DELETE (DMX)
適用対象:SQL Server Analysis Services
使用するデータ マイニング拡張機能 (DMX) 句に応じて、マイニング モデル、マイニング構造、またはマイニング構造とそれに関連するすべてのマイニング モデルをクリアします。
構文
DELETE FROM [MINING MODEL] <model>[.CONTENT]
DELETE FROM [MINING STRUCTURE] <structure>[.CONTENT]|[.CASES]
引数
model
モデル識別子。
構造
構造体識別子。
解説
MINING MODEL または MINING STRUCTURE を指定しない場合、Analysis Services は名前に基づいてオブジェクトの種類を検索し、適切なオブジェクトを処理します。 サーバーに同じ名前のマイニング構造とマイニング モデルが含まれている場合は、エラーが返されます。
次の表は、異なる形式の構文を使用した場合の結果について示しています。
ステートメント | 結果 |
---|---|
DELETE FROM MINING STRUCTURE*<structure> または DELETE FROM MINING STRUCTURE<structure>*.コンテンツ |
マイニング構造に対して ProcessClear を実行します。 すべてのコンテンツは、マイニング構造とそれに関連付けられているマイニング モデルからクリアされます。 |
DELETE FROM MINING STRUCTURE*<structure>*.場合 | マイニング構造に対して ProcessClearStructureOnly を実行します。 すべてのコンテンツはマイニング構造からクリアされ、関連付けられているマイニング モデルはそのまま残ります。 マイニング構造がクリアされた後、関連付けられているマイニング モデルのドリルスルーは失敗します。 |
DELETE FROM MINING MODEL*<model> または DELETE FROM MINING MODEL<model>*.コンテンツ |
マイニング モデルで ProcessClear を実行しますが、状態値はそのまま残します。 状態の値は、列で使用できる状態です。 たとえば、性別の列の状態値は、男性と女性です。 |
処理の種類の詳細については、「 Type 要素 (XMLA)を参照してください。
例
次の例では、NB_Sample モデルからすべてのコンテンツを削除します。
DELETE FROM NB_Sample.CONTENT
参照
データ マイニング拡張機能 (DMX) データ定義ステートメント
データ マイニング拡張機能 (DMX) データ操作ステートメント
データ マイニング拡張機能 (DMX) ステートメント リファレンス