一部の可用性データベースのデータ同期状態が正常ではない

適用対象:SQL Server

はじめに

  • ポリシー名: 可用性レプリカのデータの同期状態
  • 問題: 一部の可用性データベースのデータ同期状態が正常ではありません。
  • カテゴリ: 警告
  • ファセット: 可用性レプリカ

説明

このポリシーは、可用性データベース ("データベース レプリカ" とも呼ばれます) のデータの同期状態をチェックします。 データの同期状態が NOT SYNCHRONIZING である (同期コミット データベース レプリカでは、状態が SYNCHRONIZED 以外である) 場合、ポリシーは異常な状態です。

考えられる原因

データの同期状態に異常の見られる可用性データベースがレプリカに少なくとも 1 つ存在します。 これが非同期コミット可用性レプリカである場合は、すべての可用性データベースが SYNCHRONIZING 状態である必要があります。 同期コミットの可用性レプリカである場合、すべての可用性データベースが SYNCHRONIZED 状態であることが必要です。 この問題は、次の状況で発生する可能性があります。

  • 可用性レプリカが切断されている。

  • データの移動が中断されている。

  • データベースにアクセスできない。

  • ネットワークの待機時間やプライマリ/セカンダリ レプリカへの負荷が原因で一時的に遅延の問題が生じている。

考えられる解決方法

接続の問題やデータの移動の中断が見られるようであればすべて解決します。 SQL Server Management Studio を使用してこの問題に対応するイベントをチェックし、データベース エラーを見つけます。 特定のエラーのトラブルシューティングの手順を実行します。

参照

Always On 可用性グループの概要 (SQL Server)
Always On ダッシュボードの使用 (SQL Server Management Studio)