マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-004 - 緊急

Windows Media の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2636391)

公開日: 2012年1月11日 | 最終更新日: 2012年8月2日

バージョン: 1.3

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された 2 件の Microsoft Windows に存在する脆弱性を解決します。これらの脆弱性で、特別に細工されたメディア ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、攻撃者がローカル ユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムの深刻度は、すべてのサポートされているエディションの Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008 について「緊急」と評価されており、すべてのサポートされているエディションの Windows Media Center TV Pack for Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 R2 について「重要」と評価されています。詳細については、このセクションのサブセクション「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows Media Player が特別に細工された MIDI ファイルを処理する方法と DirectShow がメディア ファイルを解析する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: 自動更新を有効にしている大多数のお客様には、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズ インストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認してこの累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題:  なし

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム コンポーネント 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報
Windows XP
Windows XP Service Pack 3 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/downloads//ja-jp/details.aspx?familyid=a142f7ba-4268-4453-a8eb-470213c028ac) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4b168ee8-eb15-4c2c-afb0-e63d62b4a6dc) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし [MS10-033](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=191065) の KB975562 は KB2631813 に置き換えられます
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=89b23d72-410f-4133-9c14-24eb01e5a732) (KB2628259) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4b168ee8-eb15-4c2c-afb0-e63d62b4a6dc)\[***1\]*** (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2628259 に置き換えられるセキュリティ情報: なし KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=0928d720-ae88-40d6-b76f-636d67da8526) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=13d74cc6-8d8e-45ea-8cdc-c15782f6626b) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし [MS10-033](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=191065) の KB975562 は KB2631813 に置き換えられます
Windows Server 2003
Windows Server 2003 Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=3c266dfb-630d-4f32-b2ca-63955279b6a9) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=89ae6ed0-537f-421c-b755-ef28691abd88) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし [MS10-033](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=191065) の KB975562 は KB2631813 に置き換えられます
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=8dd1c882-4ed1-4e47-a017-7d162bd94194) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=08be569c-e9d1-4fc5-8670-ebe9da0a2072) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし [MS10-033](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=191065) の KB975562 は KB2631813 に置き換えられます
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=3a9b09d6-7060-47ab-9f76-c3c5acb024e6) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=3401ac20-3701-471f-9757-097a9402d761) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし [MS10-033](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=191065) の KB975562 は KB2631813 に置き換えられます
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=99d9b9fc-ed37-4a32-a20d-6604a1b9c4ca) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4818059a-52ad-4c2e-9605-4e0f5d9da5ba) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=44aa8d91-2b30-4191-8965-8aee2b860d50) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=13cc2519-860d-4c64-b7f8-8f9c0bdaefcf) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=787e6285-3ba5-4aae-9d8d-e3c1eca3b35d)\* (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=92df13c1-fdf6-4602-acb2-e634a1bcd9da)\*\* (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=9eff12b2-70a4-452b-b6bc-0d83f2edcf6c)\* (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=7ff10d7f-26a6-403a-a4b7-7aff55e2fa16)\*\* (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 [Windows Multimedia Library](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=4e2edb23-7f4e-4fe4-848c-1d744e0dce9f) (KB2598479) [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=5e0394c9-3de4-46f6-ae7f-18d5a555532e) (KB2631813) リモートでコードが実行される 緊急 KB2598479 に置き換えられるセキュリティ情報: なし KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=d736daf8-db6d-485f-b0cb-7f2d8c86f9a2) (KB2631813) リモートでコードが実行される 重要 KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=21b37775-3e7b-462d-8234-7c47d52daef9) (KB2631813) リモートでコードが実行される 重要 KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=355c980d-ec2e-4b2d-a7d4-2e3dbd3a0dde)\*\* (KB2631813) リモートでコードが実行される 重要 KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 [DirectShow](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=d4b2389e-fd9f-47c7-9afd-4077f5632c21) (KB2631813) リモートでコードが実行される 重要 KB2631813 に置き換えられるセキュリティ情報: なし
\*Server Core インストールは影響を受けます。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされているかどうかに関わらず、この更新プログラムの深刻度は同じです。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 [Server Core](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/server-core.mspx) および [Windows Server 2008 R2 の Server Core](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/technologies/server-core.mspx) を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、[Server Core インストール オプションの比較](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/editions/core-installation.mspx)を参照してください。

**Server Core インストールは影響を受けません。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされている場合、この更新プログラムにより解決される脆弱性の影響を受けません。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 Server Core および Windows Server 2008 R2 の Server Core を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、Server Core インストール オプションの比較を参照してください。

[1] この更新プログラムは Windows XP Service Pack 3 用の DirectShow の更新プログラム (KB2631813) と同じです。

影響を受けるソフトウェア

その他のソフトウェア 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 この更新プログラムにより置き換えられるセキュリティ情報
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (32 ビット版)[2]
(KB2628642)
リモートでコードが実行される 重要 なし
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (64 ビット版)[2]
(KB2628642)
リモートでコードが実行される 重要 なし
[2] Windows Media Center TV Pack for Windows Vista は Original Equipment Manufacturer (OEM) のインストールの Windows Vista の Home Premium および Ultimate エディションでのみ、オプションのコンポーネントとして利用可能です。このオプション コンポーネントをインストールしているお客様は、ご使用のエディションの Windows Vista 向けに用意されている更新プログラムをすべてインストールする必要があります。最善策として、マイクロソフトは該当するオペレーティング システムの更新プログラム (KB2598479 および KB2631813) をインストールしてから Windows Media Center TV Pack 更新プログラム (KB2628642) をインストールすることを推奨します。 影響を受けないソフトウェア | オペレーティング システム | コンポーネント | |-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------|----------------------------| | Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 | Windows Multimedia Library | | Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 | Windows Multimedia Library | | Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 | Windows Multimedia Library | | Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 | Windows Multimedia Library | このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ) -------------------------------------------------------------- なぜこのセキュリティ情報は 2012 年 1 月 30 日に更新されたのですか ?  「影響を受けるソフトウェア」の表に記載しているすべてのサポートされているエディションの Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista および Windows Server 2008 用の KB2631813 の更新プログラム パッケージについての総合的な深刻度を修正するために、このセキュリティ情報を更新しました。これはセキュリティ情報の変更のみです。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルおよび検出ロジックへの変更はありません。 すべてのサポートされているエディションの Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista および Windows Server 2008 について、CVE-2012-0003 および CVE-2012-0004 の両方の脆弱性に対する保護を行うために KB2598479 および KB2631813 の両方の更新プログラムを適用する必要があります。Server Core インストール オプションについては、インストールが必要な更新プログラムは KB2598479 のみです。既に両方の更新プログラムを正常に適用されたお客様は何の操作も必要ありません。 すべての サポートされている エディションの Windows XP、 Windows Server 2003、 Windows Vista および Windows Server 2008 について、CVE-2012-0003 および CVE-2012-0004 の両方の脆弱性に対する保護を行うには、両方の更新プログラムを適用する必要がありますか? はい。すべてのサポートされているエディションの Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista および Windows Server 2008 について、CVE-2012-0003 および CVE-2012-0004 の両方の脆弱性に対する保護を行うために KB2598479 および KB2631813 の両方の更新プログラムを適用する必要があります。Server Core インストール オプションについては、インストールが必要な更新プログラムは KB2598479 のみです。 ファイル情報の詳細はどこにありますか?  ファイル情報の詳細の場所については、「セキュリティ更新プログラムの展開」の参照表を参照してください。 これらのセキュリティ更新プログラムは、特別な順番でインストールする必要がありますか?  いいえ。影響を受ける各システム用の複数の更新プログラムは、どのような順番でも適用できます。 なぜこの更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか?  これらの問題を解決するために必要な変更が関連するファイルに存在するため、この更新プログラムはいくつかの脆弱性を解決します。類似している更新プログラムを数種類インストールする代わりに、お客様はこの更新プログラムのみをインストールしてください。 このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか?  このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、[マイクロソフト サポート ライフサイクル](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21742)の Web ページを参照してください。 今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。ご使用中のソフトウェア リリースのサポート ライフサイクルを確認するには、[プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169555)を参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、[プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=89213)を参照してください。 以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、[Microsoft Worldwide Information](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=33329) Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、\[Go\] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、[マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169557) を参照してください。 ### 脆弱性の情報 深刻度および脆弱性識別番号 -------------------------- 次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、[1 月のセキュリティ情報の概要](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-jan)の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。詳細については、[Microsoft Exploitability Index](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc998259.aspx) (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア MIDI のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2012-0003 DirectShow のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2012-0004 総合的な深刻度
オペレーティング システム
Windows XP Service Pack 3 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows Server 2003 Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows Vista Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される\* 重要  リモートでコードが実行される\*\* 緊急
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される\* 重要  リモートでコードが実行される\*\* 緊急
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 緊急  リモートでコードが実行される 重要  リモートでコードが実行される 緊急
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 対象外 重要  リモートでコードが実行される 重要
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 対象外 重要  リモートでコードが実行される 重要
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 対象外 重要  リモートでコードが実行される\*\* 重要
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 対象外 重要  リモートでコードが実行される 重要
その他のソフトウェア
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (32 ビット版)[2] 対象外 重要  リモートでコードが実行される 重要
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (64 ビット版)[2] 対象外 重要  リモートでコードが実行される 重要
\*Server Core インストールは影響を受けます。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされているかどうかに関わらず、この更新プログラムの深刻度は同じです。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 [Server Core](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/server-core.mspx) および [Windows Server 2008 R2 の Server Core](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/technologies/server-core.mspx) を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、[Server Core インストール オプションの比較](https://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/editions/core-installation.mspx)を参照してください。

**Server Core インストールは影響を受けません。サポートされているエディションの Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされている場合、この更新プログラムにより解決される脆弱性の影響を受けません。このインストール オプションの詳細については、TechNet の記事 Server Core および Windows Server 2008 R2 の Server Core を参照してください。Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細については、Server Core インストール オプションの比較を参照してください。

[2] Windows Media Center TV Pack for Windows Vista は Original Equipment Manufacturer (OEM) のインストールの Windows Vista の Home Premium および Ultimate エディションでのみ、オプションのコンポーネントとして利用可能です。このオプション コンポーネントをインストールしているお客様は、ご使用のエディションの Windows Vista 向けに用意されている更新プログラムをすべてインストールする必要があります。最善策として、マイクロソフトは該当するオペレーティング システムの更新プログラム (KB2598479 および KB2631813) をインストールしてから Windows Media Center TV Pack 更新プログラム (KB2628642) をインストールすることを推奨します。

MIDI のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2012-0003

Windows Media Player にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者は、Windows Media Player を使用して再生された場合にリモートでコードが実行される可能性がある、特別に細工された MIDI ファイルを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性の悪用に成功した場合、影響を受けるシステムを完全に制御する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2012-0003 を参照してください。

「MIDI のリモートでコードが実行される脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2012-0003

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がローカル ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
  • Web ベースの攻撃では、この脆弱性の悪用に使用する Web ページが含まれる Web サイトを攻撃者がホストしている可能性があります。さらに、影響を受けた Web サイトおよびユーザー提供のコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトには、この脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれる可能性があります。しかし、すべての場合、攻撃者がこのような Web サイトにユーザーを強制的に訪問させる方法はないと考えられます。そのかわり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。
  • 悪意のあるファイルが電子メールの添付ファイルとして送信される可能性がありますが、この脆弱性が悪用されるには、ユーザーにその添付ファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

「MIDI のリモートでコードが実行される脆弱性」の回避策 - CVE-2012-0003

回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。

  • MIDI 解析を無効にする

    注: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディター (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックをご覧ください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックをご覧ください。

    MIDI 解析を無効にするには、次のステップを行ってください。

    1. 次のコマンドを昇格されたコマンド プロンプトで使用して、MIDI パーサーの元のレジストリ値を保存します。

      regedit /e Backup.reg HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{D51BD5A2-7548-11CF-A520-0080C77EF58A}
      
    2. 次のコンテンツの .reg ファイルを使用して、MIDI パーサーの登録を解除します。

      Windows Registry Editor Version 5.00
      
      [-HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{D51BD5A2-7548-11CF-A520-0080C77EF58A}]
      

    回避策の影響:  MIDI ファイルの再生が無効になります。

「MIDI のリモートでコードが実行される脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2012-0003

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは、現在ログオンしているユーザーのコンテキストで、リモートでコードが実行される脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、Windows Media Player が特別に細工された MIDI ファイルの処理に失敗した場合に起こります。

この 脆弱性による影響を受けるコンポーネントは何ですか? 
Windows マルチメディア ライブラリ (winmm.dll) が、この脆弱性の影響を受けるコンポーネントです。このコンポーネントは、Windows Media Player などのアプリケーションがオーディオやビデオを扱えるようにします。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか? 
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。その場合、攻撃者がプログラムをインストールしたり、データを表示、変更、削除したりできるようになる可能性があります。

攻撃者はこの 脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工された MIDI ファイルを添付した電子メール メッセージをユーザーに送信し、ユーザーにその MIDI ファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、特別に細工された MIDI ファイルを含む Web サイトをホストすることが、攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、この脆弱性の悪用に使用できる特別に細工されたコンテンツが含まれている可能性があります。一方、攻撃者は、特別に細工された MIDI ファイルをホストする Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。そのかわり、通常、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて攻撃者の Web サイトに誘導することにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
ワークステーションおよびサーバーが、主にこの脆弱性による危険にさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは Windows Media Player が特別に細工された MIDI ファイルを処理する方法を修正して、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

DirectShow のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2012-0004

Windows がメディア ファイルを処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。特別に細工されたメディア ファイルをユーザーが開いた場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者がこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2012-0004 を参照してください。

「DirectShow のリモートでコードが実行される脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2012-0004

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • 悪意のあるファイルが電子メールの添付ファイルとして送信される可能性がありますが、この脆弱性が悪用されるには、ユーザーにその添付ファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。
  • この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がローカル ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
  • Windows Media Player 10、Windows Media Player 11、および Windows Media Player 12 で、WMP セキュリティ設定によりキャプションの表示が既定で阻止されます。

「DirectShow のリモートでコードが実行される脆弱性」の回避策 - CVE-2012-0004

回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。

  • Line21 DirectShow フィルター を 無効にする

    注: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディター (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックをご覧ください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックをご覧ください。

    Line21 DirectShow フィルターを無効にするには、次のステップを実行してください。

    1. 次のコマンドを昇格されたコマンド プロンプトで使用して、Line21 DirectShow フィルターの元のレジストリ値をバックアップします。

      regedit /e Backup1.reg HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{6E8D4A20-310C-11D0-B79A-00AA003767A7}
      
      regedit /e Backup1.reg HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{E4206432-01A1-4BEE-B3E1-3702C8EDC574}
      
    2. 次のコンテンツの .reg ファイルを使用して、Line21 DirectShow フィルターの登録を解除します。

      Windows Registry Editor Version 5.00
      
      [-HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{6E8D4A20-310C-11D0-B79A-00AA003767A7}]
      
      [-HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{E4206432-01A1-4BEE-B3E1-3702C8EDC574}]
      

    回避策の影響:  クローズド キャプションが無効になります。

「DirectShow のリモートでコードが実行される脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2012-0004

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは、カレント ユーザーのコンテキストでリモートでコードが実行される脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、DirectShow のフィルターが特別に細工されたメディア ファイルを適切に処理しなかった場合に起こります。

この脆弱性による影響を受けるコンポーネントは何ですか? 
DirectShow (Quartz.dll および Qdvd.dll) が、この脆弱性の影響を受けるコンポーネントです。DirectShow は DirectX の一部です。

DirectX とは何ですか?
Microsoft DirectX は Windows オペレーティング システムの機能です。ゲームをしたりビデオを見たりする場合に、グラフィックとサウンドを有効にするため、Windows オペレーティング システムのメディアのストリーミングに使用されます。

DirectShow とは何ですか?
DirectX は Windows プログラムがマルチメディアのサポートのために使用する低レベルのアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) のセットで構成されています。DirectX で、DirectShow 技術はクライアント側のオーディオおよびビデオのソーシング、操作およびレンダリングなどを実行します。

Microsoft DirectShow は、Windows オペレーティング システムでメディアのストリーミングに使用されます。DirectShow はマルチメディア ストリームの高品質なキャプチャおよび再生に使用されます。これは、利用可能であれば自動的にビデオおよびオーディオのアクセラレーション ハードウェアを検出し、使用しますが、アクセラレーション ハードウェアのないコンピューターもサポートします。DirectShow はそのほかの DirectX 技術とも統合されます。DirectShow を使用するアプリケーションの種類には、DVD プレーヤー、ビデオ編集アプリケーション、AVI ツー ASF コンバーター、MP3 プレーヤー、デジタル ビデオ キャプチャー アプリケーションなどがあります。

DirectShow フィルターとは何ですか?
DirectShow は Microsoft Windows で自動的にインストールされる既定のフィルターのセットを提供します。これらのフィルターは、高度なハードウェアの独立性を提供しながら、多くのデータ形式をサポートします。アプリケーションは対象となるシステムにカスタム フィルターを登録し、インストールすることもできます。フィルターの一覧および詳細情報については、MSDN の記事 DirectShow Filters (英語情報) を参照してください。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか? 
ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者がこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工されたメディア ファイルを添付した電子メール メッセージをユーザーに送信し、ユーザーにそのメディア ファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、特別に細工されたメディア ファイルを含む Web サイトをホストすることが、攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、この脆弱性の悪用に使用できる特別に細工されたコンテンツが含まれている可能性があります。一方、攻撃者は、特別に細工されたメディア ファイルをホストする Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。そのかわり、通常、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて攻撃者の Web サイトに誘導することにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
ユーザーが信頼されないネットワークの場所からの添付ファイルを開く可能性のあるワークステーションが主にこの脆弱性による危険にさらされる可能性があります。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーもまた危険にさらされる可能性があります。しかし、最善策ではこれを許可しないことが推奨されています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
このセキュリティ更新プログラムは、DirecrtShow がメディア ファイルを解析する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ セントラル

組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピューターに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細については、TechNet 更新プログラム管理センターを参照してください。Microsoft TechNet セキュリティ センターでは、マイクロソフト製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update および Windows Update から入手できます。セキュリティ更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターからもダウンロードできます。「セキュリティ更新プログラム」のキーワード探索で容易に見つけられます。

さらに、セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update カタログからダウンロードできます。Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバーおよび Service Pack などが含まれるコンテンツを検索するカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ情報番号 (たとえば「MS07-036」など) を使用して検索することで、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加でき (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダーにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の詳細については、Microsoft Update Catalog FAQ (英語情報) を参照してください。

検出および展開のガイダンス

マイクロソフトは、セキュリティ更新プログラムの検出および展開に関して、ガイダンスを提供しています。このガイダンスには、IT プロフェッショナルがセキュリティ更新プログラムの検出および展開のための多様なツールの使用方法を理解するのに役立つ推奨策および情報が含まれています。詳細については、サポート技術情報 961747 を参照してください。

Microsoft Baseline Security Analyzer

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカルおよびリモートで一般的に誤った構成のセキュリティ更新プログラムと不足しているセキュリティ更新プログラムをスキャンできます。MBSA の詳細については、Microsoft Baseline Security Analyzer を参照してください。

次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての MBSA の検出の概要を記載します。

ソフトウェア MBSA
Windows XP Service Pack 3
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 Service Pack 2
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
Windows Vista Service Pack 2
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (32 ビット版)
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (64 ビット版)

注: MBSA、Microsoft Update および Windows Server Update Services でサポートされていないレガシ製品をご使用のお客様は、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) をご覧のうえ、レガシ製品のサポート セクションのレガシ ツールで包括的にセキュリティ更新プログラムを検出する方法をご参照ください。

Windows Server Update Services

Microsoft Windows Server Update Services (WSUS) により、情報技術の管理者は最新のマイクロソフト製品の更新プログラムを Windows オペレーティング システムを実行しているコンピューターに適用できます。Windows Server Update Services を使用して、セキュリティ更新プログラムを展開する方法の詳細については、TechNet の記事 Windows Server Update Services (WSUS) を参照してください。

Systems Management Server

次の表は、このセキュリティ更新プログラムに関する SMS の検出および展開についての概要です。

ソフトウェア SMS 2003 with ITMU Configuration Manager 2007
Windows XP Service Pack 3
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 Service Pack 2
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
Windows Vista Service Pack 2
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
Windows 7 for 32-bit Systems および Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
Windows 7 for x64-based Systems および Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems および Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems および Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (32 ビット版)
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (64 ビット版)

注: マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で SMS 2.0 のサポートを終了しました。また SMS 2003 についても、マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で Security Update Inventory Tool (SUIT) のサポートを終了しました。マイクロソフトはお客様に System Center Configuration Manager 2007 にアップグレードすることを推奨します。また、SMS 2003 Service Pack 3 を引き続きご使用のお客様は、Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツール (ITMU) の使用もご検討ください。

SMS 2003 では、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) を SMS で使用すると、Microsoft Update によって提供され Windows Server Update Service によってサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出できます。SMS 2003 ITMU の詳細については、Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツールを参照してください。SMS のスキャンニング ツールの詳細については、SMS 2003 Software Update Scanning Tools を参照してください。Systems Management Server 2003 ダウンロードも参照してください。

System Center Configuration Manager 2007 は WSUS 3.0 を使用して更新プログラムを検出します。Configuration Manager 2007 Software Update Management の詳細については、System Center Configuration Manager 2007 を参照してください。

SMS の詳細については、SMS Web サイトを参照してください。

詳細については、サポート技術情報 910723 「毎月リリースされる検出と展開の手引きの一覧」を参照してください。

Update Compatibility Evaluator および Application Compatibility Toolkit

更新プログラムはアプリケーションを実行させるために、たびたび同じファイルやレジストリ構成に書き込みをすることがあります。これにより、非互換性が起こったり、セキュリティ更新プログラムの適用時間が長くなったりする可能性があります。Application Compatibility Toolkit (英語情報) に含まれている Update Compatibility Evaluator (英語情報) コンポーネントでインストールされているアプリケーションに対し、Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化することができます。

Application Compatibility Toolkit (ACT) には、お客様の環境に Microsoft Windows Vista、Windows Update、Microsoft Security Update または Windows Internet Explorer の新しいバージョンを適用する前に、アプリケーションの互換性問題を評価し、緩和するために必要なツールやドキュメントが含まれています。

セキュリティ更新プログラムの展開

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。

Windows XP (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする Windows XP Service Pack 3 上の Windows Multimedia Library:
WindowsXP-KB2598479-x86-JPN.exe /quiet
Windows XP Service Pack 3 上の DirectShow:
WindowsXP-KB2631813-x86-JPN.exe / quiet
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3:
WindowsXPMediaCenter2005-KB2628259-JPN.exe / quiet
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2598479-x64-JPN.exe / quiet
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の DirectShow:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2631813-x64-JPN.exe / quiet
再起動しないでインストールする Windows XP Service Pack 3 上の Windows Multimedia Library:
WindowsXP-KB2598479-x86-JPN.exe /norestart
Windows XP Service Pack 3 上の DirectShow:
WindowsXP-KB2631813-x86-JPN.exe /norestart
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3:
WindowsXPMediaCenter2005-KB2628259-JPN.exe /norestart
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2598479-x64-JPN.exe /norestart
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の DirectShow:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2631813-x64-JPN.exe /norestart
ログ ファイル すべてのサポートされているエディションの Windows XP 上の Windows Multimedia Library:
KB2598479.log
すべてのサポートされているエディションの Windows XP 上の DirectShow:
KB2631813.log
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3:
KB2628259.log
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
ホットパッチ 対象外
削除に関する情報 すべてのサポートされているエディションの Windows XP 上の Windows Multimedia Library:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2598479$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
すべてのサポートされているエディションの Windows XP 上の DirectShow:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2631813$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2628259$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
ファイルに関する情報: すべてのサポートされているエディションの Windows XP 上の Windows Multimedia Library:
マイクロソフト サポート技術情報 2598479 を参照してください。
すべてのサポートされているエディションの Windows XP 上の DirectShow:
マイクロソフト サポート技術情報 2631813 を参照してください。
Windows XP Media Center Edition 2005 Service Pack 3:
マイクロソフト サポート技術情報 2628259 を参照してください。
レジストリ キーの確認 Windows XP Service Pack 3 上の Windows Multimedia Library:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2598479\Filelist
Windows XP Service Pack 3 上の DirectShow:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2631813\Filelist
Windows Media Center Edition 2005 Service Pack 3:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2628259\Filelist
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の Windows Multimedia Library:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB2598479\Filelist
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 上の DirectShow:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB2631813\Filelist

注 Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。

過去に修正プログラムをインストールしていずれかのファイルをアップデートしている場合は、インストーラーは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピューターにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピューターにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 824994 を参照してください。

インストーラーの詳細については、サポート技術情報 832475 を参照してください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、サポート技術情報 824684 を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません。
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/overwriteoem 確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。
/nobackup アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
/integrate:<完全なパス> このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。
/extract<:完全なパス> セットアップを実行せずにファイルを抽出します。
/ER エラー レポートの延長を有効にします。
/verbose 詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。
注 : これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、以前のバージョンのセットアップ プログラムが使用しているセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、[マイクロソフト サポート技術情報 262841](https://support.microsoft.com/kb/262841/ja) を参照してください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。
    2. [検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
    3. [ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。
    4. ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。
      注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。
    5. [バージョン] タブで、適切なファイル情報テーブルに記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。 注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
  • レジストリ キーの確認

    このセクションの「参照表」に記載されているレジストリ キーで、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

    これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。管理者または OEM メーカーがセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化している場合、これらのレジストリ キーが適切に作成されない場合もあります。

Windows Server 2003 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003-KB2598479-x86-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003 上の DirectShow:
WindowsServer2003-KB2631813-x86-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2598479-x64-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2631813-x64-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003-KB2598479ia64-jpn.exe /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
WindowsServer2003-KB2631813-ia64-jpn.exe /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003-KB2598479-x86-jpn.exe /norestart
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003 上の DirectShow:
WindowsServer2003-KB2631813-x86-enu.jpn /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2598479-x64-jpn.exe /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2631813-x64-jpn.exe /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
WindowsServer2003-KB2598479-ia64-jpn.exe /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
WindowsServer2003-KB2631813-ia64-jpn.exe /norestart
ログ ファイル すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
KB2598479.log
すべての影響を受けるエディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
KB2631813.log
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
ホットパッチ このセキュリティ更新プログラムはホットパッチをサポートしません。ホットパッチの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 897341 を参照してください。
削除に関する情報 すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2598479$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
すべての影響を受けるエディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2631813$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
ファイルに関する情報: すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
マイクロソフト サポート技術情報 2598479 を参照してください。
すべての影響を受けるエディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
マイクロソフト サポート技術情報 2631813 を参照してください。
レジストリ キーの確認 すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2003 上の Windows Multimedia Library:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2598479\Filelist
すべての影響を受けるエディションの Windows Server 2003 上の DirectShow:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2631813\Filelist

注 Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。

過去に修正プログラムをインストールしていずれかのファイルをアップデートしている場合は、インストーラーは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピューターにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピューターにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 824994 を参照してください。

インストーラーの詳細については、サポート技術情報 832475 を参照してください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、サポート技術情報 824684 を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません。
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/overwriteoem 確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。
/nobackup アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
/integrate:<完全なパス> このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。
/extract<:完全なパス> セットアップを実行せずにファイルを抽出します。
/ER エラー レポートの延長を有効にします。
/verbose 詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。
注 : これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、以前のバージョンのセットアップ プログラムが使用しているセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、[マイクロソフト サポート技術情報 262841](https://support.microsoft.com/kb/262841/ja) を参照してください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ 説明
/help インストール メッセージの一覧を表示します。
セットアップ モード
/passive 無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピューターが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告とともにダイアログ ボックスが表示されます。
/quiet QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスまたは、エラー メッセージは表示されません。
再起動オプション
/norestart インストールの完了後、再起動しません。
/forcerestart インストール後、コンピューターを再起動し、シャットダウン時に開いているファイルを保存せずに強制的にその他のアプリケーションを閉じます。
/warnrestart\[:<秒数>\] 必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は x 秒)。(既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチと共に使用します。
/promptrestart 再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。
特別なオプション
/forceappsclose シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。
/log:<完全なパス> ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。
更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法
  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。
    2. [検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
    3. [ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。
    4. ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。
      注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。
    5. [バージョン] タブで、適切なファイル情報テーブルに記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。
      注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
  • レジストリ キーの確認

    このセクションの「参照表」に記載されているレジストリ キーで、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

    これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。管理者または OEM メーカーがセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化している場合、これらのレジストリ キーが適切に作成されない場合もあります。

Windows Vista (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定の サービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x86.msu /quiet
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (32 ビット版):
MCETVPack-Windows6.0-KB2628642-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x64.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x64.msu /quiet
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (64 ビット版):
MCETVPack-Windows6.0-KB2628642-x64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x86.msu /quiet /norestart
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (32 ビット版):
MCETVPack-Windows6.0-KB2628642-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x64.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x64.msu /quiet /norestart
Windows Media Center TV Pack for Windows Vista (64 ビット版):
MCETVPack-Windows6.0-KB2628642-x64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報: すべてのサポートされているエディションの Windows Vista 上の Windows Multimedia Library:
マイクロソフト サポート技術情報 2598479 を参照してください。
すべてのサポートされているエディションの Windows Vista 上の DirectShow:
マイクロソフト サポート技術情報 2631813 を参照してください。
すべてのサポートされているエディションの Windows Media Center TV Pack for Windows Vista:
マイクロソフト サポート技術情報 2628642 を参照してください。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/ja) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。

注 : wusa.exe インストーラーの詳細については、サポート技術情報 934307 を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、[検索の開始] ボックスに更新ファイル名を入力します。
    2. [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
      注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。
    4. [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
      注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
    5. 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。

Windows Server 2008 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x64.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x64.msu /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-ia64.msu /quiet
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-ia64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-x64.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-x64.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
Windows6.0-KB2598479-ia64.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 上の DirectShow:
Windows6.0-KB2631813-ia64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報: すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2008 上の Windows Multimedia Library:
マイクロソフト サポート技術情報 2598479 を参照してください。
すべての影響を受けるエディションの Windows Server 2008 上の DirectShow:
マイクロソフト サポート技術情報 2631813 を参照してください。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/ja) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。

注 : wusa.exe インストーラーの詳細については、サポート技術情報 934307 を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、[検索の開始] ボックスに更新ファイル名を入力します。
    2. [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
      注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。
    4. [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
      注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
    5. 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。

Windows 7 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 7 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-x86.msu /quiet
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-x64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 7 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-x86.msu /quiet /norestart
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-x64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報: マイクロソフト サポート技術情報 2631813 を参照してください。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/ja) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。
/warnrestart:<秒> /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。
/promptrestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。
/forcerestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。
/log:<ファイル名> 指定されたファイルへのログを有効にします。
/extract:<インストール先> パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。
/uninstall /kb:<KB 番号> セキュリティ更新プログラムをアンインストールします。

注: wusa.exe インストーラーの詳細については、TechNet の記事「Windows 7 でのその他の変更」の「Windows Update スタンドアロン インストーラー」を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、[検索] ボックスに更新ファイル名を入力します。
    2. [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
      注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。
    4. [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
      注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
    5. 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。

Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
適用
ユーザーの操作なしでインストールする すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-x64.msu /quiet
Microsoft Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-ia64.msu /quiet
再起動しないでインストールする すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-x64.msu /quiet /norestart
Microsoft Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems 上の DirectShow:
Windows6.1-KB2631813-ia64.msu /quiet /norestart
詳細情報 サブセクション「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
ホットパッチ 対象外です。
削除に関する情報 WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報: マイクロソフト サポート技術情報 2631813 を参照してください。
レジストリ キーの確認 注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。
#### 展開に関する情報 更新プログラムのインストール このセキュリティ更新プログラムをインストールする際、インストーラーは Microsoft 修正プログラムがコンピューター上のアップデート対象ファイルのいずれかを、過去にアップデートしているかどうか確認します。 このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) については、[サポート技術情報 824684](https://support.microsoft.com/kb/824684/ja) を参照してください。 このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?、/h、 /help サポートされているスイッチでヘルプを表示します。
/quiet 状態またはエラー メッセージを表示しません。
/norestart /quiet と組み合わされた場合、コンピューターはインストールを完了するために再起動が必要であっても、インストール後に再起動しません。
/warnrestart:<秒> /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にユーザーに警告します。
/promptrestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは再起動の開始前にメッセージを表示します。
/forcerestart /quiet スイッチと組み合わされた場合、インストーラーは強制的にアプリケーションを終了し、再起動を開始します。
/log:<ファイル名> 指定されたファイルへのログを有効にします。
/extract:<インストール先> パッケージ コンポーネントをインストール先フォルダーに展開します。
/uninstall /kb:<KB 番号> セキュリティ更新プログラムをアンインストールします。

注: wusa.exe インストーラーの詳細については、TechNet の記事「Windows 7 でのその他の変更」の「Windows Update スタンドアロン インストーラー」を参照してください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、[検索の開始] ボックスに更新ファイル名を入力します。
    2. [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [全般] タブで、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
      注: オペレーティング システムのエディション、またはシステムにインストールしたプログラムのエディションにより、ファイル情報に記載されているファイルのいずれかがインストールされない場合もあります。
    4. [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
      注: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。その他のファイルの属性とファイル情報の表の情報を比較することは、更新プログラムの適用を確認する方法としてサポートされていません。また、インストール中にファイル名が変更される場合があります。ファイルまたはバージョン情報が存在しない場合、その他の利用可能な方法のひとつを使用して、更新プログラムのインストールを確認してください。
    5. 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較することもできます。

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • MIDI のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2012-0003) を報告してくださった IBM Security System の X-Force Research の Shane Garrett 氏
  • DirectShow のリモートでコードが実行される脆弱性 (CVE-2012-0004) を報告してくださった Google Inc. の Neel Mehta 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

  • セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などがありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償でサポートをご提供いたします。利用可能なサポート オプションの詳細については、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。
  • その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法については、こちらを参照してください。

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2012/01/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2012/01/16):このセキュリティ情報ページを更新し、CVE-2012-0003 のよく寄せられる質問 (FAQ) を更新し、この脆弱性による影響の範囲と攻撃者による悪用方法を明確にしました。これらは、いずれも情報のみの変更です。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルおよび検出ロジックへの変更はありません。
  • V1.2 (2012/01/30):このセキュリティ情報ページを更新し、「影響を受けるソフトウェア」の表に記載しているすべてのサポートされているエディションの Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista および Windows Server 2008 用の KB2631813 の更新プログラム パッケージについての総合的な深刻度を修正しました。これはセキュリティ情報の変更のみです。このセキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムのファイルおよび検出ロジックへの変更はありません。お客様は、各システムにインストールされているソフトウェア向けに提供されている、すべての更新プログラム パッケージを適用する必要があります。詳細については、更新プログラムに関する FAQ を参照してください。
  • V1.3 (2012/08/02):このセキュリティ情報ページを更新し、KB2631813 および KB2598479 について Windows Vista パッケージでの検出を変更し、Windows Update での再提供の問題を修正したことをお知らせしました。これは検出の変更のみです。システムを正常に更新済みのお客様は、措置を講じる必要はありません。

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