制御フローのタスクまたはコンテナーを追加または削除する
適用対象: 
SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
制御フロー デザイナーでの作業中、 SSIS デザイナーのツールボックスには、パッケージの制御フローの作成用に Integration Services で用意されているタスクが一覧表示されます。 ツールボックスの詳細については、「 SSIS ツールボックス」を参照してください。
1 つのパッケージには、同じタスクのインスタンスを複数含めることができます。 タスクの各インスタンスは、パッケージ内で一意に識別され、各インスタンスは個別に構成できます。
タスクを削除すると、そのタスクを制御フロー内の別のタスクやコンテナーに連結する優先順位制約も、同様に削除されます。
次の手順では、パッケージの制御フローのタスクまたはコンテナーを追加または削除する方法について説明します。
制御フローにタスクまたはコンテナーを追加する
SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[制御フロー] タブをクリックします。
[ツールボックス]を開くには、 [表示] メニューの [ツールボックス] をクリックします。
[制御フロー項目] と [メンテナンス タスク]を展開します。
タスクとコンテナーを、 [ツールボックス] から [制御フロー] タブのデザイン画面にドラッグします。
パッケージの制御フロー内のタスクまたはコンテナーのコネクタをドラッグし、タスクまたはコンテナーを制御フロー内の別のコンポーネントに連結します。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
制御フローからタスクまたはコンテナーを削除する
SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。 次のいずれかの操作を行います。
[制御フロー] タブをクリックし、削除するタスクまたはコンテナーを右クリックして [削除]をクリックします。
パッケージ エクスプローラーを開きます。 [実行可能ファイル] フォルダーで削除するタスクまたはコンテナーを右クリックし、 [削除]をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
タスクまたはコンテナーのプロパティを設定する
タスクおよびコンテナーのほとんどのプロパティは、 [プロパティ] ウィンドウを使用して設定できます。 例外は、タスク コレクションのプロパティと、 [プロパティ] ウィンドウを使用して設定するには複雑すぎるプロパティです。 たとえば、Foreach ループ コンテナーが使用する列挙子を [プロパティ] ウィンドウで構成することはできません。 これらの複雑なプロパティを設定するには、タスク エディターまたはコンテナー エディターを使用する必要があります。 ほとんどの場合、タスク エディターとコンテナー エディターには複数のノードがあり、各ノードには関連プロパティが含まれています。 ノードの名前は、ノードに含まれるプロパティの対象を示します。
次の手順では、 [プロパティ] ウィンドウを使用するか、対応するタスク エディターまたはコンテナー エディターを使用してタスクまたはコンテナーのプロパティを設定する方法を説明します。
プロパティ ウィンドウを使用してタスクまたはコンテナーのプロパティを設定する
SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[制御フロー] タブをクリックします。
[制御フロー] タブのデザイン画面でタスクまたはコンテナーを右クリックし、 [プロパティ]をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウで、プロパティの値を更新します。
注意
ほとんどのプロパティは、テキスト ボックスに値を直接入力するか、一覧から値を選択することによって設定できます。 ただし、カスタムのプロパティ エディターが用意されている複雑なプロパティもあります。 このプロパティを設定するには、テキスト ボックス内をクリックしてから、作成ボタン ( [...] ) をクリックしてカスタム エディターを開きます。
必要に応じて、タスクまたはコンテナーのプロパティを動的に更新するプロパティ式を作成します。 詳細については、「 プロパティ式を追加または変更する」を参照してください。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
タスクまたはコンテナー エディターを使用してタスクまたはコンテナーのプロパティを設定する
SQL Server Data Tools (SSDT)で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[制御フロー] タブをクリックします。
[制御フロー] タブのデザイン画面でタスクまたはコンテナーを右クリックし、ショートカット メニューの [編集] をクリックして、対応するタスク エディターまたはコンテナー エディターを開きます。
For ループ コンテナーの構成方法については、「 Configure a For Loop Container」(For ループ コンテナーを構成する) を参照してください。
Foreach ループ コンテナーの構成方法については、「 Foreach ループ コンテナーを構成する」を参照してください。
注意
シーケンス コンテナーには、カスタム エディターはありません。
タスク エディターまたはコンテナー エディターに複数のノードがある場合、設定するプロパティが含まれるノードをクリックします。
必要に応じて [式] をクリックし、 [式] ページで、タスクまたはコンテナーのプロパティを動的に更新するプロパティ式を作成します。 詳細については、「 プロパティ式を追加または変更する」を参照してください。
プロパティ値を更新します。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。