手順 3: インポートとエクスポート : データベースからのメタデータのコピー
エクスポート サーバーのデータベースから更新プログラムのメタデータをエクスポートして、インポート サーバーのデータベースにインポートします。WSUS セットアップ プログラムは、インストール時に WSUSutil.exe を WSUS サーバーのファイル システムにコピーします。メタデータのエクスポートとインポートを行うには、ローカル Administrators グループのメンバであることが必要です。どちらの操作も、WSUS サーバー自体からのみ実行できます。
重要
信頼されないソースからエクスポートしたデータは、インポートしないでください。信頼されないソースのコンテンツをインポートすると、WSUS サーバーのセキュリティを危険にさらす可能性があります。
注意
インポートまたはエクスポート処理では、更新サービス、すなわち WSUS アプリケーションをサポートしている Windows NT サービスはシャットダウンされます。
エクスポート サーバーのデータベースからメタデータをエクスポートするには
エクスポート サーバーのコマンド プロンプトで、WSUSutil.exe が格納されているフォルダに移動します。
次のように入力します。
wsusutil.exe export packagename logfile
例 :
wsusutil.exe export export.cab export.log
すなわち、WSUSutil.exe の後に、export コマンド、エクスポート .cab ファイルの名前、スペース、ログ ファイルの名前、の順に入力します。
パッケージ (.cab ファイル) 名とログ ファイル名は、一意であることが必要です。WSUSutil.exe は、WSUS データベースからメタデータをエクスポートする際に、この 2 つのファイルを作成します。
作成したエクスポート パッケージをインポート サーバーに移動します。
インポート サーバーのデータベースにメタデータをインポートするには
インポート サーバーのコマンド プロンプトで、WSUSutil.exe が格納されているディレクトリに移動します。
次のように入力します。
wsusutil.exe import packagename logfile
例 :
wsusutil.exe import export.cab import.log
すなわち、WSUSutil.exe の後に、import コマンド、エクスポート処理時に作成されたエクスポート .cab ファイルの名前、スペース、ログ ファイルの名前、の順に入力します。
WSUSutil.exe は、エクスポート サーバーからメタデータをインポートして、その処理のログ ファイルを作成します。
注意
データベースにインポートされたコンテンツの検証には、3 ~ 4 時間かかる場合があります。御了承ください。