 のサポートを終了しました。また SMS 2003 についても、マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で Security Update Inventory Tool (SUIT) のサポートを終了しました。マイクロソフトはお客様に [System Center Configuration Manager 2007](https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb735860.aspx) にアップグレードすることを推奨します。また、SMS 2003 Service Pack 3 を引き続きご使用のお客様は、[Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツール](https://technet.microsoft.com/ja-jp/sms/bb676783.aspx) (ITMU) の使用もご検討ください。 SMS 2003 では、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) を SMS で使用すると、[Microsoft Update](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=40747) によって提供され [Windows Server Update Service](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=50120) によってサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出できます。SMS 2003 ITMU の詳細については、[Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツール](https://technet.microsoft.com/ja-jp/sms/bb676783.aspx)を参照してください。SMS のスキャンニング ツールの詳細については、[SMS 2003 Software Update Scanning Tools](https://technet.microsoft.com/ja-jp/sms/bb676786.aspx) を参照してください。[Systems Management Server 2003 ダウンロード](https://technet.microsoft.com/ja-jp/sms/bb676766.aspx)も参照してください。 System Center Configuration Manager 2007 は WSUS 3.0 を使用して更新プログラムを検出します。Configuration Manager 2007 Software Update Management の詳細については、[System Center Configuration Manager 2007](https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb735860.aspx) を参照してください。 SMS の詳細については、[SMS Web サイト](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21158)を参照してください。 詳細については、[サポート技術情報 910723](https://support.microsoft.com/kb/910723/jp) を参照してください。「毎月リリースされる検出と展開の手引きの一覧」 Update Compatibility Evaluator および Application Compatibility Toolkit 更新プログラムはアプリケーションを実行させるために、たびたび同じファイルやレジストリ構成に書き込みをすることがあります。これにより、非互換性が起こったり、セキュリティ更新プログラムの適用時間が長くなったりする可能性があります。[Application Compatibility Toolkit](https://www.microsoft.com/download/details.aspx?familyid=24da89e9-b581-47b0-b45e-492dd6da2971&displaylang=en) (英語情報) に含まれている [Update Compatibility Evaluator](https://technet2.microsoft.com/windowsvista/en/library/4279e239-37a4-44aa-aec5-4e70fe39f9de1033.mspx?mfr=true) (英語情報) コンポーネントでインストールされているアプリケーションに対し、Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化することができます。 Application Compatibility Toolkit (ACT) には、お客様の環境に Microsoft Windows Vista、Windows Update、Microsoft Security Update または Windows Internet Explorer の新しいバージョンを適用する前に、アプリケーションの互換性問題を評価し、緩和するために必要なツールやドキュメントが含まれています。 セキュリティ更新プログラムの展開 -------------------------------- 影響を受けるソフトウェア 影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。 #### Windows XP (すべてのエディション) 参照表 次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする Windows XP Service Pack 3:
WindowsXP-KB2618451-x86-jpn.exe /quiet
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2618451-x64-jpn.exe /quiet
再起動しないでインストールする Windows XP Service Pack 3:
WindowsXP-KB2618451-x86-jpn.exe /norestart
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2618451-x64-jpn.exe /norestart
ログ ファイル KB2618451.log
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。
ホットパッチ 対象外
削除に関する情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2618451$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
レジストリ キーの確認 すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2618451\Filelist
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB2618451\Filelist

注 Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。

過去に修正プログラムをインストールしていずれかのファイルをアップデートしている場合は、インストーラーは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピューターにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピューターにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 824994 を参照してください。

インストーラーの詳細については、サポート技術情報 832475 を参照してください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、サポート技術情報 824684 を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません。
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/overwriteoem 確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。
/nobackup アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
/integrate:<完全なパス> このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。
/extract<:完全なパス> セットアップを実行せずにファイルを抽出します。
/ER エラー レポートの延長を有効にします。
/verbose 詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。
注 : これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、以前のバージョンのセットアップ プログラムが使用しているセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、[マイクロソフト サポート技術情報 262841](https://support.microsoft.com/kb/262841/jp) をご覧ください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • レジストリ キーの確認

    このセクションの「参照表」に記載されているレジストリ キーで、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

    これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。管理者または OEM メーカーがセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化している場合、これらのレジストリ キーが適切に作成されない場合もあります。

Windows Server 2003 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2618451-x86-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2618451-x64-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2618451-ia64-jpn.exe /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2618451-x86-jpn.exe /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2618451-x64-jpn.exe /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2618451-ia64-jpn.exe /norestart
ログ ファイル KB2618451.log
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。
ホットパッチ このセキュリティ更新プログラムはホットパッチをサポートしません。ホットパッチの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 897341 を参照してください。
削除に関する情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2618451$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
レジストリ キーの確認 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2618451\Filelist
注 Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。 #### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 過去に修正プログラムをインストールしていずれかのファイルをアップデートしている場合は、インストーラーは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピューターにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピューターにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。詳細については、[マイクロソフト サポート技術情報 824994](https://support.microsoft.com/kb/824994/jp) を参照してください。 インストーラーの詳細については、[サポート技術情報 832475](https://support.microsoft.com/kb/832475/jp) を参照してください。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/jp) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません。
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/overwriteoem 確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。
/nobackup アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
/integrate:<完全なパス> このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。
/extract<:完全なパス> セットアップを実行せずにファイルを抽出します。
/ER エラー レポートの延長を有効にします。
/verbose 詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。
注 : これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、以前のバージョンのセットアップ プログラムが使用しているセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、[マイクロソフト サポート技術情報 262841](https://support.microsoft.com/kb/262841/jp) をご覧ください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません。
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • レジストリ キーの確認

    このセクションの「参照表」に記載されているレジストリ キーで、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

    これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。管理者または OEM メーカーがセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化している場合、これらのレジストリ キーが適切に作成されない場合もあります。

Windows Vista (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定の サービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista:
Windows6.0-KB2618451-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista:
Windows6.0-KB2618451-x64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista:
Windows6.0-KB2618451-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista:
Windows6.0-KB2618451-x64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/jp) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。

注 : wusa.exe インストーラーの詳細については、サポート技術情報 934307 を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

Windows Server 2008 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2618451-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2618451-x64.msu /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2618451-ia64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2618451-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2618451-x64.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2618451-ia64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/jp) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。

注 : wusa.exe インストーラーの詳細については、サポート技術情報 934307 を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

Windows 7 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows 7:
Windows6.1-KB2618451-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7:
Windows6.1-KB2618451-x64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows 7:
Windows6.1-KB2618451-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7:
Windows6.1-KB2618451-x64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/jp) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。
/warnrestart:<秒> /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。
/promptrestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。
/forcerestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。
/log:<ファイル名> 指定されたファイルへのログを有効にします。
/extract:<インストール先> パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。
/uninstall /kb:<KB 番号> セキュリティ更新プログラムをアンインストールします。

注: wusa.exe インストーラーの詳細については、TechNet の記事 Windows 7 でのその他の変更の「Windows Update スタンドアロン インストーラー」を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2618451-x64.msu /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2618451-ia64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2618451-x64.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2618451-ia64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/jp) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。
/warnrestart:<秒> /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。
/promptrestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。
/forcerestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。
/log:<ファイル名> 指定されたファイルへのログを有効にします。
/extract:<インストール先> パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。
/uninstall /kb:<KB 番号> セキュリティ更新プログラムをアンインストールします。

注: wusa.exe インストーラーの詳細については、TechNet の記事 Windows 7 でのその他の変更の「Windows Update スタンドアロン インストーラー」を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • VeriSign iDefense Labsに協力して、Microsoft Time のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2011-3397) を報告してくださった匿名のリサーチャー

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

  • セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などがありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションの詳細については、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。
  • その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法については、こちらを参照してください。

免責

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更新履歴

  • V1.0 (2011/12/14):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2011/12/15):このセキュリティ情報ページを更新し、「サード パーティ企業の Kill Bit」のセクションの HP Photo Creative の ActiveX コントロールについての Kill Bit の情報を修正しました。今回の更新は情報のみの変更です。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルおよび検出ロジックへの変更はありません。

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