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カスタム ForEach 列挙子用ユーザー インターフェイスの開発

適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム

基本クラスのプロパティとメソッドをオーバーライドしてカスタム機能を実装したら、Foreach 列挙子用のカスタム ユーザー インターフェイスを作成します。 カスタム ユーザー インターフェイスを作成しない場合、ユーザーは [プロパティ] ウィンドウを使用して新しいカスタム Foreach 列挙子を構成することしかできません。

カスタム ユーザー インターフェイスのプロジェクトまたはアセンブリで、ForEachEnumeratorUI を実装するクラスを作成します。 このクラスは、通常他の Windows フォーム コントロールをホストするための複合コントロールの作成に使用される System.Windows.Forms.UserControl から派生します。 作成するコントロールは、[Foreach ループ エディター][コレクション] タブの [列挙子の構成] 領域に表示されます。

重要

Building, Deploying, and Debugging Custom Objects」(カスタム オブジェクトのビルド、配置、およびデバッグ) で説明されているようにカスタム ユーザー インターフェイスに署名してビルドし、グローバル アセンブリ キャッシュにインストールしたら、このクラスの完全修飾名を DtsForEachEnumeratorAttributeUITypeName プロパティで忘れずに指定してください。

ユーザー インターフェイス コントロール クラスのコーディング

ユーザー インターフェイスの初期化

Initialize メソッドをオーバーライドして、ホスト オブジェクトへの参照、接続マネージャーのコレクションへの参照、およびパッケージで定義された変数をキャッシュします。

ユーザー インターフェイス コントロールでのプロパティの設定

ユーザー インターフェイス クラスの派生元である UserControl クラスは、他の Windows フォーム コントロールをホストするための複合コントロールとして使用することを目的としています。 このクラスが他のコントロールをホストするため、コントロールをドラッグ アンド ドロップし、それらを並べ替え、プロパティを設定し、すべての Windows フォーム アプリケーションと同じようにコントロールのイベントに実行時に応答することにより、カスタム ユーザー インターフェイスをデザインできます。

設定の保存

SaveSettings メソッドをオーバーライドして、ユーザーがエディターを終了したときに、ユーザーが選択した値をコントロールから列挙子のプロパティにコピーします。

関連項目

カスタム Foreach 列挙子の作成
カスタム Foreach 列挙子のコーディング