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SharePoint Server の仮想化を計画する

適用対象:yes-img-13 2013yes-img-162016 yes-img-192019 yes-img-seSubscription Edition no-img-sopSharePoint in Microsoft 365

SharePoint Server は、Hyper-V または サーバー仮想化検証プログラムの一部としてサポートされている他のプラットフォーム上の仮想サーバーとして展開できます。 仮想マシンは、IT 管理者の柔軟性を高めます。

制限事項

SharePoint Server では、仮想マシンとして動作するときに特定の制限が課されます。 これらの制限は、SharePoint Server ファーム展開で使用する場合のローカル構成キャッシュと検索インデックスの使用に起因します。 特定のハイパーバイザー操作でアクションを同期できないため、構成キャッシュや検索インデックスが、ファーム内の他の SharePoint サーバーまたは SQL Server 上にある SharePoint データベースと同期しなくなる可能性があります。

SharePoint Server は、SharePoint Server がオンラインである間、次の種類の操作をサポートしていません。

  • 仮想マシンのオンライン バックアップ - 仮想マシンの完全バックアップが必要な場合は、仮想マシンのバックアップを作成する前に、ファーム内の SharePoint サーバーと SQL Server をシャットダウンします。 復元が必要な場合は、ファーム内のすべてのサーバーを復元します。
  • 仮想マシンのスナップショット - SharePoint のスナップショットが必要な場合は、仮想マシンのスナップショットを作成する前に、ファーム内のすべての SharePoint サーバーと SQL Server をシャットダウンします。 復元が必要な場合は、ファーム内のすべてのサーバーを復元します。 パフォーマンスの低下が発生する可能性があるため、できるだけ早くスナップショットを削除します。
  • 仮想マシンのレプリケーション - これに対する例外は Azure Site Recovery であることに注意してください。
  • SharePoint Server 仮想ディスクの SAN (記憶域ネットワーク) レプリケーション

SharePoint Server では動的/バルーン メモリもサポートされていないため、差分ディスクを長時間使用しないことをお勧めします。

仮想マシン テンプレート

SharePoint Server では、仮想マシン テンプレートがサポートされています。 テンプレートは、SharePoint Server の前提条件、SharePoint Server、および適用可能なパブリック更新プログラムをインストールすることで作成できます。 構成ウィザードが実行されていない限り、仮想化ソフトウェアのガイダンスに従って仮想マシンをテンプレートとして保存できます。

ファームに既に参加している SharePoint Server を実行している仮想マシンからテンプレートを作成しないでください。

関連項目

SharePoint Server 2019 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SharePoint Server 2016 のハードウェア要件およびソフトウェア要件

SharePoint 2013 のハードウェア要件およびソフトウェア要件