[アーティクル]
07/20/2023
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この記事の内容
適用対象: SQL Server - Linux
次の手順で、コマンドライン ツール、Microsoft ODBC ドライバー、およびそれらの依存関係をインストールします。 mssql-tools パッケージには次のものが含まれます。
sqlcmd :コマンド ライン ユーティリティ
bcp :一括インポート エクスポート ユーティリティ
ご使用のプラットフォームに対応するツールをインストールします。
この記事では、コマンドライン ツールをインストールする方法について説明します。 sqlcmd または bcp の使用方法の例をお探しの場合は、この記事の最後にある次のステップ をご覧ください。
重要
sqlcmd と bcp は、 x64
と arm64
アーキテクチャ用の mssql-tools18 で入手できます。 Linux、macOS、Windows の最新の代替手段については、「go-sqlcmd ユーティリティ 」をご覧ください。
これらの手順は、Microsoft ODBC 18 パッケージをインストールするための手順です。 前のバージョンについては、「Microsoft ODBC Driver for SQL Server をインストールする (Linux) 」をご覧ください。
次の手順に従って、Red Hat Enterprise Linux に mssql-tools18 をインストールします。
スーパーユーザー モードにします。
sudo su
Microsoft Red Hat リポジトリ構成ファイルをダウンロードします。
Red Hat 8 の場合は、次のコマンドを使用します:
curl https://packages.microsoft.com/config/rhel/8/prod.repo > /etc/yum.repos.d/mssql-release.repo
Red Hat 7 の場合は、次のコマンドを使用します:
curl https://packages.microsoft.com/config/rhel/7/prod.repo > /etc/yum.repos.d/mssql-release.repo
スーパーユーザー モードを終了します。
exit
旧版の mssql-tools がインストールされている場合、古い unixODBC パッケージはすべて削除してください。
sudo yum remove mssql-tools unixODBC-utf16 unixODBC-utf16-devel
次のコマンドを実行し、unixODBC 開発者パッケージと共に mssql-tools18 をインストールします。
sudo yum install -y mssql-tools18 unixODBC-devel
注意
最新バージョンの mssql-tools に更新するには、次のコマンドを実行します:
sudo yum check-update
sudo yum update mssql-tools18
省略可能 :bash シェルで PATH
環境変数に /opt/mssql-tools18/bin/
を追加します。
ログイン セッション用に bash シェルから sqlcmd と bcp にアクセスできるようにするには、次のコマンドで ~/.bash_profile
のPATH
を変更します:
echo 'export PATH="$PATH:/opt/mssql-tools18/bin"' >> ~/.bash_profile
対話型/非ログイン セッション用に bash シェルから sqlcmd と bcp にアクセスできるようにするには、次のコマンドで ~/.bashrc
ファイルの PATH
を変更します:
echo 'export PATH="$PATH:/opt/mssql-tools18/bin"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
次の手順に従って、SUSE Linux Enterprise Server に mssql-tools18 をインストールします。
スーパーユーザー モードにします。
sudo su
Microsoft パッケージ署名キーをインポートします。
curl -O https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc
rpm --import microsoft.asc
Zypper に SQL Server リポジトリを追加します。
SLES 15 の場合は、次のコマンドを実行します:
zypper ar https://packages.microsoft.com/config/sles/15/prod.repo
SLES 12 の場合は、次のコマンドを実行します:
zypper ar https://packages.microsoft.com/config/sles/12/prod.repo
スーパーユーザー モードを終了します。
exit
unixODBC 開発者パッケージと共に mssql-tools18 をインストールします。
sudo zypper install -y mssql-tools18 unixODBC-devel
注意
最新バージョンの mssql-tools18 に更新するには、次のコマンドを実行します:
sudo zypper refresh
sudo zypper update mssql-tools18
省略可能 :bash シェルで PATH
環境変数に /opt/mssql-tools18/bin/
を追加します。
ログイン セッション用に bash シェルから sqlcmd と bcp にアクセスできるようにするには、次のコマンドで ~/.bash_profile
のPATH
を変更します:
echo 'export PATH="$PATH:/opt/mssql-tools18/bin"' >> ~/.bash_profile
対話型/非ログイン セッション用に bash シェルから sqlcmd または bcp にアクセスできるようにするには、次のコマンドで ~/.bashrc
ファイルの PATH
を変更します。
echo 'export PATH="$PATH:/opt/mssql-tools18/bin"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
次の手順を使用して、Ubuntu に mssql-tools18 をインストールします。
注意
Ubuntu 18.04 は SQL Server 2019 (15.x) CU 3 以降でサポートされています。
Ubuntu 20.04 は SQL Server 2019 (15.x) CU 10 以降でサポートされています。
スーパーユーザー モードにします。
sudo su
パブリック リポジトリの GPG キーをインポートします。
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | sudo tee /etc/apt/trusted.gpg.d/microsoft.asc
Microsoft Ubuntu リポジトリを登録します。
Ubuntu 20.04 の場合は、次のコマンドを実行します:
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/20.04/prod.list > /etc/apt/sources.list.d/mssql-release.list
Ubuntu 18.04 の場合は、次のコマンドを実行します:
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/prod.list > /etc/apt/sources.list.d/mssql-release.list
Ubuntu 16.04 の場合は、次のコマンドを実行します:
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/16.04/prod.list > /etc/apt/sources.list.d/mssql-release.list
スーパーユーザー モードを終了します。
exit
ソース一覧を更新し、unixODBC 開発者パッケージを使用してインストール コマンドを実行します。
sudo apt-get update
sudo apt-get install mssql-tools18 unixodbc-dev
注意
最新バージョンの mssql-tools に更新するには、次のコマンドを実行します:
sudo apt-get update
sudo apt-get install mssql-tools18
省略可能 :bash シェルで PATH
環境変数に /opt/mssql-tools18/bin/
を追加します。
ログイン セッション用に bash シェルから sqlcmd と bcp にアクセスできるようにするには、次のコマンドで ~/.bash_profile
のPATH
を変更します:
echo 'export PATH="$PATH:/opt/mssql-tools18/bin"' >> ~/.bash_profile
対話型/非ログイン セッション用に bash シェルから sqlcmd と bcp にアクセスできるようにするには、次のコマンドで ~/.bashrc
ファイルの PATH
を変更します:
echo 'export PATH="$PATH:/opt/mssql-tools18/bin"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
macOS にツールをインストールする
" Homebrew をインストールします (まだインストールしていない場合)。 "
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
macOS El Capitan 以降のバージョンのツールをインストールするには、次のコマンドを実行します:
# brew untap microsoft/mssql-preview if you installed the preview version
brew tap microsoft/mssql-release https://github.com/Microsoft/homebrew-mssql-release
brew update
brew install mssql-tools18
Docker にツールをインストールする
Docker コンテナー内で SQL Server を実行する 場合、SQL Server のコマンドライン ツールは SQL Server Linux コンテナー イメージに既に含まれています。 対話型の Bash シェルで実行中のコンテナーにアタッチする場合は、ツールをローカルで実行できます。
SQL Server コマンド ライン ツールを使用してコンテナーを作成する場合は、インストール コマンドに ACCEPT_EULA=Y
を追加して、イメージの作成を中断せず、EULA をサイレント モードで受け入れてください。 Ubuntu ベースのイメージへのインストールの一部としての最終的なコマンドの例を次に示します。
sudo ACCEPT_EULA=Y apt-get install mssql-tools18 unixodbc-dev
オフライン インストール
Linux マシンが前のセクションで使われたオンライン リポジトリにアクセスできない場合は、パッケージ ファイルを直接ダウンロードできます。 これらのパッケージは、Microsoft リポジトリ (https://packages.microsoft.com ) にあります。
ヒント
前のセクションの手順で正常にインストールした場合は、次のパッケージをダウンロードしたり手動でインストールする必要はありません。 これは、オフライン シナリオのみです。
最初に、ご使用の Linux ディストリビューション用の mssql-tools18 パッケージを見つけてコピーします。 Red Hat 8.0 の場合、これは https://packages.microsoft.com/rhel/8/prod にあります。
また、msodbcsql18 パッケージも見つけてコピーします。これは依存関係です。 msodbcsql18 パッケージも、unixODBC-devel に依存しています。 Red Hat の場合、msodbcsql18 パッケージは https://packages.microsoft.com/rhel/8/prod にあります。
ダウンロードしたパッケージを Linux マシンに移動します 。 別のコンピューターを使用してパッケージをダウンロードした場合、パッケージをお使いの Linux コンピューターに移動する 1 つの方法は scp コマンドを使用することです。
パッケージのインストール : mssql-tools18 および msodbc18 パッケージをインストールします。 依存関係のエラーが発生した場合は無視して次の手順に進みます。 <version>
を正しいバージョンと置き換えます。
sudo yum localinstall msodbcsql18-<version>.rpm
sudo yum localinstall mssql-tools18-<version>.rpm
不足している依存関係を解決します 。この時点で、依存関係が不足している場合があります。 そうでない場合は、この手順は省略できます。 場合によっては、それらの依存関係を手動で見つけてインストールする必要があります。
次のコマンドを使用して必要な依存関係を調べることができます。 <version>
を正しいバージョンと置き換えます。
rpm -qpR msodbcsql18-<version>.rpm
rpm -qpR mssql-tools18-<version>.rpm
最初に、ご使用の Linux ディストリビューション用の mssql-tools18 パッケージを見つけてコピーします。 SLES 15 の場合、これは https://packages.microsoft.com/sles/15/prod にあります。
また、msodbcsql18 パッケージも見つけてコピーします。これは依存関係です。 msodbcsql18 パッケージも、unixODBC-devel に依存しています。 SLES の場合、msodbcsql18 パッケージは https://packages.microsoft.com/sles/15/prod にあります。
ダウンロードしたパッケージを Linux マシンに移動します 。 別のコンピューターを使用してパッケージをダウンロードした場合、パッケージをお使いの Linux コンピューターに移動する 1 つの方法は scp コマンドを使用することです。
パッケージのインストール : mssql-tools18 および msodbc18 パッケージをインストールします。 依存関係のエラーが発生した場合は無視して次の手順に進みます。 <version>
を正しいバージョンと置き換えます。
sudo zypper install msodbcsql18-<version>.rpm
sudo zypper install mssql-tools18-<version>.rpm
不足している依存関係を解決します 。この時点で、依存関係が不足している場合があります。 そうでない場合は、この手順は省略できます。 場合によっては、それらの依存関係を手動で見つけてインストールする必要があります。
次のコマンドを使用して必要な依存関係を調べることができます。 <version>
を正しいバージョンと置き換えます。
rpm -qpR msodbcsql18-<version>.rpm
rpm -qpR mssql-tools18-<version>.rpm
最初に、ご使用の Linux ディストリビューション用の mssql-tools18 パッケージを見つけてコピーします。 Ubuntu 20.04 の場合、これは https://packages.microsoft.com/ubuntu/20.04/prod/pool/main/m/mssql-tools にあります。
また、msodbcsql18 パッケージも見つけてコピーします。これは依存関係です。 msodbcsql18 パッケージも、unixodbc-dev に依存しています。 Ubuntu の場合、msodbcsql18 パッケージは msodbcsql18 、および unixodbc-dev にあります。
ダウンロードしたパッケージを Linux マシンに移動します 。 別のコンピューターを使用してパッケージをダウンロードした場合、パッケージをお使いの Linux コンピューターに移動する 1 つの方法は scp コマンドを使用することです。
パッケージのインストール : mssql-tools18 および msodbc18 パッケージをインストールします。 依存関係のエラーが発生した場合は無視して次の手順に進みます。 <version>
を正しいバージョンと置き換えます。
sudo dpkg -i msodbcsql18_<version>.deb
sudo dpkg -i mssql-tools18_<version>.deb
不足している依存関係を解決します 。この時点で、依存関係が不足している場合があります。 そうでない場合は、この手順は省略できます。 場合によっては、それらの依存関係を手動で見つけてインストールする必要があります。
これらの依存関係を含む承認されたリポジトリにアクセスできる場合は、apt-get コマンドを使用することが最も簡単な解決方法です。
sudo apt-get -f install
注意
このコマンドによって、SQL Server パッケージのインストールも完了します。
ご使用の Debian パッケージでこれがうまく行かない場合は、次のコマンドを使用して必要な依存関係を調べることができます。
dpkg -I msodbcsql18_<version>_amd64.deb | grep "Depends:"
dpkg -I mssql-tools18_<version>_amd64.deb | grep "Depends:"
次のステップ
sqlcmd を使用して SQL Server に接続してデータベースを作成する方法の例については、次のクイックスタートのいずれかをご覧ください。
bcp を使用して、データの一括インポートやエクスポートを行う方法の例については、「SQL Server on Linux にデータを一括コピーする 」をご覧ください。
SQL ドキュメントへの投稿
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詳細については、「SQL Server のドキュメントに投稿する方法 」を参照してください。