Log Shipping Tables and Stored Procedures

適用対象:SQL Server

このトピックでは、ログ配布構成に関連付けられているすべてのテーブルおよびストアド プロシージャについて説明します。 すべてのログ配布テーブルは、各サーバーの msdb に保存されます。 次の表は、ログ配布構成にあるどのサーバーで、どのテーブルおよびストアド プロシージャが使用されるかを示しています。

プライマリ サーバーのテーブル

テーブル 説明
log_shipping_monitor_alert 警告ジョブ ID を格納します。 リモート監視サーバーが構成されていない場合のみ、このテーブルがプライマリ サーバーで使用されます。
log_shipping_monitor_error_detail このプライマリ サーバーに関連付けられているログ配布ジョブのエラー詳細を格納します。
log_shipping_monitor_history_detail このプライマリ サーバーに関連付けられているログ配布ジョブの履歴詳細を格納します。
log_shipping_monitor_primary このプライマリ データベースの 1 つの監視レコードを格納します。
log_shipping_primary_databases 特定のサーバー上にあるプライマリ データベースの構成情報を格納します。 プライマリ データベースごとに 1 行ずつ格納します。
log_shipping_primary_secondaries プライマリ データベースをセカンダリ データベースにマッピングします。

プライマリ サーバーのストアド プロシージャ

ストアド プロシージャ 説明
sp_add_log_shipping_primary_database バックアップ ジョブ、ローカル監視レコード、リモート監視レコードを含め、ログ配布構成のプライマリ データベースを設定します。
sp_add_log_shipping_primary_secondary 既存のプライマリ データベースにセカンダリ データベース名を追加します。
sp_change_log_shipping_primary_database ローカル監視レコードやリモート監視レコードなど、プライマリ データベースの設定を変更します。
sp_cleanup_log_shipping_history 保持期間に基づいて、ローカルおよびモニター上の履歴をクリーンアップします。
sp_delete_log_shipping_primary_database バックアップ ジョブ、ローカル履歴、リモート履歴など、プライマリ データベースのログ配布を削除します。
sp_delete_log_shipping_primary_secondary プライマリ データベースからセカンダリ データベース名を削除します。
sp_help_log_shipping_primary_database プライマリ データベースの設定を取得し、 log_shipping_primary_databases テーブルと log_shipping_monitor_primary テーブルの値を表示します。
sp_help_log_shipping_primary_secondary プライマリ データベースのセカンダリ データベース名を取得します。
sp_refresh_log_shipping_monitor 指定したログ配布エージェントの最新情報でモニターを更新します。

セカンダリ サーバーのテーブル

テーブル 説明
log_shipping_monitor_alert 警告ジョブ ID を格納します。 リモート監視サーバーが構成されていない場合のみ、このテーブルがセカンダリ サーバーで使用されます。
log_shipping_monitor_error_detail このセカンダリ サーバーに関連付けられているログ配布ジョブのエラー詳細を格納します。
log_shipping_monitor_history_detail このセカンダリ サーバーに関連付けられているログ配布ジョブの履歴詳細を格納します。
log_shipping_monitor_secondary このセカンダリ サーバーに関連付けられているセカンダリ データベースごとに 1 つの監視レコードを格納します。
log_shipping_secondary 特定のサーバー上にあるセカンダリ データベースの構成情報を格納します。 セカンダリ ID ごとに 1 行ずつ格納します。
log_shipping_secondary_databases 特定のセカンダリ データベースの構成情報を格納します。 セカンダリ データベースごとに 1 行ずつ格納します。

Note

特定のプライマリ データベースと同じセカンダリ サーバー上にあるセカンダリ データベースでは、 log_shipping_secondary テーブルの設定が共有されます。 1 つのセカンダリ データベースで共有設定が変更されると、すべてのセカンダリ データベースで設定が変更されます。

セカンダリ サーバーのストアド プロシージャ

ストアド プロシージャ 説明
sp_add_log_shipping_secondary_database ログ配布についてセカンダリ データベースを設定します。
sp_add_log_shipping_secondary_primary 指定したプライマリ データベースのセカンダリ サーバーに対して、プライマリ情報の設定、ローカルおよびリモート監視リンクの追加、コピー ジョブと復元ジョブの作成を行います。
sp_change_log_shipping_secondary_database ローカル監視レコードやリモート監視レコードなど、セカンダリ データベースの設定を変更します。
sp_change_log_shipping_secondary_primary 配布元ディレクトリ、配布先ディレクトリ、ファイル保持期間など、セカンダリ データベースの設定を変更します。
sp_cleanup_log_shipping_history 保持期間に基づいて、ローカルおよびモニター上の履歴をクリーンアップします。
sp_delete_log_shipping_secondary_database セカンダリ データベース、ローカル履歴、およびリモート履歴を削除します。
sp_delete_log_shipping_secondary_primary 指定したプライマリ サーバーについての情報をセカンダリ サーバーから削除します。
sp_help_log_shipping_secondary_database log_shipping_secondarylog_shipping_secondary_databases、および log_shipping_monitor_secondary の各テーブルからセカンダリ データベースの設定を取得します。
sp_help_log_shipping_secondary_primary セカンダリ サーバーにある指定されたプライマリ データベースの設定を取得します。
sp_refresh_log_shipping_monitor 指定したログ配布エージェントの最新情報でモニターを更新します。

監視サーバーのテーブル

テーブル 説明
log_shipping_monitor_alert 警告ジョブ ID を格納します。
log_shipping_monitor_error_detail ログ配布ジョブのエラーの詳細を格納します。
log_shipping_monitor_history_detail ログ配布ジョブの履歴詳細を格納します。
log_shipping_monitor_primary この監視サーバーに関連付けられているプライマリ データベースごとに 1 つの監視レコードを格納します。
log_shipping_monitor_secondary この監視サーバーに関連付けられているセカンダリ データベースごとに 1 つの監視レコードを格納します。

監視サーバーのストアド プロシージャ

ストアド プロシージャ 説明
sp_add_log_shipping_alert_job ログ配布警告ジョブがまだ作成されていない場合は、作成します。
sp_delete_log_shipping_alert_job プライマリ データベースが関連付けられていない場合は、ログ配布警告ジョブを削除します。
sp_help_log_shipping_alert_job 警告ジョブのジョブ ID を返します。
sp_help_log_shipping_monitor_primary log_shipping_monitor_primary テーブルから、指定したプライマリ データベースの監視レコードを返します。
sp_help_log_shipping_monitor_secondary log_shipping_monitor_secondary テーブルから、指定したセカンダリ データベースの監視レコードを返します。