Stat メソッド

Stream オブジェクトに関する情報を取得します。

構文

  
Long stream.Stat(StatStg, StatFlag)

操作の状態を示す Long 値。

StatStg
ストリームに関する情報が入力される STATSTG 構造体。 ADO Stream オブジェクトに使われる Stat メソッドの実装によって、構造体のすべてのフィールドに入力されるわけではありません。

StatFlag
このメソッドから STATSTG 構造体の一部のメンバーを返さないことを指定します。こうすることで、メモリ割り当て操作を節約できます。値は STATFLAG 列挙体から取得されます。 STATFLAG 列挙体には 2 つの値があります。

定数	値
STATFLAG_DEFAULT	0
STATFLAG_NONAME	1

ADO Stream オブジェクトに実装された Stat メソッドのバージョンの場合、STATSTG 構造体の次のフィールドが入力されます。

pwcsName
ストリームの名前を含む文字列 (使用できるものがあり、StatFlag 値 STATFLAG_NONAME を指定しなかった場合)。

cbSize
ストリームまたはバイト配列のサイズをバイト単位で指定します。

mtime
ストレージ、ストリーム、またはバイト配列に対する最後の変更時刻を示します。

ctime
ストレージ、ストリーム、またはバイト配列の作成時刻を示します。

atime
ストレージ、ストリーム、またはバイト配列に対する最後のアクセス時刻を示します。

StatFlag パラメーターで STATFLAG_NONAME が指定した場合、ストリームの名前は返されません。

StatFlag パラメーターに STATFLAG_NONAME を指定しておらず、現在のストリームに使用できる名前がない場合、この値は E_NOTIMPL になります。