マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-074 - 重要

Microsoft Access の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2848637)

公開日: 2013年9月11日 | 最終更新日: 2013年9月17日

バージョン: 1.1

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された 3 件の Microsoft Office に存在する脆弱性を解決します。ユーザーが、影響を受けるバージョンの Microsoft Access で特別に細工された Access ファイルを開くと、脆弱性によってリモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムの深刻度は、サポートされているエディションの Microsoft Access 2007、Microsoft Access 2010、および Microsoft Access 2013 について「重要」と評価されています。詳細については、このセクションのサブセクション「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Access が特別な細工がされた Access ファイルを開く際のデータを解析および検証する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: お客様は Microsoft Update サービスを使用して Microsoft Update からオンラインで更新プログラムをチェックするための自動更新を構成することができます。Microsoft Update から更新プログラムをオンラインでチェックするために自動更新を有効にし、構成しているお客様は、通常このセキュリティ更新プログラムは自動でダウンロードおよびインストールされるため、特に操作をする必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で Microsoft Update で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

サポート技術情報

サポート技術情報 2848637
ファイルに関する情報 あり
SHA1/SHA2 ハッシュ あり
既知の問題 なし

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office

Office スイート コンポーネント 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 置き換えられる更新プログラム
Microsoft Office 2007 Service Pack 3 Microsoft Access 2007 Service Pack 3
(2596825)
リモートでコードが実行される 重要 なし
Microsoft Office 2010 Service Pack 1 (32 ビット版) Microsoft Access 2010 Service Pack 1 (32 ビット版)
(2687423)
リモートでコードが実行される 重要 MS12-046 の 2553447
Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版) Microsoft Access 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(2687423)
リモートでコードが実行される 重要 なし
Microsoft Office 2010 Service Pack 1 (64 ビット版) Microsoft Access 2010 Service Pack 1 (64 ビット版)
(2687423)
リモートでコードが実行される 重要 MS12-046 の 2553447
Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版) Microsoft Access 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(2687423)
リモートでコードが実行される 重要 なし
Microsoft Office 2013 (32 ビット版) Microsoft Access 2013 (32 ビット版)
(2810009)
リモートでコードが実行される 重要 なし
Microsoft Office 2013 (64 ビット版) Microsoft Access 2013 (64 ビット版)
(2810009)
リモートでコードが実行される 重要 なし
影響を受けないソフトウェア | Office およびその他のソフトウェア | コンポーネント | |--------------------------------------|--------------------------------------| | Microsoft Office 2003 Service Pack 3 | Microsoft Access 2003 Service Pack 3 | 更新プログラムに関する FAQ -------------------------- システムにインストールしていないソフトウェアに対して、この更新プログラムが提供されます。なぜ、この更新プログラムが提供されるのですか?  Microsoft Office の更新プログラムに関するサービス モデルが原因で、システムにインストールしていないソフトウェアに対応する更新プログラムが提供される可能性があります。たとえば、Office の特定の製品をインストールしていない場合でも、その Microsoft Office 製品に対応する更新プログラムが提供される可能性があります。この動作と推奨事項の詳細については、[マイクロソフト サポート技術情報 830335](https://support.microsoft.com/kb/830335/ja) を参照してください。 このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか?  このセキュリティ情報の一覧の影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、[マイクロソフト サポート ライフサイクル](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21742)の Web サイトを参照してください。 今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、[サービスパック ライフサイクル ポリシー](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169555)を参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、[サービスパック ライフサイクル ポリシー](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=89213)を参照してください。 以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、[Microsoft Worldwide Information](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=33329) Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから国を選択し、\[Go\] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、[マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169557) を参照してください。 ### 脆弱性の情報 深刻度および脆弱性識別番号 -------------------------- 次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、[9 月のセキュリティ情報の概要](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-sep)の Exploitability Index を参照してください。詳細については、[Microsoft Exploitability Index](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc998259) (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア Access のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2013-3155 Access ファイル形式のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2013-3156 Access のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2013-3157 総合的な深刻度
Microsoft Access 2007 Service Pack 3 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Microsoft Access 2010 Service Pack 1 (32 ビット版) 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Microsoft Access 2010 Service Pack 2 (32 ビット版) 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Microsoft Access 2010 Service Pack 1 (64 ビット版) 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Microsoft Access 2010 Service Pack 2 (64 ビット版) 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Microsoft Access 2013 (32 ビット版) 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Microsoft Access 2013 (64 ビット版) 重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要 
リモートでコードが実行される
重要
Access の複数メモリ破損の脆弱性 ------------------------------- Microsoft Access が Access ファイルのコンテンツを解析する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。これらの脆弱性を攻撃者が悪用した場合、影響を受けるコンピューターが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、次の情報をご覧ください。 | 脆弱性のタイトル | CVE 番号 | |-----------------------------------------|----------------------------------------------------------------------------------| | Access のメモリ破損の脆弱性 | [CVE-2013-3155](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-3155) | | Access ファイル形式のメモリ破損の脆弱性 | [CVE-2013-3156](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-3156) | | Access のメモリ破損の脆弱性 | [CVE-2013-3157](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-3157) | #### 問題を緩和する要素 緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。 - Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Office ファイルが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、影響を受けた Web サイトおよびユーザー提供のコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトには、この脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれる可能性があります。しかし、すべての場合、攻撃者がこのような Web サイトにユーザーを強制的に訪問させる方法はないと考えられます。その代わりに、攻撃者は通常、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて自分の Web サイトに誘導し、特別に細工した Office ファイルを開くように仕向ける必要があります。 - この脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 #### 回避策 回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。 - 信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Office ファイルを開かない 信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Office ファイルを開かないでください。ユーザーが特別な細工がされたファイルを開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。 #### よく寄せられる質問 どのようなことが起こる可能性がありますか***?***  これらはリモートでコードが実行される脆弱性です。 何が原因で起こりますか?  Microsoft Access が特別に細工された Access ファイルを開く際のメモリを処理する方法にこの脆弱性が存在します。 この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?  攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 攻撃者は この脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?  影響を受けるバージョンの Microsoft Access で、ユーザーが特別に細工された Access ファイルを開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。 電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工した Access ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう仕向けることにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。 Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性の悪用を意図した特別な細工がされた Access ファイルが含まれる Web サイトをホストしていることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、これらの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツが含まれる場合もあります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Access ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 主にどのようなコンピューターがこれらの脆弱性による危険にさらされますか?  ワークステーションやターミナル サーバーなどの Microsoft Access を使用しているコンピューターが主にこの脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、最善策では、これを許可しないことを強く推奨しています。 この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?  この更新プログラムは、Microsoft Access が特別な細工がされた Access ファイルを開く際のデータを検証する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。 このセキュリティ情報の公開時に、 これらの脆弱性は一般に知られていましたか?  いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、これらの脆弱性に関する情報を受けました。 このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこれらの脆弱性が 悪用されたという報告を 受けていましたか?  いいえ。マイクロソフトは、これらのセキュリティ情報が最初に公開された際に、これらの脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。 ### 更新プログラムに関する情報 検出および展開ツールとガイダンス -------------------------------- 管理者がセキュリティ更新プログラムを展開するときに役立つリソースがいくつかあります。  - Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカル システムとリモート システムの不足しているセキュリティ更新プログラムと一般的な誤ったセキュリティ構成をスキャンできます。  - Windows Server Update Services (WSUS)、Systems Management Server (SMS)、および System Center Configuration Manager は、管理者がセキュリティ更新プログラムを配布するときに役に立ちます。  - Application Compatibility Toolkit に含まれている Update Compatibility Evaluator コンポーネントは、インストールされているアプリケーションに対する Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化する手助けをします。  これらのツールの詳細、およびネットワーク経由でセキュリティ更新プログラムを展開するためのガイダンスについては、「[セキュリティ ツール](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc297183)」を参照してください。 セキュリティ更新プログラムの展開 -------------------------------- 影響を受けるソフトウェア 影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。 #### Access 2007 (すべてのエディション) 参照表 次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 Microsoft Office 2007
ace2007-kb2596825-fullfile-x86-glb.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の 必要性 この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイル に関する情報 サポート技術情報 2596825 を参照してください。
レジストリ キーの確認 対象外
#### Access 2010 (すべてのエディション) 参照表 次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名 すべてのサポートされているエディションの Microsoft Office 2010 (32 ビット版):
ace2010-kb2687423-fullfile-x86-glb.exe
すべてのサポートされているエディションの Microsoft Office 2010 (64 ビット版):
ace2010-kb2687423-fullfile-x64-glb.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の 必要性 この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイル に関する情報 サポート技術情報 2687423 を参照してください。
レジストリ キーの確認 対象外
#### Access 2013 (すべてのエディション) 参照表 次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラム のファイル名 Microsoft Office 2013 (32 ビット版):
ace2013-kb2810009-fullfile-x86-glb.exe
Microsoft Office 2013 (64 ビット版):
ace2013-kb2810009-fullfile-x64-glb.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の必要性 この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
削除に関する情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2810009 を参照してください。
レジストリ キーの確認 対象外
### 関連情報 #### 謝辞 この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い[謝意](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=21127)を表します。 - Access のメモリ破損の脆弱性 (CVE-2013-3155) を報告してくださった [Secunia SVCRP](https://secunia.com/) の Kaveh Ghaemmaghami 氏 - Access ファイル形式のメモリ破損の脆弱性 (CVE-2013-3156) を報告してくださった [Secunia SVCRP](https://secunia.com/) の Kaveh Ghaemmaghami 氏 - Access のメモリ破損の脆弱性 (CVE-2013-3157) を報告してくださった [Secunia SVCRP](https://secunia.com/) の Kaveh Ghaemmaghami 氏 #### Microsoft Active Protections Program (MAPP) お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、[Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナー](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=215201)に記載されている各社の Web サイトを参照してください。 #### サポート このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法 - 更新プログラムのインストールのヘルプ:[Microsoft Update のサポート](https://support.microsoft.com/ph/6527) - IT プロフェッショナル向けのセキュリティ ソリューション:[TechNet セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bb980617) - Windows を実行しているコンピューターのウイルスおよびマルウェアからの保護のヘルプ:[ウイルスとセキュリティ サポート ページ](https://support.microsoft.com/contactus/cu_sc_virsec_master) - 国ごとのローカルサポート:[Microsoft サポート](https://support.microsoft.com/common/international.aspx) #### 免責 この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 #### 更新履歴 - V1.0 (2013/09/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。 - V1.1 (2013/09/17):このセキュリティ情報ページを更新し、Microsoft Access 2013 (64 ビット版) 用の更新プログラム (2810009) の検出に関する変更をお知らせしました。これは、検出のみに関する変更です。更新プログラムのファイルへの変更はありません。この更新プログラムを正常に適用されたお客様は、その他の対策を行う必要はありません。 *Built at 2014-04-18T01:50:00Z-07:00*