CursorLocation プロパティ (ADO)

カーソルサービスの場所を示します。

設定と戻り値

Long 値を設定するか返します。これは CursorLocationEnum 値のいずれかに設定できます。

このプロパティを使うと、プロバイダーからアクセスできるさまざまなカーソルライブラリを選択できます。通常、クライアント側のカーソルライブラリを使うか、サーバー上にあるものを使うか選択できます。

このプロパティ設定は、プロパティが設定された後にのみ確立された接続に影響します。 CursorLocation プロパティを変更しても、既存の接続には影響しません。

Execute メソッドによって返されるカーソルは、この設定を継承します。 Recordset オブジェクトは、それらが関連付けられている接続から自動的にこの設定を継承します。

このプロパティは、Connection または閉じた Recordset では読み取りと書き込みを実行でき、開いている Recordset では読み取り専用です。

注意

リモートデータサービスの使用状況 クライアント側の Recordset または Connection オブジェクトで使う場合、CursorLocation プロパティは adUseClient にのみ設定できます。