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Item プロパティ (ADO MD セルセット)

セルセットの座標を使用してセルセットからセルを取得します。

構文

  
Set  
Cell = Cellset.Item ( Positions)  

パラメーター

Positions
セルを一意に指定する値の VariantArrayPositions は、次のいずれかにすることができます。

  • 位置番号の配列

  • メンバー名の配列

  • 序数で表される位置

注釈

Cellet オブジェクト内の Cell オブジェクトを返すには、Item プロパティを使用します。 Positions 引数に対応するセルが Item プロパティで見つからない場合は、エラーが発生します。

Item プロパティは Cellset オブジェクトの既定のプロパティです。 次の構文形式は交換可能です。

  
Cellset.Item ( Positions )Cellset ( Positions )  

Positions 引数は返すセルを指定します。 セルは、序数で表される位置によって、または各軸に沿った位置によって指定できます。 各軸に沿った位置によってセルを指定する場合は、位置の数値、または各位置のメンバーの名前を指定できます。

序数で表される位置は Cellset 内の 1 つのセルを一意に識別する数値です。 概念的には、Cellset 内のセルの番号付けは、Cellsetp 次元の配列 (p は軸の数) と見なして行われます。 セルは、行優先順で指定されます。 セルの序数を計算する式は次のとおりです。

メンバー名が文字列として Item に渡される場合、そのメンバーは数値軸識別子の昇順で一覧になっている必要があります。 軸内では、メンバーは、ディメンションの入れ子の昇順で一覧になっている必要があります。つまり、最も外側のディメンションのメンバーが最初で、続いて内部ディメンションのメンバーとなります。 それぞれのディメンションは別個の文字列で表され、メンバー文字列の一覧はコンマで区切る必要があります。

注意

メンバー名によるセルの取得は、データ プロバイダーによってはサポートされていない場合があります。 詳細については、プロバイダーのドキュメントを参照してください。

適用対象

CellSet オブジェクト (ADO MD)

参照

Cell オブジェクト (ADO MD)
CellSet オブジェクト (ADO MD)