Azure Data Lake Store ファイル システム タスク
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
Azure Data Lake Store ファイル システム タスクでは、ユーザーは Azure Data Lake Store (ADLS) でさまざまなファイル システム操作を実行できます。
Azure Data Lake Store ファイル システム タスクは、SQL Server Integration Services (SSIS) Feature Pack for Azure のコンポーネントです。
Azure Data Lake Store ファイル システム タスクの構成
パッケージに Azure Data Lake Store ファイル システム タスクを追加するには、SSIS ツールボックスからデザイナー キャンバスにドラッグします。 次に、タスクをダブルクリックするか、右クリックして [編集] を選択し、[Azure Data Lake Store File System Task Editor](Azure Data Lake Store ファイル システム タスク エディター) ダイアログ ボックスを開きます。
[操作] プロパティでは、実行するファイル システム操作を指定します。 以下の操作のいずれかを選択します。
- CopyToADLS: ADLS にファイルをアップロードします。
- CopyFromADLS: ADLS からファイルをダウンロードします。
操作のプロパティの構成
操作に対して、Azure Data Lake 接続マネージャーを指定する必要があります。
各操作に固有のプロパティを以下に示します。
CopyToADLS
- LocalDirectory: アップロードするファイルを含むローカル ソース ディレクトリを指定します。
- FileNamePattern: ソース ファイルのファイル名フィルターを指定します。 名前が指定されたパターンと一致するファイルのみがアップロードされます。 ワイルドカードの
*
と?
がサポートされています。 - SearchRecursively: アップロードするファイルのソース ディレクトリ内で再帰的に検索するかどうかを指定します。
- AzureDataLakeDirectory: ファイルのアップロード先となる ADLS ディレクトリを指定します。
- FileExpiry: ADLS にアップロードされたファイルの有効期限の日時を指定します。 ファイルの有効期限が切れないようにする場合は、このプロパティを空白のままにします。
CopyFromADLS
- AzureDataLakeDirectory: ダウンロードするファイルを含む ADLS ソース ディレクトリを指定します。
- SearchRecursively: ダウンロードするファイルのソース ディレクトリ内で再帰的に検索するかどうかを指定します。
- LocalDirectory: ダウンロードしたファイルの格納先となるディレクトリを指定します。