次の方法で共有


Data Quality Client で Integration Services プロジェクトを開く

適用対象: SQL Server

Integration Services の DQS クレンジング コンポーネントを使うと、クレンジング プロジェクトをバッチ モードで実行できます。 しかし、DQS のデータ品質プロジェクト内のクレンジング アクティビティの [結果の管理と表示] タブでクレンジング結果を確認するのと同様の方法で、Integration Services パッケージ内でクレンジング結果を確認したい場合があります。 DQS では、[プロジェクトを開く] 画面から他のデータ品質プロジェクトを開くのと同様に、 で Integration Services プロジェクトを Data Quality Client で開くことができ、Integration Services プロジェクト内のクレンジング結果について、インタラクティブなクレンジングを操作できます。

始める前に

制限事項と制約事項

  • 完了した Integration Services プロジェクトだけが Data Quality Client の [プロジェクトを開く] 画面に表示されます。 失敗したプロジェクトや実行中のプロジェクトは [プロジェクトを開く] 画面に表示されません。

  • Integration Services プロジェクトは、Data Quality Client で、インタラクティブなクレンジング ステージとして ([管理ビューと結果] タブで) 開きます。 [最適化] タブまたは [マップ] タブに移動することはできません。 [次へ] をクリックして [エクスポート]タブにだけ移動できます。

  • ロックされた Integration Services プロジェクトを Data Quality Client から削除することはできません。 削除するには先にロックを解除する必要があります。

前提条件

Integration Services プロジェクトを に表示して開くためには、DQS クレンジング コンポーネントのパッケージを含む Integration Services プロジェクトの実行を正常に完了させる必要があります。

セキュリティ

アクセス許可

Integration Services プロジェクトを開くためには、DQS_MAIN データベースに対する dqs_kb_editor または dqs_kb_operator ロールが必要です。

Integration Services プロジェクトを開く

  1. Data Quality クライアントを開始します。 これを行う方法の詳細については、「Data Quality Client アプリケーションの実行」を参照してください。

  2. Data Quality Client のホーム画面で、[データ品質プロジェクトを開く] をクリックします。 [プロジェクトを開く] 画面が表示されます。

  3. [プロジェクトを開く] 画面で、次のいずれかの方法で Integration Services プロジェクトを特定します。

    1. [プロジェクト名]: Integration Services プロジェクトは、"Package.DQS Cleansing_<DATE><TIME>_{GUID}" という名前付け用語を使用して一覧表示されます。SQL Server Data Tools (SSDT) で同じパッケージを正常に実行するたびに、[プロジェクトを開く] 画面に新しいプロジェクトが表示されます。

    2. [プロジェクトの種類]: Integration Services プロジェクトはプロジェクトの種類が [SSIS] として [プロジェクトを開く] 画面に表示されます。

    プロジェクトを選択して [次へ]をクリックします。

  4. Integration Services プロジェクトが、インタラクティブなクレンジング ステージとして ([管理ビューと結果] タブで) 開きます。 Integration Services プロジェクト内のデータに対してインタラクティブなクレンジングを実行できます。 [結果の管理と表示] タブについて詳しくは、「DQS (内部) ナレッジを使用したデータのクレンジング」の「インタラクティブなクレンジング ステージ」をご覧ください。

  5. [次へ] をクリックして [エクスポート] タブに進みます。ここでは処理されたデータを、SQL Server データベースの新しいテーブル、.csv ファイル、または Excel ファイルにエクスポートできます。 [エクスポート] タブについて詳しくは、「DQS (内部) ナレッジを使用したデータのクレンジング」の「エクスポート ステージ」をご覧ください。

  6. データをエクスポートした後で [完了] をクリックして Integration Services プロジェクトを閉じます。

参照

DQS クレンジング変換
Integration Services (SSIS) プロジェクト