Charset プロパティ (ADO)

  • [アーティクル]

Stream オブジェクトの内部バッファーに格納するためにテキスト Stream の内容を変換する文字セットを示します。

設定と戻り値

Stream の内容を変換する文字セットを指定する String 値を設定または返します。 既定値は Unicode です。 使用できる値は、インターネット文字セット名 ("iso-8859-1"、"Windows-1252" など) としてインターフェイスで渡される一般的な文字列です。 システムによって認識される文字セット名の一覧については、Windows レジストリのHKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Charset のサブキーを参照してください。

注釈

テキスト Stream オブジェクトで、テキスト データは Charset プロパティによって指定された文字セットに格納されます。 既定値は Unicode です。 Charset プロパティは、Stream に入れられる、または Stream から取り出されるデータを変換するために使用されます。 たとえば、Stream に ISO-8859-1 のデータが含まれており、そのデータが BSTR にコピーされる場合、Stream オブジェクトではデータを Unicode に変換します。 この逆も当てはまります。

開いている Stream の場合、Charset を設定するには、現在の Position が Stream の先頭 (0) にある必要があります。

Charset は、テキスト Stream オブジェクトでのみ使用されます (Type は adTypeText)。 このプロパティは、Type が adTypeBinary の場合は無視されます。

コード サンプルについては、「手順 4: Details テキスト ボックスに値を設定する」を参照してください。

適用対象

Stream オブジェクト (ADO)