Size プロパティ (ADO Parameter)

  • [アーティクル]

Parameter オブジェクトの最大サイズ (バイト数または文字数) を示します。

設定と戻り値

Parameter オブジェクト内の値の最大サイズ (バイト数または文字数) を示すLong の値を設定するか、または返します。

注釈

Size プロパティを使用して、Parameter オブジェクトの Value プロパティに対して書き込みや読み込みされる値の最大サイズを調べます。

Parameter オブジェクトに可変長データ型 (たとえば、adVarChar のような文字列型) を指定する場合は、オブジェクトの Size プロパティを設定した後にそれを Parameters コレクションに追加する必要があります。そうしないと、エラーが発生します。

既に Parameter オブジェクトを Command オブジェクトの Parameters コレクションに追加してあり、その型を可変長データ型に変更する場合は、Command オブジェクトを実行する前に Parameter オブジェクトの Size プロパティを設定する必要があります。そうしないと、エラーが発生します。

Refresh メソッドを使用してプロバイダーからパラメーター情報を取得した場合に、1 つ以上の可変長データ型の Parameter オブジェクトが返される場合、ADO はパラメーターのメモリを潜在的な最大サイズに基づいて割り当てることがあり、それが原因で実行中にエラーが発生する可能性があります。 エラーを回避するには、コマンドを実行する前に、これらのパラメーターの Size プロパティを明示的に設定する必要があります。

Size プロパティは、読み取り/書き込みプロパティです。

適用対象

Parameter オブジェクト

参照

ActiveConnection、CommandText、CommandTimeout、CommandType、Size、および Direction のプロパティの例 (VB)
ActiveConnection、CommandText、CommandTimeout、CommandType、Size、および Direction プロパティの例 (VC++)
ActiveConnection、CommandText、CommandTimeout、CommandType、Size、および Direction プロパティの例 (JScript)
Size プロパティ (ADO Stream)