クイック スタート: Azure Data Studio を使用して、MySQL に接続し、クエリを実行する (プレビュー)
このクイック スタートでは、Azure Data Studio を使用して MySQL サーバー (オンプレミスで、VM 上で、他のクラウド内のマネージド MySQL 上で、または Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバー上でホストされます) に接続し、データベースを作成し、SQL ステートメントを使用してデータベース内でデータの挿入およびクエリを行う方法を示します。
前提条件
このクイック スタートを完了するには、Azure Data Studio、Azure Data Studio 用の MySQL 拡張機能、MySQL サーバーへのアクセス権が必要です。
- Azure Data Studio をインストールする。
- Azure Data Studio 用の MySQL 拡張機能をインストールする。
- MySQL サーバー。 Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーを使用して Azure 上にマネージド MySQL サーバーを作成することも、MySQL をローカルにインストールすることもできます。
MySQL への接続
Azure Data Studio を起動します。
初めて Azure Data Studio を起動すると、 [接続] ダイアログが開きます。 [接続] ダイアログが開いていない場合は、[接続] タブにある [サーバー] ビューの [新しい接続] アイコンを選択します。
ポップアップ表示されたダイアログ ウィンドウで、[接続の種類] に移動し、ドロップダウンから [MySQL] を選択します。
認証用の MySQL サーバー名、ユーザー名、パスワードを入力します。
設定 値の例 説明 サーバー名 localhost / exampleserver.mysql.database.azure.con 完全修飾サーバー名。 ユーザー名 mysqluser サインインに使用するユーザー名。 パスワード (SQL ログイン) password ログインに使用するユーザー アカウントのパスワード。 パスワードを記憶する 確認事項 接続するたびにパスワードを入力したくない場合は、このボックスをオンにします。 データベース名 <既定値> 接続でデータベースを指定する必要がある場合は、データベース名を入力します。 サーバー グループ <既定値> このオプションを使用すると、作成した特定のサーバー グループにこの接続を割り当てることができます。 名前 (省略可能) 空白のままにする このオプションを使用すると、サーバーのフレンドリ名を指定できます。 MySQL サーバーで SSL 暗号化が必要な場合は、[詳細設定] ボタンを選択して [詳細プロパティ] ウィンドウに移動し、SSL 構成の詳細を入力して [OK] を選択します。 既定では、SSL モードは [必須] として構成されます。 SSL 暗号化とモードの詳細については、「暗号化接続を使用するための MySQL の構成」を参照してください。
接続の詳細を確認し、[接続] を選択します。
接続が正常に確立されると、ご利用のサーバーが [サーバー] サイドバーで開きます。
データベースを作成します。
次の手順では、tutorialdb という名前のデータベースを作成します。
[サーバー] サイドバーで MySQL サーバーを右クリックし、[新しいクエリ] を選択します。
開いたクエリ エディターにこの SQL ステートメントを貼り付けます。
CREATE DATABASE tutorialdb;
ツール バーから [実行] を選択して、クエリを実行します。 通知が、 [メッセージ] ウィンドウに表示され、クエリの進行状況が表示されます。
ヒント
[実行] を使用する代わりに、キーボードの F5 キーを使用してステートメントを実行することができます。
クエリが完了したら、[サーバー] サイドバーでご利用の MySQL サーバーの下にある [データベース] を右クリックし、[最新の情報に更新] を選択します。すると、[データベース] ノードの下に tutorialdb が表示されます。
テーブルを作成する
次の手順では、tutorialdb でテーブルを作成します。
クエリ エディターのドロップダウンを使用して、接続コンテキストを tutorialdb に変更します。
クエリ エディターに次の SQL ステートメントを貼り付けて、[実行] を選択します。
Note
これを追加するか、エディターで既存のクエリを上書きするかのいずれかを行うことができます。 [実行] を選択すると、強調表示されているクエリのみが実行されます。 何も強調表示されていない場合、[実行] を選択すると、エディター内のすべてのクエリが実行されます。
-- Drop the table if it already exists DROP TABLE IF EXISTS customers; -- Create a new table called 'customers' CREATE TABLE customers( customer_id SERIAL PRIMARY KEY, name VARCHAR (50) NOT NULL, location VARCHAR (50) NOT NULL, email VARCHAR (50) NOT NULL );
データの挿入
クエリ ウィンドウに次のスニペットを貼り付けてから、[実行] を選択します。
-- Insert rows into table 'customers'
INSERT INTO customers
(customer_id, name, location, email)
VALUES
( 1, 'Orlando', 'Australia', ''),
( 2, 'Keith', 'India', 'keith0@adventure-works.com'),
( 3, 'Donna', 'Germany', 'donna0@adventure-works.com'),
( 4, 'Janet', 'United States','janet1@adventure-works.com');
クエリ データ
クエリ エディターに次のスニペットを貼り付けて、 [実行] を選択します。
-- Select rows from table 'customers' SELECT * FROM customers;
クエリの結果が表示されます:
あるいは、[サーバー] サイドバーで customers テーブルに移動し、そのテーブルを右クリックし、[上位 1000 を選択する] を選択してデータのクエリを実行します。
次の手順
- Azure Data Studio で MySQL に使用できるシナリオについて学習します。