マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-095 - 重要
Active Directory の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2640045)
公開日: 2011年12月14日
バージョン: 1.0
概説
概要
このセキュリティ更新プログラムは Active Directory、Active Directory Application Mode (ADAM) および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) に存在する非公開で報告された脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、攻撃者が Active Directory ドメインにログオンし、特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性が悪用されるには、まず、Active Directory ドメインにログオンするための資格情報を取得することが攻撃者にとっての必要条件となります。
このセキュリティ更新プログラムの深刻度は、サポートされているエディションの Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008 (Itanium を除く)、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 (Itanium を除く) にインストールされている Active Directory、ADAM および AD LDS について深刻度「重要」と評価しています。詳細情報については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。
このセキュリティ更新プログラムは Active Directory、Active Directory Application Mode (ADAM) および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) がメモリ内でオブジェクトを扱う方法を変更することにより、脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。
推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。
管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。
このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
既知の問題: なし
影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア
ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。
影響を受けるソフトウェア
オペレーティング システム | コンポーネント | 最も深刻な脆弱性の影響 | 総合的な深刻度 | この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報 |
---|---|---|---|---|
Windows XP Service Pack 3 | Active Directory Application Mode (ADAM) (KB2626416) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | Active Directory Application Mode (ADAM) (KB2626416) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Server 2003 Service Pack 2 | Active Directory (KB2621146) Active Directory Application Mode (ADAM) (KB2626416) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | Active Directory (KB2621146) Active Directory Application Mode (ADAM) (KB2626416) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | Active Directory (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Vista Service Pack 2 | Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 | Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 | Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS)* (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 | Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS)* (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 | Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS)* (KB2621146) |
リモートでコードが実行される | 重要 | MS11-086 |
影響を受けるソフトウェア | Active Directory のバッファー オーバーフローの脆弱性 - CVE-2011-3406 | 総合的な深刻度 |
---|---|---|
Active Directory | ||
Windows Server 2003 Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2\* | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2\* | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1\* | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
ADAM (Active Directory Application Mode) | ||
Windows XP Service Pack 3 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2003 Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) | ||
Windows Vista Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2\* | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2\* | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1\* | 重要 リモートでコードが実行される | 重要 |
Active Directory のバッファー オーバーフローの脆弱性 - CVE-2011-3406
Active Directory にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性が悪用されるには、まず、Active Directory ドメインにログオンするための資格情報を取得することが攻撃者にとっての必要条件となります。次に、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工したアプリケーションを実行し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2011-3406 を参照してください。
「Active Directory のバッファー オーバーフローの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2011-3406
緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。
- この脆弱性が悪用されるには、標的となる Active Directory ドメイン内のメンバー アカウントの資格情報を所有していることが攻撃者にとっての必要条件となります。しかし、Active Directory ドメインに参加しているワークステーションを所有することは攻撃者にとっての必要条件ではありません。
- ファイアウォールによる最善策および標準のファイアウォールの既定の構成を使用することにより、組織のネットワーク境界の外部からの攻撃を防ぎ、ネットワークを保護することができます。インターネットに接続したシステムについては、最善策として最低限の数のポートしか開かないようにすることを推奨します。
「Active Directory のバッファー オーバーフローの脆弱性」の回避策 - CVE-2011-3406
回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。
企業のファイアウォールで、TCP ポート 389 をブロックする
これらのポートは、影響を受けるコンポーネントとの接続を開始するために使用されます。企業のファイアウォールで、このポートを受信と送信の両方でブロックすると、この脆弱性の悪用からファイアウォールの背後のシステムを保護するのに役立ちます。そのほかのポートを悪用する可能性のある攻撃を防ぐため、インターネットからの受信者側が送信を要求していないすべての受信通信をブロックすることを推奨します。ポートの詳細については、TechNet の記事 TCP and UDP Port Assignments (英語情報) を参照してください。Windows ファイアウォールに関する詳細情報は、Technet コラム「How to Configure Windows Firewall on a Single Computer」(英語情報) をご覧ください。
「Active Directory のバッファー オーバーフローの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2011-3406
この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか?
これは、Network Service のコンテキストでリモートが実行される脆弱性です。
何が原因で起こりますか?
この脆弱性は、Active Directory が特別に細工されたクエリを処理し、適切に初期化されていないメモリ バッファーのコンテンツへのアクセスを試みた場合に起こります。
Active Directory サービス とは何ですか?
Active Directory サービスには拡張可能でスケーラブルな一連のサービスが含まれており、企業の ID や資格情報の管理、情報の保護、システム設定やアプリケーション設定を効率的に行うことができます。Active Directory サービスには、Active Directory 証明書サービス (AD CS)、Active Directory ドメイン サービス (AD DS)、Active Directory フェデレーション サービス (AD FS)、Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS)、および Active Directory Rights Management サービス (AD RMS) が含まれています。
Active Directory ドメイン サービスとは何ですか? Active Directory ドメイン サービス (AD DS) はディレクトリ データを格納し、ユーザーのログオン プロセス、認証、およびディレクトリ検索などのユーザーとドメイン間の通信を管理します。Active Directory ドメイン コントローラーは、AD DS を実行するサーバーです。AD DS の詳細については、TechNet の記事 Active Directory ドメイン サービスを参照してください。
Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) とは何ですか? Active Directory Lightweight Directory Services (ADLDS) は独立した Active Directory のモードで、アプリケーション専用のディレクトリ サービスを提供します。AD LDS は Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 で利用できます。AD LDS は Active Directory Application Mode (ADAM) に代わるものであり、Windows XP および Windows Server 2003 で利用できます。AD LDS の詳細については、TechNet の記事 Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービスを参照してください。
Active Directory Application Mode (ADAM) とは何ですか? Active Directory Application Mode (ADAM) は、Windows XP および Windows Server 2003 においてシステム サービスとしてではなくユーザー サービスとして実行される Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ サービスです。ADAM の詳細については、TechNet の記事 ADAM とはを参照してください。
Lightweight Diretory Access Protocol (LDAP) とは何ですか? Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) とは TCP/IP スタックで直接実行されるディレクトリ サービス プロトコルです。LDAP の情報モデル (データと名前空間の両方について) は X.500 OSI ディレクトリ サービスのものと類似していますが、X.500 よりも機能が少なく、リソースの要件も少ないです。その他の多くのインターネット プロトコルとは異なり、LDAP にはインターネット ディレクトリ サービス アプリケーションの作成を簡素化する関連の API があります。LDAP API は、ディレクトリ管理および主な機能として、ディレクトリ サービスのサポートを持たないブラウザー アプリケーションに適用できます。LDAP はディレクトリの作成やディレクトリ サービスの操作方法の指定はできません。
この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。
攻撃者はこの 脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、まず、Active Directory ドメインにログオンするための資格情報を取得することが攻撃者にとっての必要条件となります。次に、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工したアプリケーションを実行し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。
主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
影響を受けるオペレーティング システムを実行し、Active Directory サービスがインストールされている、すべてのコンピューターがこの脆弱性による影響を受けます。
この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Active Directory、Active Directory Application Mode (ADAM) および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) がメモリ内でオブジェクトを扱う方法を変更することにより、脆弱性を解決します。
このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか?
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。
更新プログラムに関する情報
検出および展開ツールとガイダンス
セキュリティ セントラル
組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピューターに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細については、TechNet 更新プログラム管理センターを参照してください。Microsoft TechNet セキュリティ センターでは、マイクロソフト製品に関するセキュリティ情報を提供しています。
セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update および Windows Update から入手できます。セキュリティ更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターからもダウンロードできます。「セキュリティ更新プログラム」のキーワード探索で容易に見つけられます。
さらに、セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update カタログからダウンロードできます。Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバーおよび Service Pack などが含まれるコンテンツを検索するカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ情報番号 (たとえば「MS07-036」など) を使用して検索することで、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加でき (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダーにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の詳細については、Microsoft Update Catalog FAQ (英語情報) を参照してください。
検出および展開のガイダンス
マイクロソフトは、セキュリティ更新プログラムの検出および展開に関して、ガイダンスを提供しています。このガイダンスには、IT プロフェッショナルがセキュリティ更新プログラムの検出および展開のための多様なツールの使用方法を理解するのに役立つ推奨策および情報が含まれています。詳細については、サポート技術情報 961747 を参照してください。
Microsoft Baseline Security Analyzer
Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカルおよびリモートで一般的に誤った構成のセキュリティ更新プログラムと不足しているセキュリティ更新プログラムをスキャンできます。MBSA の詳細については、Microsoft Baseline Security Analyzer を参照してください。
次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての MBSA の検出の概要を記載します。
ソフトウェア | MBSA |
---|---|
Windows XP Service Pack 3 | 可 |
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | 可 |
Windows Server 2003 Service Pack 2 | 可 |
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | 可 |
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | 可 |
Windows Vista Service Pack 2 | 可 |
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 | 可 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 | 可 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 | 可 |
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | 可 |
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 |
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 |
注: MBSA、Microsoft Update および Windows Server Update Services でサポートされていないレガシ製品をご使用のお客様は、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) をご覧のうえ、レガシ製品のサポート セクションのレガシ ツールで包括的にセキュリティ更新プログラムを検出する方法をご参照ください。
Windows Server Update Services
Microsoft Windows Server Update Services (WSUS) により、情報技術の管理者は最新のマイクロソフト製品の更新プログラムを Windows オペレーティング システムを実行しているコンピューターに適用できます。Windows Server Update Services を使用して、セキュリティ更新プログラムを展開する方法の詳細については、TechNet の記事 Windows Server Update Services (WSUS) を参照してください。
Systems Management Server
次の表は、このセキュリティ更新プログラムに関する SMS の検出および展開についての概要です。
ソフトウェア | SMS 2003 with ITMU | Configuration Manager 2007 |
---|---|---|
Windows XP Service Pack 3 | 可 | 可 |
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows Server 2003 Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | 可 | 可 |
Windows Vista Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 | 可 | 可 |
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | 可 | 可 |
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 | 可 |
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 | 可 | 可 |
注: マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で SMS 2.0 のサポートを終了しました。また SMS 2003 についても、マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で Security Update Inventory Tool (SUIT) のサポートを終了しました。マイクロソフトはお客様に System Center Configuration Manager 2007 にアップグレードすることを推奨します。また、SMS 2003 Service Pack 3 を引き続きご使用のお客様は、Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツール (ITMU) の使用もご検討ください。
SMS 2003 では、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) を SMS で使用すると、Microsoft Update によって提供され Windows Server Update Service によってサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出できます。SMS 2003 ITMU の詳細については、Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツールを参照してください。SMS のスキャンニング ツールの詳細については、SMS 2003 Software Update Scanning Tools を参照してください。Systems Management Server 2003 ダウンロードも参照してください。
System Center Configuration Manager 2007 は WSUS 3.0 を使用して更新プログラムを検出します。Configuration Manager 2007 Software Update Management の詳細については、System Center Configuration Manager 2007 を参照してください。
SMS の詳細については、SMS Web サイトを参照してください。
詳細については、サポート技術情報 910723 を参照してください。「毎月リリースされる検出と展開の手引きの一覧」
Update Compatibility Evaluator および Application Compatibility Toolkit
更新プログラムはアプリケーションを実行させるために、たびたび同じファイルやレジストリ構成に書き込みをすることがあります。これにより、非互換性が起こったり、セキュリティ更新プログラムの適用時間が長くなったりする可能性があります。Application Compatibility Toolkit (英語情報) に含まれている Update Compatibility Evaluator (英語情報) コンポーネントでインストールされているアプリケーションに対し、Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化することができます。
Application Compatibility Toolkit (ACT) には、お客様の環境に Microsoft Windows Vista、Windows Update、Microsoft Security Update または Windows Internet Explorer の新しいバージョンを適用する前に、アプリケーションの互換性問題を評価し、緩和するために必要なツールやドキュメントが含まれています。
セキュリティ更新プログラムの展開
影響を受けるソフトウェア
影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。
Windows XP (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定のサービス パック | この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 |
適用 | |
ユーザーの操作なしでインストールする | Windows XP Service Pack 3 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsXP-KB2626416-x86-jpn.exe /quiet |
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsServer2003.WindowsXP-KB2626416-x64-jpn.exe /quiet |
|
再起動しないでインストールする | Windows XP Service Pack 3 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsXP-KB2626416-x86-jpn.exe /norestart |
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsServer2003.WindowsXP-KB2626416-x64-jpn.exe /norestart |
|
ログ ファイル | KB2626416.log |
詳細情報 | サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。 |
再起動の必要性 | |
再起動の必要性: | はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
ホットパッチ | 対象外 |
削除に関する情報 | [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2626416$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。 |
ファイルに関する情報: | サポート技術情報 2626416 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows XP: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2626416\Filelist |
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows XP: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB2626416\Filelist |
注 Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。
展開に関する情報
更新プログラムのインストール
このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。
過去に修正プログラムをインストールしていずれかのファイルをアップデートしている場合は、インストーラーは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピューターにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピューターにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 824994 を参照してください。
インストーラーの詳細については、サポート技術情報 832475 を参照してください。
このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、サポート技術情報 824684 を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/help | インストール メッセージの一覧を表示します。 |
セットアップ モード | |
/passive | 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。 |
/quiet | QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。 |
再起動オプション | |
/norestart | インストールの完了後、再起動しません。 |
/forcerestart | インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。 |
/warnrestart\[:<秒数>\] | 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。 |
/promptrestart | 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。 |
特別なオプション | |
/overwriteoem | 確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。 |
/nobackup | アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。 |
/forceappsclose | シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。 |
/log:<完全なパス> | ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。 |
/integrate:<完全なパス> | このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。 |
/extract<:完全なパス> | セットアップを実行せずにファイルを抽出します。 |
/ER | エラー レポートの延長を有効にします。 |
/verbose | 詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。 |
更新プログラムの削除
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/help | インストール メッセージの一覧を表示します。 |
セットアップ モード | |
/passive | 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。 |
/quiet | QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。 |
再起動オプション | |
/norestart | インストールの完了後、再起動しません |
/forcerestart | インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。 |
/warnrestart\[:<秒数>\] | 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。 |
/promptrestart | 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。 |
特別なオプション | |
/forceappsclose | シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。 |
/log:<完全なパス> | ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。 |
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
ファイル バージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。
- [スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。
- [検索結果]のウィンドウの[検索コンパニオン]の下の [ファイルとフォルダーすべて]をクリックします。
- [ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。
- ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。
注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。 - [バージョン] タブで、適切なファイル情報テーブルに記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。
注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
レジストリ キーの確認
このセクションの「参照表」に記載されているレジストリ キーで、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。
これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。管理者または OEM メーカーがセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化している場合、これらのレジストリ キーが適切に作成されない場合もあります。
Windows Server 2003 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定のサービス パック | この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 |
適用 | |
ユーザーの操作なしでインストールする | Windows Server 2003 Service Pack 2 上の Active Directory WindowsServer2003-KB2621146-x86-jpn.exe /quiet |
Windows Server 2003 Service Pack 2 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsServer2003-KB2626416-x86-jpn.exe /quiet |
|
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 上の Active Directory WindowsServer2003.WindowsXP-KB2621146-x64-jpn.exe /quiet |
|
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsServer2003.WindowsXP-KB2626416-x64-jpn.exe /quiet |
|
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 上の Active Directory WindowsServer2003-KB2621146-ia64-jpn.exe /quiet |
|
再起動しないでインストールする | Windows Server 2003 Service Pack 2 上の Active Directory WindowsServer2003-KB2621146-x86-jpn.exe /norestart |
Windows Server 2003 Service Pack 2 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsServer2003-KB2626416-x86-jpn.exe /norestart |
|
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 上の Active Directory WindowsServer2003.WindowsXP-KB2621146-x64-jpn.exe /norestart |
|
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 上の Active Directory Application Mode (ADAM) WindowsServer2003.WindowsXP-KB2626416-x64-jpn.exe /norestart |
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Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 上の Active Directory WindowsServer2003-KB2621146-ia64-jpn.exe /norestart |
|
ログ ファイル | KB2621146.log KB2626416.log |
詳細情報 | サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。 |
再起動の必要性 | |
再起動の必要性: | はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
ホットパッチ | このセキュリティ更新プログラムはホットパッチをサポートしません。ホットパッチの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 897341 を参照してください。 |
削除に関する情報 | Active Directory については、[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2621146$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。 |
Active Directory Application Mode (ADAM) については、[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2626416$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。 | |
ファイルに関する情報: | Windows Server 2003 上の Active Directory については、マイクロソフト サポート技術情報 2621146 を参照してください。 |
Windows Server 2003 上の Active Directory Application Mode (ADAM) については、マイクロソフト サポート技術情報 2626416 を参照してください。 | |
レジストリ キーの確認 | Windows Server 2003 上の Active Directory HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2621146\Filelist |
Windows Server 2003 上の Active Directory Application Mode (ADAM) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2626416\Filelist |
注 Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。
展開に関する情報
更新プログラムのインストール
このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。
過去に修正プログラムをインストールしていずれかのファイルをアップデートしている場合は、インストーラーは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピューターにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピューターにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 824994 を参照してください。
インストーラーの詳細については、サポート技術情報 832475 を参照してください。
このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、サポート技術情報 824684 を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/help | インストール メッセージの一覧を表示します。 |
セットアップ モード | |
/passive | 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。 |
/quiet | QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。 |
再起動オプション | |
/norestart | インストールの完了後、再起動しません。 |
/forcerestart | インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。 |
/warnrestart\[:<秒数>\] | 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。 |
/promptrestart | 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。 |
特別なオプション | |
/overwriteoem | 確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。 |
/nobackup | アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。 |
/forceappsclose | シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。 |
/log:<完全なパス> | ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。 |
/integrate:<完全なパス> | このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。 |
/extract<:完全なパス> | セットアップを実行せずにファイルを抽出します。 |
/ER | エラー レポートの延長を有効にします。 |
/verbose | 詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。 |
更新プログラムの削除
このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/help | インストール メッセージの一覧を表示します。 |
セットアップ モード | |
/passive | 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。 |
/quiet | QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。 |
再起動オプション | |
/norestart | インストールの完了後、再起動しません。 |
/forcerestart | インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。 |
/warnrestart\[:<秒数>\] | 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。 |
/promptrestart | 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。 |
特別なオプション | |
/forceappsclose | シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。 |
/log:<完全なパス> | ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。 |
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
ファイル バージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。
- [スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。
- [検索結果]のウィンドウの[検索コンパニオン]の下の [ファイルとフォルダーすべて]をクリックします。
- [ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。
- ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。
注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。 - [バージョン] タブで、適切なファイル情報テーブルに記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。
注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
レジストリ キーの確認
このセクションの「参照表」に記載されているレジストリ キーで、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。
これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。管理者または OEM メーカーがセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化している場合、これらのレジストリ キーが適切に作成されない場合もあります。
Windows Vista (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定の サービス パック | この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 |
適用 | |
ユーザーの操作なしでインストールする | AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista Windows6.0-KB2621146-x86.msu /quiet |
AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista Windows6.0-KB2621146-x64.msu /quiet |
|
再起動しないでインストールする | AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Vista Windows6.0-KB2621146-x86.msu /quiet /norestart |
AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista Windows6.0-KB2621146-x64.msu /quiet /norestart |
|
詳細情報 | サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。 |
再起動の必要性 | |
再起動の必要性: | この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外です。 |
削除に関する情報 | WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報: | サポート技術情報 2621146 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 | 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ | 説明 |
---|---|
/?、/h、 /help | サポートされているスイッチでヘルプを表示します。 |
/quiet | 状態またはエラー メッセージを表示しません。 |
/norestart | /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。 |
注 : wusa.exe インストーラーの詳細については、サポート技術情報 934307 を参照してください。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
ファイル バージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。
- [スタート] をクリックし、[検索の開始] ボックスに更新ファイル名を入力します。
- [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。 - [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。 - 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
Windows Server 2008 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定のサービス パック | この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 |
適用 | |
ユーザーの操作なしでインストールする | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008 上の Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) Windows6.0-KB2621146-x86.msu /quiet |
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 上の Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) Windows6.0-KB2621146-x64.msu /quiet |
|
再起動しないでインストールする | すべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows Server 2008 上の Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) Windows6.0-KB2621146-x86.msu /quiet /norestart |
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 上の Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) Windows6.0-KB2621146-x64.msu /quiet /norestart |
|
詳細情報 | サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。 |
再起動の必要性 | |
再起動の必要性: | はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
ホットパッチ | 対象外です。 |
削除に関する情報 | WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報: | サポート技術情報 2621146 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 | 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ | 説明 |
---|---|
/?、/h、 /help | サポートされているスイッチでヘルプを表示します。 |
/quiet | 状態またはエラー メッセージを表示しません。 |
/norestart | /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。 |
注 : wusa.exe インストーラーの詳細については、サポート技術情報 934307 を参照してください。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
ファイル バージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。
- [スタート] をクリックし、[検索の開始] ボックスに更新ファイル名を入力します。
- [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。 - [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。 - 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
Windows 7 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定のサービス パック | この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 |
適用 | |
ユーザーの操作なしでインストールする | AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows 7 Windows6.1-KB2621146-x86.msu /quiet |
AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7 Windows6.1-KB2621146 -x64.msu /quiet |
|
再起動しないでインストールする | AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている 32-bit エディションの Windows 7 Windows6.1-KB2621146-x86.msu /quiet /norestart |
AD LDS がインストールされているすべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7 Windows6.1-KB2621146-x64.msu /quiet /norestart |
|
詳細情報 | サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。 |
再起動の必要性 | |
再起動の必要性: | この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外です。 |
削除に関する情報 | WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報: | サポート技術情報 2621146 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 | 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ | 説明 |
---|---|
/?、/h、 /help | サポートされているスイッチでヘルプを表示します。 |
/quiet | 状態またはエラー メッセージを表示しません。 |
/norestart | /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。 |
/warnrestart:<秒> | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。 |
/promptrestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。 |
/forcerestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。 |
/log:<ファイル名> | 指定されたファイルへのログを有効にします。 |
/extract:<インストール先> | パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。 |
/uninstall /kb:<KB 番号> | セキュリティ更新プログラムをアンインストールします。 |
注: wusa.exe インストーラーの詳細については、TechNet の記事 Windows 7 でのその他の変更の「Windows Update スタンドアロン インストーラー」を参照してください。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
ファイル バージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。
- [スタート] をクリックし、[検索] ボックスに更新ファイル名を入力します。
- [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。 - [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。 - 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。
この修正を含む予定のサービス パック | この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。 |
適用 | |
ユーザーの操作なしでインストールする | すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2 上の Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) Windows6.1-KB2621146-x64.msu /quiet |
再起動しないでインストールする | すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2 上の Active Directory および Active Directory Lightweight Directory Service (AD LDS) Windows6.1-KB2621146-x64.msu /quiet /norestart |
詳細情報 | サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。 |
再起動の必要性 | |
再起動の必要性: | この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。 |
ホットパッチ | 対象外です。 |
削除に関する情報 | WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイルに関する情報: | サポート技術情報 2621146 を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 | 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ | 説明 |
---|---|
/?、/h、 /help | サポートされているスイッチでヘルプを表示します。 |
/quiet | 状態またはエラー メッセージを表示しません。 |
/norestart | /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。 |
/warnrestart:<秒> | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。 |
/promptrestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。 |
/forcerestart | /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。 |
/log:<ファイル名> | 指定されたファイルへのログを有効にします。 |
/extract:<インストール先> | パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。 |
/uninstall /kb:<KB 番号> | セキュリティ更新プログラムをアンインストールします。 |
注: wusa.exe インストーラーの詳細については、TechNet の記事 Windows 7 でのその他の変更の「Windows Update スタンドアロン インストーラー」を参照してください。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
Microsoft Baseline Security Analyzer
影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
ファイル バージョンの確認
Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。
- [スタート] をクリックし、[検索の開始] ボックスに更新ファイル名を入力します。
- [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。 - [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。 - 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。
関連情報
Microsoft Active Protections Program (MAPP)
お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、
Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナー
に記載されている各社の Web サイトを参照してください。
サポート
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更新履歴
- V1.0 (2011/12/14):このセキュリティ情報ページを公開しました。
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