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StdevP (MDX)

バイアスされた母集団の数式 ( n で除算) を使用して、セットに対して評価される数値式の母集団標準偏差を返します。

構文

  
StdevP(Set_Expression [ ,Numeric_Expression ] )  

引数

Set_Expression
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式。

Numeric_Expression
通常、数値を返すセル座標の多次元式 (MDX) 式である有効な数値式。

解説

StdevP 関数では偏った母集団の数式が使用され、Stdev 関数では偏りのない母集団の数式が使用されます。

次の例では、バイアスをかけた母集団の公式を使用して、2003 年度の最初の 3 か月に対して評価した、Internet Order Quantity の標準偏差を返します。

WITH MEMBER Measures.x AS   
   StdevP   
   ( { [Date].[Calendar].[Month].[January 2003],  
       [Date].[Calendar].[Month].[February 2003],  
       [Date].[Calendar].[Month].[March 2003]},  
    [Measures].[Internet Order Quantity])  
SELECT Measures.x ON 0  
FROM [Adventure Works]  

参照

MDX 関数リファレンス (MDX)