SharePoint Server で Web アプリケーションへの匿名アクセスを管理する
適用対象:2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
Web アプリケーションへの匿名アクセスを有効または無効にすることができます。 Web アプリケーションへの匿名アクセスを有効にした場合は、サイト管理者がサイト コレクション、サイト、またはアイテム レベルで匿名アクセスを許可または拒否できます。 Web アプリケーションへの匿名アクセスを無効にした場合は、匿名ユーザーはその Web アプリケーション内のどのサイトにもアクセスできなくなります。
注:
クラシック エクスペリエンス サイトとモダン エクスペリエンス サイトの両方で、匿名アクセスがサポートされています。
匿名ユーザーに指定できるアクセス許可ポリシーは次のとおりです。
なし: ポリシーを指定しません。 この設定では、NT AUTHORITY\Authenticated Users およびすべての認証されたユーザーに適用されるのと同じ既定の権限が匿名ユーザーに付与されます。
書き込みの拒否: この設定では、Web アプリケーションのサイト コレクション内のすべてのコンテンツの読み取りが匿名ユーザーに許可されます。 同時に、サイト コレクション、サイト、またはアイテムごとに読み取りアクセスを制限できます。
すべて拒否: 匿名ユーザーは、Web アプリケーションのどの部分にもアクセスできません。
次の手順を使用して、Web アプリケーションへの匿名アクセスを構成します。
Web アプリケーションへの匿名アクセスを管理するには
SharePoint 2016 の全体管理 を起動します。
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトの [ アプリケーション構成の管理] セクションで、[ Web アプリケーションの管理] をクリックします。
アクセス許可ポリシーを管理する Web アプリケーションの行をクリックして選択します。
リボンの [ セキュリティ] グループで、[ 認証プロバイダー] をクリックします。
匿名アクセスを有効化する領域をクリックします。
[匿名アクセスを有効化する] チェック ボックスがオンになっていることを確認して、 [OK] をクリックします。
リボンの [ ポリシー] グループで、[ 匿名ポリシー] をクリックします。
[匿名アクセス制限] ダイアログの [** ゾーン **] ボックスの一覧で、ポリシーを適用するゾーンをクリックします。
[ 権限] セクションで、匿名ユーザーに適用するアクセス許可ポリシーを選択し、[ 保存] をクリックします。