全体結合変換を使用してデータをマージする
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime
全体結合変換を追加して構成するには、パッケージに 1 つ以上のデータ フロー タスクと 2 つのデータ ソースがあらかじめ含まれている必要があります。
全体結合変換は、複数の入力を結合します。 この変換に連結される最初の入力は参照入力であり、その後に連結される入力はセカンダリ入力と呼ばれます。 出力には、参照入力内の列が含まれます。
データ フローの入力を結合するには
SQL Server Data Tools (SSDT) で、ソリューション エクスプローラー内のパッケージをダブルクリックし、SSIS デザイナーでそのパッケージを開きます。次に、[Data Flow] タブをクリックします。
[ツールボックス] で、全体結合変換を [データ フロー] タブのデザイン画面にドラッグします。
全体結合変換をデータ フローに連結します。連結するには、データ ソースまたは前の変換から全体結合変換にコネクタをドラッグします。
全体結合変換をダブルクリックします。
[全体結合変換エディター] で、入力の一覧の行をクリックして次に列を選択し、入力の列を [出力列の名前] 一覧にある列にマップします。 列のマッピングをスキップするには、入力の一覧で [<無視>] を選択します。
Note
2 つの列の間のマッピングでは、列のメタデータが一致する必要があります。
Note
参照列にマップされないセカンダリ入力の列は、出力では NULL 値に設定されます。
必要に応じて、 [出力列の名前] 列で列の名前を変更します。
各入力の列ごとに、手順 5. と 6. を繰り返します。
[OK] をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。
参照
全体結合変換
Integration Services の変換
Integration Services のパス
データ フロー タスク