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.dqs ファイルからのナレッジ ベースのインポート

適用対象: SQL Server

このトピックでは、Data Quality Services (DQS) で .dqs データ ファイルからナレッジ ベース全体をインポートする方法について説明します。 データ ファイルは、既存のナレッジ ベースを Data Quality Client アプリケーションでエクスポートすることによって作成します (「ナレッジ ベースを .dqs ファイルにエクスポート」を参照)。

.dqs データ ファイルを使用してナレッジ ベースのコンテンツをエクスポートし、そのコンテンツを同じ Data Quality Server または別の Data Quality Server 上の別のナレッジ ベースにインポートすると、ナレッジ生成処理を簡略化し、時間と労力を節約します。 ナレッジ ベースやその中のナレッジを他のユーザーと共有でき、他のユーザーの時間を節約できます。 .dqs ファイルには、ドメインや照合ポリシーを含むナレッジ ベースのすべての情報が含まれます。ただし、アタッチされた参照データ情報は含まれません。 発行済みのデータと発行されていないデータがインポートされます。

.dqs データ ファイルは、表示できないように暗号化されています。

ナレッジ ベースをインポートする際に同じ名前を使用できますが、クライアント アプリケーションにそのナレッジ ベースの名前が既に存在する場合は名前を変更する必要があります。

始める前に

前提条件

ナレッジ ベースを .dqs ファイルからインポートするには、事前にナッレジ ベースを .dqs ファイルにエクスポートしている必要があります。

セキュリティ

アクセス許可

ナレッジ ベースを .dqs データ ファイルからインポートするには、DQS_MAIN データベースの dqs_kb_editor ロールまたは dqs_administrator ロールが必要です。

.dqs ファイルからのナレッジ ベースのインポート

  1. Data Quality クライアントを開始します。 これを行う方法の詳細については、「Data Quality Client アプリケーションの実行」を参照してください。

  2. Data Quality Client のホーム画面で [新しいナレッジ ベース]をクリックします。

  3. ナレッジ ベースの名前を入力します。

  4. [次の場所からナレッジ ベースを作成]の下矢印をクリックし、 [DQS ファイルからインポート]をクリックします。

  5. [データ ファイルの選択][参照]をクリックします。

  6. [データ ファイルからインポート] ダイアログ ボックスで、インポートする .dqs ファイルを含むフォルダーに移動してファイル名をクリックします。 開く をクリックします。

  7. 正しいナレッジ ベースとドメインが [ドメイン] リストに表示されていることを確認します。

  8. 実行するアクティビティを選択して [作成]をクリックします。

  9. [ナレッジ ベースのインポート] ダイアログ ボックスで、ステータス行にインポートの完了が表示されていることを確認します。 OK をクリックします。

  10. 必要なナレッジ検出、ドメイン管理、または照合ポリシー タスクを実行し、 [完了]をクリックします。

  11. ナレッジ ベースのナレッジを発行する場合は [発行] をクリックし、発行しない場合は [いいえ] をクリックします。

  12. ナレッジ ベースを発行した場合は [OK]をクリックします。

  13. Data Quality Services のホーム ページで、 [最近使用したナレッジ ベース]の下にナレッジ ベースが表示されていることを確認します。

補足情報: .dqs ファイルからナレッジ ベースをインポートした後

.dqs ファイルからナレッジ ベースをインポートした後で、ナレッジ ベースのコンテンツに応じてナレッジをナレッジ ベースに追加したり、ナレッジ ベースをクレンジング プロジェクトや照合プロジェクトで使用したりすることができます。 詳しくは、「ナレッジ検出の実行」、「ドメインの管理」、「複合ドメインの管理」、「照合ポリシーの作成」、「データ クレンジング」、または「データ照合」をご覧ください。