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catalog.effective_object_permissions (SSISDB データベース)

適用対象:SQL Server Azure Data Factory の SSIS Integration Runtime

Integration Services カタログのすべてのオブジェクトの現在のプリンシパルに対する有効な権限を表示します。

列名 データ型 説明
object_type smallint セキュリティ保護可能なオブジェクトの種類。 セキュリティ保護可能なオブジェクトの種類には、フォルダー (1)、プロジェクト (2)、環境 (3)、および操作 (4) があります。
object_id bigint 一意の識別子 (ID) またはオブジェクトの主キー。
permission_type smallint 権限の種類。

解説

このビューは、次の表に示す権限の種類を表示します。

permission_type 値 権限名 権限の説明 該当するオブジェクトの種類
1 READ プロパティなど、オブジェクトの一部と見なされる情報をプリンシパルが読み取ることができるようにします。 プリンシパルがオブジェクト内に含まれるその他のオブジェクトのコンテンツを列挙したり、読み取ったりすることはできません。 フォルダー、プロジェクト、環境、操作
2 MODIFY プロパティなど、オブジェクトの一部と見なされる情報をプリンシパルが変更できるようにします。 プリンシパルがオブジェクト内に含まれるその他のオブジェクトを修正することはできません。 フォルダー、プロジェクト、環境、操作
3 EXECUTE プリンシパルがプロジェクトのすべてのパッケージを実行できるようにします。 Project
4 MANAGE_PERMISSIONS プリンシパルがオブジェクトに権限を割り当てることができるようにします。 フォルダー、プロジェクト、環境、操作
100 CREATE_OBJECTS プリンシパルがフォルダーでオブジェクトを作成できるようにします。 Folder
101 READ_OBJECTS プリンシパルがフォルダーのすべてのオブジェクトを読み取ることができるようにします。 Folder
102 MODIFY_OBJECTS プリンシパルがフォルダーのすべてのオブジェクトを変更できるようにします。 Folder
103 EXECUTE_OBJECTS プリンシパルがフォルダーのすべてのプロジェクトからすべてのパッケージを実行できるようにします。 Folder
104 MANAGE_OBJECT_PERMISSIONS プリンシパルがフォルダー内のすべてのオブジェクトに対する権限を管理できるようにします。 Folder

呼び出し元が権限を持つオブジェクトだけが評価されます。 権限は、以下に基づいて計算されます。

  • 明示的権限

  • 継承された権限

  • ロールのプリンシパルのメンバーシップ

  • グループのプリンシパルのメンバーシップ

アクセス許可

ユーザーは、ユーザー自身およびユーザーがメンバーであるロールに対してのみ有効な権限を確認できます。