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MDX スクリプティング - CALCULATE

キューブの各セルに集計値を格納します。

構文

  
CALCULATE  

引数

なし

解説

CALCULATE ステートメントは、SQL Server Data Tools (SSDT) を使用してキューブを作成すると、キューブの MDX スクリプトの最初のステートメントとして自動的に含まれます。 CALCULATE ステートメントは、キューブの各セルに対して、粒度の低いセルから集計を行うよう指定します。 セルの集計後、式を使用して粒度の低いセルに値を設定すると、粒度の高いセルの集計値に反映されます。 通常はこの集計をそのまま使用しますが、CALCULATE ステートメントを削除することも、先に他のステートメントを実行することもできます。

CALCULATE ステートメントは、MDX スクリプト内の入れ子になったサブキューブに含めることはできません。 入れ子になったサブキューブは、SCOPE ステートメントを使用して定義されます。 SCOPE ステートメントの詳細については、「 SCOPE ステートメント (MDX)」を参照してください。

Note

計算されるメンバーは集計されません。

参照

MDX スクリプト ステートメント (MDX)
MDX スクリプティングの基礎 (Analysis Services)
割り当てとその他のスクリプト コマンドの定義