Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE 2000) をインストールして RMS のデータベース サポートを利用できるようにするには

Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE 2000) のインストールによる RMS のデータベース サポートの利用

Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE 2000) をインストールして RMS のデータベース サポートを利用できるようにするには

  1. Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine (以下 MSDE 2000) をインストールするサーバー上で、ローカルの Administrators グループのメンバとなっているドメイン アカウントを使用してログオンします。

  2. マイクロソフトの Web サイト (https://www.microsoft.com/) から MSDE 2000 をダウンロードして自分のコンピュータに保存します。

  3. MSDE2000A.exe ファイルを実行して MSDE 2000 セットアップ パッケージをフォルダに抽出します。既定では、このフォルダの名前は MSDERelA ですが、別の名前も指定できます。

  4. コマンド プロンプトを開き、MSDE 2000 インストールを保存した場所に移動します。

  5. 次のコマンドを入力して、RMS で動作させるのに適切な構成を持つ Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine アプリケーションをインストールします。ここで、"パスワード"には、強力なパスワードを設定してください。

    Setup.exe /i setup\sqlrun10.msi INSTANCENAME=RMS DISABLEAGENTSTARTUP=1 SAPWD=パスワード

    重要
    MSDE サービスは、インストールしてから起動してください。サービスは [コントロール パネル]の [サービス]から起動できます。RMS の動作中に MSDE データベースを常に使用できるように、サービスが自動的に起動するように構成することをお勧めします。

RMS 構成データベースをサポートするためのデータベースをインストールするまでは、RMS をサーバーに提供しないでください。

Microsoft SQL Server Desktop Engine には企業規模のデータベースを完全に操作およびサポートするために必要なツールが含まれていないため、Microsoft SQL Server Desktop Engine はテスト環境で RMS データベースをサポートする場合にのみ使用することをお勧めします。さらに MSDE はリモート ネットワークをサポートしていないため、RMS と同じサーバー上にインストールする必要があります。また、RMS サーバーを RMS クラスタに追加することはできません。Microsoft SQL Server Desktop Engine の使用条件には、SQL Server クライアント ツールを使用して Microsoft SQL Server Desktop Engine データベースを操作することはできないと定められています。この制限により、RMS 構成データベースのバックアップおよび復元、ログ情報の表示、または構成データベースに格納されているデータの直接変更を実行することはできません。