パッケージで注釈を使用する
適用対象: SQL Server Azure Data Factory の SSIS 統合ランタイム
SSIS デザイナーには注釈の機能があります。注釈を使用すると、パッケージを自己文書化でき、パッケージを把握しやすくメンテナンスも容易になります。 注釈は、 SSIS デザイナーの、制御フロー、データ フロー、およびイベント ハンドラーのデザイン画面で追加できます。 注釈には任意のデータ型のテキストを含めることができるため、パッケージにラベル、コメント、その他の説明に関する情報を追加するのに便利です。 注釈は、デザイン時のみ機能します。 たとえば、注釈をログに書き込むことはできません。
Enter キーを押すと、テキストが次の行に折り返されます。 テキスト行を追加すると、注釈ボックスのサイズが自動的に大きくなります。 パッケージ ファイルの CDATA セクションでは、パッケージの注釈はクリア テキストで残ります。
パッケージ ファイルの形式の変更の詳細については、「 SSIS パッケージの形式」を参照してください。
パッケージを保存すると、 SSIS デザイナーはパッケージ内に注釈を保存します。
パッケージに注釈を追加する
SQL Server Data Tools (SSDT)で、注釈を追加するパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラーで、パッケージをダブルクリックして開きます。
SSIS デザイナーで、 [制御フロー]タブ、 [データ フロー]タブ、または [イベント ハンドラー] タブのデザイン画面上の任意の場所を右クリックし、 [注釈の追加]をクリックします。 タブのデザイン画面に、テキスト ブロックが表示されます。
テキストを追加します。
Note
テキストを追加しない場合、ブロックの外側をクリックするとテキスト ブロックは削除されます。
注釈内のテキストのサイズまたは書式を変更するには、注釈を右クリックし、 [テキスト注釈のフォントの設定]をクリックします。
テキスト行を追加するには、Enter キーを押します。
テキスト行を追加すると、注釈ボックスのサイズが自動的に大きくなります。
グループに注釈を追加するには、注釈を右クリックし、 [グループ]をクリックします。
更新したパッケージを保存するには、 [ファイル] メニューの [すべてを保存]をクリックします。