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Property オブジェクト (ADO)

  • [アーティクル]

プロバイダーによって定義される ADO オブジェクトの動的特性を表します。

注釈

ADO オブジェクトには、組み込みと動的の 2 種類のプロパティがあります。

組み込みプロパティとは、ADO に実装済みのプロパティで、MyObject.Property 構文を使用して新しいオブジェクトですぐに使用できます。 オブジェクトの Properties コレクションの Property オブジェクトとしては表示されません。そのため、値は変更できますが、特性は変更できません。

動的プロパティは、基になるデータ プロバイダーによって定義され、該当する ADO オブジェクトの Properties コレクションに表示されます。 たとえば、プロバイダーに固有のプロパティは、Recordset オブジェクトがトランザクションまたは更新をサポートしているかどうかを示す場合があります。 これらの追加のプロパティは、その Recordset オブジェクトの Properties コレクションに Property オブジェクトとして表示されます。 動的プロパティは、MyObject.Properties(0) または MyObject.Properties("Name") 構文を使用してコレクション経由でのみ参照できます。

どちらの種類のプロパティも削除できません。

動的な Property オブジェクトには、独自の 4 つの組み込みプロパティがあります。

  • Name プロパティは、プロパティを識別する文字列です。

  • Type プロパティは、プロパティのデータ型を指定する整数です。

  • Value プロパティは、プロパティ設定を含むバリアントです。 Value は、Property オブジェクトの既定のプロパティです。

  • Attributes プロパティは、プロバイダーに固有のプロパティの特性を示す Long 値です。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

参照

Command オブジェクト (ADO)
Connection オブジェクト (ADO)
Field オブジェクト
Properties コレクション (ADO)
Recordset オブジェクト (ADO)