DATEADD (SSIS 式)
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime
指定された日付要素に、日付または期間を示す数値を加算して、新しい DT_DBTIMESTAMP の値を返します。 数値のパラメーターは整数に、日付のパラメーターは有効な日付に評価される必要があります。
構文
DATEADD(datepart, number, date)
引数
datepart
日付の要素のうち、数値を追加する部分を指定するパラメーターです。
number
datepartに加算される値です。 式が解析される際、値は既知の整数である必要があります。
date
有効な日付または日付形式の文字列を返す式です。
戻り値の型
DT_DBTIMESTAMP
解説
次の表に、式エバリュエーターで認識される日付要素 (datepart) と省略形を示します。 日付要素の名前では大文字と小文字が区別されません。
datepart | 省略形 |
---|---|
Year | yy、yyyy |
Quarter | qq, q |
Month | mm, m |
Dayofyear | dy、y |
日間 | dd, d |
週 | wk、ww |
平日 | dw、w |
時間 | Hh |
分 | mi、n |
Second | ss, s |
Millisecond | Ms |
式が解析される際、 number 引数が使用できる必要があります。 引数には定数または変数を指定できます。 式が解析される際に既知の値が提供されないため、列の値を使用することはできません。
datepart 引数は引用符で囲む必要があります。
日付リテラルは、日付データ型のいずれかに明示的にキャストされる必要があります。 詳細については、「 Integration Services Data Types」を参照してください。
引数が NULL の場合、DATEADD は NULL を返します。
日付が無効の場合、日付または時間の単位が文字列でない場合、または増分が静的な整数でない場合は、エラーが発生します。
SSIS 式の例
この例では、現在の日付に 1 か月追加した値を返します。
DATEADD("Month", 1,GETDATE())
この例では、 ModifiedDate 列の日付に 21 日を追加します。
DATEADD("day", 21, ModifiedDate)
この例では、リテラルの日付に 2 年を追加します。
DATEADD("yyyy", 2, (DT_DBTIMESTAMP)"8/6/2003")
参照
DATEDIFF (SSIS 式)
DATEPART (SSIS 式)
DAY (SSIS 式)
MONTH (SSIS 式)
YEAR (SSIS 式)
関数 (SSIS 式)