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演算子 (DMX)

適用: SQL Server Analysis Services

データ マイニング拡張機能 (DMX) 演算子を使用すると、Microsoft SQL Server Analysis Services のクエリで算術演算、比較操作、連結演算、および論理演算を実行できます。

Analysis Services では、演算子を使用して次のアクションを実行します。

  • 特定の条件を満たす値またはオブジェクトを検索します。

  • 値または式の間で決定を実装します。

DMX では、次のセクションで説明する複数のカテゴリの演算子を使用します。 個々の演算子の詳細については、「 データ マイニング拡張機能 (DMX) 演算子リファレンス」を参照してください

演算子のカテゴリ 操作の種類
算術演算子 (DMX) 加算、減算、乗算、除算を実行します。
比較演算子 (DMX) ある値を別の値または式と比較します。
論理演算子 (DMX) AND、OR、NOT などの条件の真相をテストします。
単項演算子 (DMX) 1 つのオペランドに対して操作を実行します。

演算子を使用すると、DMX の小さな式をより複雑な式に結合できます。 複雑な式では、演算子の優先順位の Analysis Services 定義に基づいて、演算子が順番に評価されます。 優先順位の高い演算子は、優先順位の低い演算子の前に実行されます。 式の詳細については、「 Expressions (DMX)」を参照してください。

単純式を組み合わせて複合式を形成する場合、結果の式のデータ型は、演算子の規則とデータ型の優先順位の規則を組み合わせることによって決定されます。 結果が文字または Unicode 値の場合、Analysis Services は演算子の規則と照合順序の優先順位の規則を組み合わせることで、結果の照合順序を決定します。 また、単純式の有効桁数、小数点以下桁数、長さに基づいて結果の有効桁数、小数点以下桁数、長さを決定するルールもあります。

参照

データ マイニング拡張機能 (DMX) リファレンス
データ マイニング拡張機能 (DMX) 関数リファレンス
データ マイニング拡張機能 (DMX) ステートメント リファレンス
データ マイニング拡張機能 (DMX) 構文規則
データ マイニング拡張機能 (DMX) 構文要素
一般的な予測関数 (DMX)
構造と DMX 予測クエリの使用
DMX 選択ステートメントについて