マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-067 - 重要

FAST Search Server 2010 for SharePoint の解析の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2742321)

公開日: 2012年10月10日

バージョン: 1.0

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint に存在する公開された脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、制限されたトークンのあるユーザー アカウントのセキュリティ コンテキストでリモートでコードが実行される可能性があります。Advanced Filter Pack が有効な場合、FAST Search Server for SharePoint はこの問題の影響のみを受けます。既定では、Advanced Filter Pack は無効になっています。

このセキュリティ更新プログラムは、サポートされているエディションの FAST Search Server 2010 for SharePoint について深刻度を「重要」に評価しました。詳細情報については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受ける Oracle Outside In ライブラリを影響を受けないバージョンに更新することにより、この脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、SharePoint Server 2010 の影響を受けるエディションに対し、最初にマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2737111 で説明されている脆弱性も解決します。

推奨する対応策: お客様は Microsoft Update サービスを使用して Microsoft Update からオンラインで更新プログラムをチェックするための自動更新を構成することができます。Microsoft Update から更新プログラムをオンラインでチェックするために自動更新を有効にし、構成しているお客様は、通常このセキュリティ更新プログラムは自動でダウンロードおよびインストールされるため、特に操作をする必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で Microsoft Update で確認し、インストールする必要があります。サポートされているエディションの Windows XP および Windows Server 2003 の自動更新の特定の構成オプションの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 294871 を参照してください。Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 のサポートされているエディションの自動更新の詳細については、「Windows 自動更新とは」を参照してください。

管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題:  なし

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

Microsoft サーバー ソフトウェア

ソフトウェア 機能名 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 置き換えられる更新プログラム
Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint Service Pack 1 Advanced Filter Pack 
(KB2553402)
リモートでコードが実行される 重要 なし

影響を受けないソフトウェア

Office およびその他のソフトウェア
Microsoft FAST Search Server 2010 for Internal Applications
Microsoft FAST Search Server 2010 for Internet Business
Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint Internet Sites
FAST ESP 5.2
FAST ESP 5.3

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

FAST Search Server 2010 for SharePoint とは何ですか?  
Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint は、SharePoint Server 2010 のすべての検索機能と統合機能に加え、高度なプラットフォームの柔軟性とスケールおよび強化されたコンテンツ処理機能を備えています。FAST Search Server 2010 for SharePoint を複数のサーバーで展開し、冗長性、パフォーマンス、および容量の厳しい要件を満たすことができます。詳細については、「FAST Search Server 2010 for SharePoint」を参照してください。

注: Advanced Filter Pack が有効な場合、FAST Search Server 2010 for SharePoint はこれらの脆弱性の影響のみを受けます。既定では、Advanced Filter Pack は無効になっています。

FAST Search Server 2010 for SharePoint は Microsoft SharePoint Server 2010 とどのような 関連がありますか? 
FAST Search Server 2010 for SharePoint は、Microsoft SharePoint Server 2010 とは別ですが、関連した製品です。詳細については、「SharePoint 2010 Products」を参照してください。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2737111 の回避策を適用して 、Advanced Filter Pack を 無効にした場合、この更新プログラムの適用前に、回避策を解除する必要がありますか ?   
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2737111 の回避策を実行して Advanced Filter Pack を無効にしたお客様が、この更新プログラムの適用前に、回避策を解除する必要はありません。ただし、SharePoint 機能の Advanced Filter Pack を再度有効にするために、お客様は更新プログラムを適用した後、回避策を解除することもできます。

マイクロソフトは、SharePoint 機能の Advanced Filter Pack を再度有効にする前に、更新プログラムをすべてのサーバーに適用することをお勧めします。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2737111 では、複数の脆弱性について説明されていますが、 この更新プログラムによってこれらの脆弱性はどのように解決されますか? 
この更新プログラムにより、FAST Search Server 2010 for SharePoint に影響を及ぼす、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2737111 で説明されている CVE-2012-1766、CVE-2012-1767、CVE-2012-1768、CVE-2012-1769、CVE-2012-1770、CVE-2012-1771、CVE-2012-1772、CVE-2012-1773、CVE-2012-3106、CVE-2012-3107、CVE-2012-3108、CVE-2012-3109、および CVE-2012-3110 が解決されます。

これらは、サード パーティ コードである Oracle Outside In ライブラリの脆弱性です。なぜマイクロソフトがセキュリティ更新プログラムをリリースしているのですか? 
マイクロソフトは、Oracle Outside In ライブラリのカスタム実装のライセンスを許可されており、これはサード パーティ コードが使用される製品に固有のものです。マイクロソフトは、このサード パーティのコードを FAST Search Server 2010 for SharePoint で使用するすべてのお客様をこれらの脆弱性から保護するためにこのセキュリティ更新プログラムをリリースします。

ファイル情報の詳細はどこにありますか? 
ファイル情報の詳細の場所については、「セキュリティ更新プログラムの展開」の参照表を参照してください。

セキュリティ 更新プログラムのハッシュはどこにありますか? 
セキュリティ更新プログラムの SHA1 および SHA2 ハッシュを使用して、ダウンロードされたセキュリティ更新プログラム パッケージの信頼性を確認することができます。この更新プログラムに関するハッシュの情報については、サポート技術情報 2742321 を参照してください。

このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか? 
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧を参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧を参照してください。

以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ を参照してください。

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、10 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index を参照してください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性
- CVE-2012-1766
- CVE-2012-1767
- CVE-2012-1768
- CVE-2012-1769
- CVE-2012-1770
- CVE-2012-1771
- CVE-2012-1772
- CVE-2012-1773
- CVE-2012-3106
- CVE-2012-3107
- CVE-2012-3108
- CVE-2012-3109
- CVE-2012-3110
総合的な深刻度
Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 1 重要 
リモートでコードが実行される
重要

Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性

Advanced Filter Pack を使用している FAST Search Server 2010 for SharePoint にリモートでコードが実行される脆弱性が存在し、攻撃者が、制限されたトークンのあるユーザー アカウントのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。既定では、FAST の Advanced Filter Pack は無効になっています。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2012-1766CVE-2012-1767CVE-2012-1768CVE-2012-1769CVE-2012-1770CVE-2012-1771CVE-2012-1772CVE-2012-1773CVE-2012-3106CVE-2012-3107CVE-2012-3108CVE-2012-3109、および CVE-2012-3110 を参照してください。

「Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性」を緩和する要素

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • Advanced Filter Pack 機能が有効な場合、FAST Search Server 2010 for SharePoint はこれらの脆弱性の影響のみを受けます。既定では、Advanced Filter Pack 機能は無効になっています。
  • 攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、制限されたトークンのあるユーザー アカウントのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。

「Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性」の回避策

回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。

  • FAST Search Server 2010 for SharePoint の Advanced Filter Pack を無効にする

    FAST Search Server 2010 for SharePoint 管理サーバー (または単一のサーバー) で、次のステップを実行します。

    1. [スタート] メニューで、[すべてのプログラム] をクリックします。
    2. [Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint]をクリックします。
    3. [Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint shell]を右クリックし、[管理者として実行]を選択します。
    4. コマンド プロンプトで、インストール先フォルダーの下の installer\scripts に移動します。
    5. 次のコマンドを入力します。 .\AdvancedFilterPack.ps1 -disable

    注: 詳細については、「Advanced Filter Pack を無効にする」を参照してください。

「Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性」のよく寄せられる質問

どのようなことが起こる可能性がありますか***?*** 
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
Advanced Filter Pack で使用される Oracle Outside In ライブラリが特別な細工がされたファイルを解析する方法に脆弱性が存在します。

Advanced Filter Pack とは何ですか ? 
Advanced Filter Pack は、数百のファイル形式からテキストやメタデータの抽出を可能にする FAST Search Server 2010 for SharePoint の機能で、Microsoft Filter Pack がサポートするドキュメント形式を補足します。詳細については、「Advanced Filter Pack を有効にする (FAST Search Server 2010 for SharePoint)」を参照してください。

既定では、Advanced Filter Pack 機能は、FAST Search Server 2010 for SharePoint で無効になっています。

Oracle Outside Inライブラリとは何ですか?  
Oracle Outside In ライブラリは、サーバー バックエンドでフィルター パックが使用して、Advanced Filter Pack がサポートするファイルのテキストおよびメタデータ抽出をサポートします。マイクロソフトはこれらのライブラリに対し、Oracle から使用許諾を得ています。

これらの脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか? 
攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、制限されたトークンのあるユーザー アカウントのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。

どのように攻撃者はこれらの脆弱性を悪用する可能性がありますか? 
この脆弱性が悪用されるには、攻撃者は FAST Search 2010 for SharePoint がにインデックスを付けるファイルの場所にアクセスし、その場所に特別な細工がされたファイルをアップロードできることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこれらの脆弱性による危険にさらされますか? 
信頼されないファイルがあるソースにインデックスを付けるサーバーで、Advanced Filter Pack がインストールされている FAST Search 2010 for SharePoint サーバー。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは、影響を受ける Oracle Outside In ライブラリを影響を受けないバージョンに更新することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報の公開時に、これらの脆弱性は一般に知られていましたか? 
はい。これらの脆弱性は一般に公開されていました。これらの脆弱性には、次の Common Vulnerability and Exposure の番号が割り当てられています。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこれらの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、これらの脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ セントラル

組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピューターに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細については、TechNet 更新プログラム管理センターを参照してください。Microsoft TechNet セキュリティ センターでは、マイクロソフト製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update および Windows Update から入手できます。セキュリティ更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターからもダウンロードできます。「セキュリティ更新プログラム」のキーワード探索で容易に見つけられます。

Microsoft Office for Mac をご利用のお客様は、Microsoft AutoUpdate for Mac を使用して、ご利用中のマイクロソフトのソフトウェアを最新に保つことができます。Microsoft AutoUpdate for Mac のご利用の詳細については、「更新プログラムを自動的にチェックする」を参照してください。

さらに、セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Update カタログからダウンロードできます。Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバーおよび Service Pack などが含まれるコンテンツを検索するカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ情報番号 (たとえば「MS12-001」など) を使用して検索することで、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加でき (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダーにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の詳細については、Microsoft Update Catalog FAQ (英語情報) を参照してください。

検出および展開のガイダンス

マイクロソフトは、セキュリティ更新プログラムの検出および展開に関して、ガイダンスを提供しています。このガイダンスには、IT プロフェッショナルがセキュリティ更新プログラムの検出および展開のための多様なツールの使用方法を理解するのに役立つ推奨策および情報が含まれています。詳細については、サポート技術情報 961747 を参照してください。

Microsoft Baseline Security Analyzer

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカルおよびリモートで、一般的な誤ったセキュリティ構成と不足しているセキュリティ更新プログラムをスキャンできます。詳細については、Microsoft Baseline Security Analyzer を参照してください。

次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての MBSA の検出の概要を記載します。

ソフトウェア MBSA
Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint

注: MBSA、Microsoft Update および Windows Server Update Services でサポートされていないレガシ製品をご使用のお客様は、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) をご覧のうえ、レガシ製品のサポート セクションのレガシ ツールで包括的にセキュリティ更新プログラムを検出する方法を参照してください。

Windows Server Update Services

Microsoft Windows Server Update Services (WSUS) により、情報技術の管理者は最新のマイクロソフト製品の更新プログラムを Windows オペレーティング システムを実行しているコンピューターに適用できます。Windows Server Update Services を使用して、セキュリティ更新プログラムを展開する方法の詳細については、TechNet の記事 Windows Server Update Services (WSUS) を参照してください。

Systems Management Server

次の表は、このセキュリティ更新プログラムに関する SMS の検出および展開についての概要です。

ソフトウェア SMS 2003 with ITMU System Center Configuration Manager
Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint [1] [1]

[1] 上記の検出の表はMicrosoft FAST Search Server 2010 for SharePoint の単一サーバー展開に基づいています。検出ツールは、複数のコンピューター FAST Search サーバー ファームのある組織の一部として構成されているコンピューターで更新プログラムが適用されるかどうかは検出しません。

注: マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で SMS 2.0 のサポートを終了しました。また SMS 2003 についても、マイクロソフトは 2011 年 4 月 12 日付で Security Update Inventory Tool (SUIT) のサポートを終了しました。マイクロソフトはお客様に System Center Configuration Manager にアップグレードすることを推奨します。また、SMS 2003 Service Pack 3 を引き続きご使用のお客様は、Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツール (ITMU) の使用もご検討ください。

SMS 2003 では、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) を SMS で使用すると、Microsoft Update によって提供され Windows Server Update Service によってサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出できます。SMS 2003 ITMU の詳細については、Microsoft 更新プログラム用 SMS 2003 インベントリ ツールを参照してください。SMS のスキャンニング ツールの詳細については、SMS 2003 Software Update Scanning Tools を参照してください。Systems Management Server 2003 ダウンロードも参照してください。

System Center Configuration Manager は WSUS 3.0 を使用して更新プログラムを検出します。詳細については、System Center を参照してください。

詳細については、サポート技術情報 910723 「毎月リリースされる検出と展開の手引きの一覧」を参照してください。

注: Office 2003 を適用するために管理者用インストール ポイント (AIP) を使用した場合、元のベースラインから AIP を更新している場合、SMS を使用して更新プログラムを適用できない可能性があります。詳細については、このセクションの「Office の管理者用インストール ポイント」の欄を参照してください。

Office の管理者用インストール ポイント

アプリケーションをサーバー ロケーションからインストールした場合、サーバー管理者は管理者アップデートでサーバー ロケーションを更新し、その更新をコンピューターに適用する必要があります。

  • Microsoft Office 2003 のサポートされるバージョンについては、Creating an Administrative Installation Point (英語情報) を参照してください。更新された管理者用インストール ポイントから Office 2003 の元のベースライン ソースまたは Service Pack 3 (SP3) にクライアント コンピューターのソースを変更する方法の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 902349 を参照してください。
    注: 更新された管理用イメージからソフトウェアの更新プログラムを中央管理する場合、詳細については Distributing Office 2003 Product Updates (英語情報) を参照してください。
  • サポートされているバージョンの Microsoft Office についてネットワーク インストール ポイントを作成する場合は、詳細について「Office 2010 のネットワーク インストール ポイントを作成する」を参照してください。
    注: セキュリティ更新プログラムを中央で管理する場合は、Windows Server Update Services を使用してください。Microsoft Office のセキュリティ更新プログラムを適用する方法については、Windows Server Update Services Web サイトを参照してください。

Update Compatibility Evaluator および Application Compatibility Toolkit

更新プログラムはアプリケーションを実行させるために、たびたび同じファイルやレジストリ構成に書き込みをすることがあります。これにより、非互換性が起こったり、セキュリティ更新プログラムの適用時間が長くなったりする可能性があります。Application Compatibility Toolkit (英語情報) に含まれている Update Compatibility Evaluator (英語情報) コンポーネントでインストールされているアプリケーションに対し、Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化することができます。

Application Compatibility Toolkit (ACT) には、お客様の環境に Windows Vista、Windows Update、Microsoft Security Update または Windows Internet Explorer の新しいバージョンを適用する前に、アプリケーションの互換性問題を評価し、緩和するために必要なツールやドキュメントが含まれています。

セキュリティ更新プログラムの展開

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。

FAST Search Server 2010 for SharePoint (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」を参照してください。

この修正を含む予定のサービス パック 今後のこのソフトウェア向けのサービス パックは予定されていません。この問題に対する更新プログラムは今後リリースされる更新プログラムのロールアップに含まれる可能性があります。
Deployment
ユーザーの操作なしでインストールする Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint Service Pack 1 の場合:
fsserver2010-kb2553402-fullfile-x64-glb.exe /passive
再起動しないでインストールする Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint Service Pack 1 の場合:
fsserver2010-kb2553402-fullfile-x64-glb.exe /norestart
ログ ファイル 対象外
詳細情報 検出および適用の詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および適用のツールとガイダンス」を参照してください。
再起動の必要性
再起動の必要性: この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
ホットパッチ 対象外
削除に関する情報 この更新プログラムは削除することができません。
ファイルに関する情報: サポート技術情報 2553402 を参照してください。
レジストリ キーの確認 対象外

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

この更新プログラムは「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のセクションにある、適切なダウンロード リンクからインストールすることができます。アプリケーションをサーバー ロケーションからインストールした場合、サーバー管理者は管理者アップデートでサーバー ロケーションを更新し、その更新をコンピューターに適用する必要があります。管理者インストール ポイントの詳細については、「検出および適用のツールおよびガイダンス」のサブセクション「Office 管理者インストール ポイント」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、コンピューターに Windows インストーラー 3.1 またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要があります。

Windows Installer の 3.1 バージョンまたはそれ以降のバージョンをインストールするには、次の Web サイトを参照してください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 ("修正プログラム" など) については、マイクロソフト サポート技術情報 824684 を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストール スイッチ

スイッチ 説明
/?   または /help 使用ダイアログを表示します。
/passive 無人モードを指定します。ユーザーの操作を必要としません。ユーザーには基本的な進行ダイアログが表示されますがキャンセルはできません。
/quiet Quiet モードを指定します。パッケージ処理の状況を表示しません。
/norestart 更新プログラムが再起動を必要とする場合、再起動しません。
/forcerestart 再起動の必要性の有無にかかわらず、更新プログラムの適用後にコンピューターを自動的に再起動します。
/extract インストールせずに、ファイルを解凍します。ターゲット フォルダーについてメッセージが表示されます。
/extract:<完全なパス> 作成者が定義したインストール コマンドを上書きします。Setup.inf ファイルまたは .exe ファイルのパスおよび名前を指定します。
/lang:<LCID> 更新プログラムのパッケージが特定の言語をサポートしている場合、その言語の使用を強制します。
/log:<ログ ファイル> 更新プログラムのインストール中、Vnox とインストーラーの両方によるログの記録を有効にします。

注 : これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、以前のバージョンのセットアップ プログラムが使用しているセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 262841 を参照してください。

更新プログラムの削除

この更新プログラムは削除することができません。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

  • Microsoft Baseline Security Analyzer

    影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムが適用されていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールが使用できます。詳細については、このセキュリティ情報の前半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

  • ファイル バージョンの確認

    Microsoft Windows にはいくつかのエディションがあるため、次のステップは使用中のシステムにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧いただきステップを完了してください。

    1. [スタート] をクリックし、[検索開始] に更新ファイル名を入力します。
    2. [プログラム] の下にファイルが表示されたら、ファイル名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [全般] タブの下で、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表とファイルのサイズを比較します。
    4. [詳細] タブをクリックし、ファイル バージョンや変更された日付などの情報を、このセキュリティ情報のサポート技術情報で提供しているファイル情報の表と比較することもできます。
    5. 最後に、[以前のバージョン] タブをクリックし、ファイルの新しいまたは更新されたバージョンについて、ファイルの以前のバージョンをファイル情報と比較します。

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • Oracle Outside In の複数の脆弱性 (CVE-2012-1766、CVE-2012-1767、CVE-2012-1768、CVE-2012-1769、CVE-2012-1770、CVE-2012-1771、CVE-2012-1772、CVE-2012-1773、CVE-2012-3106、CVE-2012-3107、CVE-2012-3108、CVE-2012-3109、および CVE-2012-3110) についてマイクロソフトと協力してくださった CERT/CC の Will Dorman 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2012/10/10):このセキュリティ情報ページを公開しました。

Built at 2014-04-18T01:50:00Z-07:00