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FetchProgress イベント (ADO)

FetchProgress イベントは、Recordset に現在取得されている行の数を報告するために、長い非同期操作中に定期的に呼び出されます。

構文

  
FetchProgress Progress, MaxProgress, adStatus, pRecordset  

パラメーター

進行状況
現在フェッチ操作によって取得されているレコードの数を示す Long 値。

MaxProgress
取得されることが予想されるレコードの最大数を示す Long 値。

adStatus
EventStatusEnum の状態値。

pRecordset
レコードの取得先のオブジェクトである Recordset オブジェクト。

注釈

FetchProgress を子 Recordset と共に使う場合は、ProgressMaxProgress のパラメーター値が基になる Cursor Service 行セットから派生していることに注意してください。 返される値は、単なる現在のチャプターのレコード数ではなく、基になる行セット内のレコードの合計数を表します。

注意

Microsoft Visual Basic で FetchProgress を使用するには、Visual Basic 6.0 以降が必要です。

参照

ADO イベント モデルの例 (VC++)
ADO イベント ハンドラーの概要